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【EDH】個人的過ぎるコジレックの調整23/04/16

いってつです。

コジレックのリストは毎週変わっているので、自分のために記録付けています。その第6回。

前回から日が開いてしまった。その間には『ファイレクシア:完全なる統一』のリリース、第4期統率者神決定戦(2-4)と最強統率者決定戦(0-3)があり、今回の調整では「トーナメントで勝つ」ことを強く意識した調整となった。

トーナメントにあわせてコンボを少し増やした構成にしていたが、勝ったゲームはすべてコジレックのコンバット勝利であった。よって、コンボを減らし、コジレックの早期着地を目指す構築となる。

最近のコジレック


【IN】

《虚空の杯/Chalice of the Void》
《完全化の杖/Staff of Compleation》
《蜃気楼の鏡/Mirage Mirror》
《からみつく鉄線/Tangle Wire》
《アージェンタムのマスティコア/Argentum Masticore》

【OUT】

《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
《三なる宝球/Trinisphere》
《王神の立像/God-Pharaoh's Statue》
《殲滅学入門/Introduction to Annihilation》

【意図】

OUTを見ればわかる通り、アクションに追加のマナコストを要求する系統のスタックスをすべて抜いた構成を試している。

《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》などをはじめとしたスタックスは4番手になってしまったゲームのスピードを落としてワンチャンを生み出したり、1番手の時にマナ加速と合わせて展開してマウントをとったりといいカードだった。

しかし、フリープレイや盛り上げハッピーのようなカジュアルな場と違い、トーナメントではスタックスカードがプレイヤーの思考時間を非常に長くさせる。気になるプレイヤーにはゲームを進めるように声をかけるようにはしているが、それだけではどうしようもならないゲームが多い。

トーナメントでは引き分けは負けとほとんど同じ扱いになる。よって、わかりにくいスタックスカードをすべて抜き、代わりに《虚空の杯/Chalice of the Void》と《からみつく鉄線/Tangle Wire》を追加した。

《虚空の杯/Chalice of the Void》

《虚空の杯/Chalice of the Void》は0、1、2、どれで置いてもよい。いずれの場合もこちらも7枚ほどのカードが死んでしまうが、対戦相手の方がより強烈なダメージを負う。《虚空の杯/Chalice of the Void》を置くと手札にそのマナ総量のカードがたまる。仮に《虚空の杯/Chalice of the Void》が除去されても《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion》の能力で呪文を打ち消す、二段構えが容易になる。これはほかのスタックスカードには無かった魅力だ。
自分が4番手になって、ほかのプレイヤーがすでにマナアーティファクトを展開した後ならX=2で置く。相手は死ぬ。

《からみつく鉄線/Tangle Wire》

おかえり。ひさしぶりの採用となった《からみつく鉄線/Tangle Wire》。ほかのコスト増量スタックスと違い、第三者の《意志の力/Force of Will》を邪魔しないので置きやすい。
一方で、濃いめの緑がいるゲームでは、エンド前に《からみつく鉄線/Tangle Wire》を割られて一人だけ自由に動けるというピンチに陥る可能性がある。

《完全化の杖/Staff of Compleation》

無色の《森の知恵/Sylvan Library》。手札7枚でターンを回してからドローすれば8枚の打消しを構えることができる。
増殖も《虚空の杯/Chalice of the Void》《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》《からみつく鉄線/Tangle Wire》《爆発域/Blast Zone》、各プレインズウォーカーとシナジーする。対戦相手の《Mystic Remora》のカウンターを増やしたり。今後は対戦相手のバトルのカウンターをいじることもあるかも。
自分がオーナーであるパーマネントを破壊する能力も、コントロールをとられたコジレックを爆破したり、手札が少なくなった時にコジレックを爆破して唱えなおしたり、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》+《神秘の炉/Mystic Forge》がそろったときに《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》を爆破したりと様々な使い道がある。

《蜃気楼の鏡/Mirage Mirror》

主なコピー先は――
自分の《街並みの地ならし屋/Cityscape Leveler》《ウルザの作業場/Urza's Workshop》など。《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion》になると統率者のほうをサクれる。
相手の《リスティックの研究/Rhystic Study》《ネクロポーテンス/Necropotence》《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》ファイレクシアン法務官など。

《アージェンタムのマスティコア/Argentum Masticore》

本当に強い。実際にパーマネントを破壊できるまで1ターンのラグがあるのだが、自分のターンの初めに破壊できる+マナを使わないのは圧倒的。《Mishra's Workshop》からのマナでも唱えられるので、《無のロッド/Null Rod》があっても対処しやすい。
とうとうアド損ソーサリー除去であった《殲滅学入門/Introduction to Annihilation》を抜くことができた。クリーチャーなので打ち消しが当たりにくい。アーティファクトなので《発明博覧会/Inventors' Fair》で探したり《埋没した廃墟/Buried Ruin》で拾える。
《秘儀を運ぶもの、パコ/Pako, Arcane Retriever》や《軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces》とのマッチでも強い。
現状、《殲滅学入門/Introduction to Annihilation》を抜いてまったく困る場面はない。
前回の《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》を《街並みの地ならし屋/Cityscape Leveler》への変更もあり、少しずつシェイプアップされていて、非常に爽快。最高。

日記

いってつが死にそうなときに使っていいよ

ありがたいことに最近は非常に忙しい。
ぜひ晴れる屋メディアの記事をRTしたり晴れる屋チャンネルを高評価してください。マジで目標がキツイ!!!!

2月にはCommand Zoneのコジレック使いであるAshlenさんとコジレックミラーを楽しむこともできた。僕は幸せです。


この記事を書いたのは

いってつ
脚本家、小説家、ライター。
映画と写真、マジック:ザ・ギャザリングが好き
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