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《大いなる歪み、コジレック》100枚解説

コジレック野郎のいってつです。

『統率者マスターズ』構築済みデッキによってもたらされる10枚の新規カードで構築が大きく変わってしまう可能性もあるので、その直前の状態を記録しておきます。


ここで紹介するコジレックはクロックパーミッション型。

神決定戦など統率者戦のトーナメントで勝つことを目標・目的に調整したものだが、実質的なデッキパワーはティムナ&クラムなどの仮想敵に遠く及ばない。

コジレックで統率者戦のトーナメントに参加することはかなり無謀であることを念頭に置いていただきたい。チャリスやケージ以外では1キル2キルを耐えられないデッキだぞ。

いってつのコジレックでの最高戦績はガチコマトップ16。直近では神挑戦者決定戦1-4ドロップ。

マナ総量(MV)ごとに、カードタイプ順、アルファベット順で解説するが、わかりやすさを優先して一部順序を入れ替えた。

デッキリスト

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統率者

威迫12/12。2回の攻撃でプレイヤーを一人倒すことができる。

クロックパーミッション型では「コジレックの早期着地」→「コジレックの打ち消し能力でゲームをコントロールしつつ」→「コジレックで6回攻撃して勝利」といったゲームプランをとる。

MV0

《死の国からの脱出》で墓地から唱えた《ライオンの瞳のダイアモンド》や《ロフガフフの息子、ログラクフ》など。《モックス・アンバー》など色マナが出るカードは消したほうがいい。もっとも、これらのカードは土地を捨てても打ち消せるので、0マナのカードは必要ならプレイしていく。

《歩行バリスタ》

無限マナ成立時のマナの注ぎ先。ではあるものの、X=2で出しておくのが一番強い。無限マナなどそうそう成立しないので出し惜しみせずにすぐに出そう。コジレックのブロッカーになりそうな小粒を倒すのもアリ。

《虚空の杯》

いくつで置くかはケースバイケースすぎるのでこれだけで記事書いてもいいかも。基本は0か1。1で置いておくと《完全化の杖》の増殖でカウンターをいじれる。

《永遠溢れの杯》

「チャリスを1で」。ときどき本当に《虚空の杯》と勘違いする人がいるので注意。多重キッカー2くらいがせいぜいかな。これも《歩行バリスタ》とおなじく出し惜しみしないほうがいい。

《Jeweled Amulet》

抜いたり戻したり枠。余ったマナを次のターンに持ち越せる。2ターン目に3マナ使えるようになる。

《宝石の睡蓮》

キープ基準にはなりにくいが強い。コレを経由して唱えたコジレックは打ち消されやすさがアップするので注意。

《ライオンの瞳のダイアモンド》

同上。
手札をすべて捨てることになるが、コジレックでドローするので問題なし。むしろ手札にだぶついた土地を捨てられたり、エムラクールのカードタイプカウントを進められて嬉しい。

《水蓮の花びら》

もったいぶるな、すぐ使え。コジレック用の10マナのためにとっておくより、3~4マナのマナアーティファクトを1ターン早く出す方が強い。

《魔力の墓所》

キープ要素。1ターン目からこれを設置したゲームではライフに注意が必要。コジレック着地後、6ターンゲームしなければならないこのデッキでは本当に厳しい。《太陽の指輪》のほうがよっぽどいい。

《オパールのモックス》

キープの基準にならない。強い手札がもっと強くなるカードであって、弱い手札がマシになるわけではない。伝説のアーティファクトなので笏でマナが出せる。

MV1

各種チューター、《剣を鍬に》《猿術》といった除去に構えられる。手札に1枚は抱えておきたいが、1マナのカードはどれも強いので常にジレンマにさらされる。
いずれも《ウルザの物語》第三章で持ってくることができる。

《探検の地図》

《魂の洞窟》《ウギンの目》《作戦室》《ならず者の道》などサーチ先は様々。

《墓掘りの檻》

リアニメイト対策兼緑対策兼脱出対策。1マナでこれができるのはすごい。

《刻まれたタブレット》

めっちゃ弱そうなのに強かった。弱いので手札に抱えやすい。(どっち?)

