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いつかのアジアのそらのした㉚体調もどるもまさかの予定変更

アジア旅30日目の朝は前日よりはマシになった。前日は下痢が酷くトイレからほぼ出れない、部屋から出れない状態だったから。朝はトイレに行ったけれど大丈夫そうだったので24時間ぶりぐらいに外に出た。

朝はチャイとパイを食べた。昼はゲストハウスのレストランでロールというチャパティに具を挟んだロールサンドを食べた。やっぱり長い時間は外に入れない。お腹を下したのもあるけど何せ暑いのだ。5月のインドは暑い。少し出かけては部屋で休むという事を繰り返した。

そういえば暑い季節は辛いのだがインドのフルーツは豊富だった。この日はオレンジ、ザクロ、ブドウを食べた。この後もインドでお腹を壊しながら旅を続けるのだけどフルーツが安くて美味しいのはありがたかったなぁ。

ゲストハウスのレストランでロールを頼んでいたら、日本人の男の子と知り合った。彼は海外旅行が初めてでインドに来たという。やはりココに来る人は何か違う感じがするね。強いというか最初の海外でインドを選ぶのがやるなって感じだ。その日本人の子と話したいのだがゲストハウスのレストランにいる日本人の女好きの店員がめんどくさい。これは私達がどうのって話ではない。ある意味だれでもいいのだ。あの人たちは。

インドは結婚するまで男女の交際が出来ないと聞く。今はどうなのか分からないけれど、気軽に女の子と話したり出かけたり出来ないのだ。それが対日本人には、なれなれしく話してくる。まさに隙あらば状態なのだ。実際痴漢も多い。インドの混みあった町中で痴漢をされたと何人かに聞いた。私もお尻を触られたことがあるが人が多すぎてどの人か全然分からなかった。

スタッフとのやり取りがめんどくさいので、早々に部屋に引き返した。とりあえず明日はネパールへ旅立つし、お腹も落ち着いてきたしと思っていた矢先のこと、なんと午後にスタッフから残念なお知らせが届く。なんとネパールはストライキに入ったという事で入国が4日後まで出来ないというのだ。

そんなことある?日本人感覚としてはびっくりだけれど、そのころネパールの政治は不安定だったので良くあることのようだ。いつの事の様にゲストハウスのスタッフは話していた。

とりあえずチケット代を返してもらい今後の計画を練り直す事にした。電車でジャイブルまで行くことにした。突然の出来事。予定変更。旅の良くせぬアクシデントは自分の行動だけでは無くて政治的なことも絡んでくるのだよね。

この日の明細はチャイ2杯とパイ2個で6ルピー、オレンジ15ルピー、ザクロとブドウで30ルピー、ロール22.5ルピー、夜ご飯20ルピー、水10ルピー、宿代(2日分150ルピー)合計253.5ルピー


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