1tこれ、2tにマナアーティファクト、エンド前に起動して3tにセットする土地をゲットする動きがなかなかいい。以前から1マナのカードを増やしたかったのでちょうどよかった。

《魔力の櫃》

キープ要素。これも《水蓮の花びら》同様にもったいぶらないほうがいい。すぐ倒して強いマナアーティファクトを唱えた方が受けが広くなっていい。

2本の鍵、《通電式召使い》《前兆の時計》とのシナジーはすさまじい。

《多用途の鍵》

◇最強◇。マナ加速を担いつつ、コジレックに回避能力を与える。《ウルザの物語》でサーチされるカードナンバーワン。

《師範の占い独楽》

強いカードを探しに行けるのでついプレイしたくなる。戦場に《作戦室》などほかのドロー手段がある場合はコマドロー起動→解決後に《作戦室》ドローでコマを手札に戻すことができる。

鍵や《前兆の時計》とのシナジーは言わずもがな。

《太陽の指輪》

キープ要素。このデッキ...…というかこのフォーマット最強のカード。最強すぎるだろ。

《通電式キー》

《多用途の鍵》ほどではないが強い!
対戦相手に渡された《願い爪のタリスマン》を連続起動できる。
対戦相手のアーティファクトもアンタップできることを忘れずに。対戦相手のマナアーティファクトを起こして妨害を撃ってもらったり、アーティファクトクリーチャーを起こしてブロックしてもらったりできる。一方で、ごくまれに《偏向はたき》されるリスクがある。

MV2

《波止場の恐喝者》《タッサの神託者》《サイクロンの裂け目》《死の国からの脱出》など、消したいカードはかなり多い。コジレックを唱えるときにはなるべく手札を減らしたいが、あえて2マナのカードを唱えずに抱えておくのもアリ。

《ダイアモンドのライオン》

2マナの《ライオンの瞳のダイヤモンド》。なんで速攻を持ってないんだ!

《面晶体の這行器》

2から1マナアーティファクト。2ターン目に4マナ使えるとかなり動きやすいので最近は2→1ファクトを増やしている。
中盤以降ブロッカーになれるというのはかなりの強みです。コジレックで殴りたいけれどライフが不安...…というときに思い切ったアクションができます。

《マナキン人形》

同上。こちらはパワーがあるのが嬉しい。

《通電式召使い》

ターンの終わりにモノリスや指輪をアンタップ。ブロッカーとしてもなかなかの強度。

《次元の歪曲》

クリーチャー除去。ターゲットは《ドラニスの判事》や《溜め込み屋のアウフ》、《織り手のティムナ》など。

《歪める嘆き》

クリーチャー除去、ソーサリー打ち消し。《偏光はたき》されにくい。インスタントタイミングでブロッカーを立てたり、使い方いろいろ。

《エボニー・フライ》

2→1。タップインだが、コジレック着地後はコジレックに飛行を与えることができる、かなり強いカード。

《アイ・オヴ・ヴェクナ》

2マナのキャントリップ。マナの余裕があれば中盤以降継続してドロー可能。
伝説のアーティファクトなので笏でマナが出せる。

《厳かなモノリス》

2→3。強い。が、これだけではギリギリキープできないこともあり、難しい。

《稲妻のすね当て》

コジレックを守ったり、《金属細工師》《晶洞ゴーレム》をすぐ使えたり。《跳ね橋》と入れ替えたくなっている。

《液鋼の首飾り》

2→1。まあまあ強い。
コジレックをアーティファクトにして鍵でアンタップしてブロックしたり、対戦相手のアーティファクト破壊と組み合わせて万能除去にしたり。コグラが攻撃する前に起動するのもいいぞ。

《精神石》

2→1。強い。マナが余ってきたらさっさとドロー。

《月銀の鍵》

ウルトラ強い。
《玄武岩のモノリス》《見捨てられた碑》の両方をサーチできるだけでなく、打ち消したい呪文と同じマナー総量のカードが手札にないときに任意のカードをサーチして打ち消すことができる。

最近は見かけないが、《溜め込み屋のアウフ》のキャストに対応して《マイトストーンとウィークストーン》を探して除去したり、アウフを無視して10マナ作れる《見捨てられた碑》を探すことができる。

《次元の大地図》

2→1。タップインだがなかなか強い。3枚目、4枚目の土地を手に入れられる。コジレック着地後も《ならず者の道》を探しに行ける。

《虹色のレンズ》

2→1。普通。

《思考の器》

2→1。強い。指輪の登場で手札が溢れるシーンも増えてきたので、手札上限がなくなる能力のありがたみが増している。ごくまれに《月銀の鍵》でサーチ。

《倦怠の宝珠》

《波止場の恐喝者》《タッサの神託者》などクリーチャーのETBをキャンセル。アーティファクトを並べる許しを得るカードだが緑にも効くので壊されやすい。これをバウンスしてから《波止場の恐喝者》を唱える人がまあまあいる。じゃ、コジレックの能力で...…


MV3

《毒の濁流》《織り手のティムナ》《ジェスカの意思》《リスティックの研究》《激情の後見》《偏向はたき》《否定の力》など。対戦相手の手札が増えるカードは消したほうがいい。

《鋳造所の検査官》

コジレックのコストは軽くならないが、コジレックを唱えるためのカードを軽くする。
3/2のスタッツのほうが大事。どうせブロックしないでしょアタックしてくるラガバンやティムナには根性見せていけ。

《金属細工師》

3→8。強いけどいまいちキープの基準にならない。ありとあらゆる除去で死ぬのでほんとうにアテにならない。イージーウィンできるカードだから抜かないけどアテにはしない。ターン帰って来たらヨシ!は次のターン土地引けばヨシ!くらいの危険度。

《パラジウムのマイア》

3→2。こういうのでいいんだよこういうので。2/2のスタッツが染みる。根性。押忍。

《玄武岩のモノリス》

3→3。強い。無限マナのコンボパーツになるため、少し除去を吸いやすい。対キナン対ザーダなどではこれをプレイしたらコピーされると負けるのでなるべく抱えておく。

《名誉に磨り減った笏》

弱いやら強いやら。プレインズウォーカーや《ウギンの目》からマナが出るようになる。《山賊の頭の間》からライフペイなしでマナを出せる。

《蜃気楼の鏡》

↓ここに書きました。

《彫り込み鋼》

強い。《一つの指輪》か《太陽の指輪》、《街並みの地ならし屋》になる。対戦相手の《ファイレクシアの変形者》のコピーになれることを忘れない。
自分の《魔力の墓所》をコピーしてはいけない。死ぬ。

《完全化の杖》

強い。ドローモードもさることながら、増殖でチャリスや《からみつく鉄線》のカウンター、プレインズウォーカーの忠誠度、相手の《神秘的負荷》のカウンターをいじれることをお忘れなく。コントロールを奪われたコジレックや《魔力の墓所》を爆破することも可能。

《からみつく鉄線》

強い。
基本的にはマウントをとりに行くカードだが、コジレックを守れそうにないハンドで戦場に出してしまうと、上家の「エンド前にコジレックを除去、しかるのちむかつき」で大変なことになってしまう。いつ置いても強いカードではない。

《三なる宝球》

同上。

《ウルザの保育器》

コジレック、エムラクールの着地を早めるアーティファクト。3→2マナアーティファクトの中ではもっとも弱い。

《摩滅したパワーストーン》

3→2。タップインだがまあまあやる。

MV4

ディハーダ、《滅び》《一つのの指輪》《ファイレクシアの変形者》など。デッキに入っているカードの枚数の割には当てどころが少ないのでどんどんプレイしよう。

《ジョイラの使い魔》

コジレックも軽くなる!プレインズウォーカーも軽くなる!2/2飛行が染みる。根性。押忍。

《前兆の時計》

強すぎて除去打ち消しを吸いまくるので一時抜いていたが、指輪の登場後は事実上2枚コンボになるため、リスクリターンが釣り合った感ある。

《面晶体の記録庫》

4→2。強い。終盤2ドローなのがほんとうに偉い。

《神秘の炉》

強い。未来コマコンボができるが、基本的には揃わないものだと思ったほうがいい。
トップを操作できる能力が強く、トップを確認・操作しながら《作戦室》などでドローしてコジレックの能力で打ち消そう。

《シッセイの指輪》

4→2。《スランの発電機》の完全下位互換だが、コジレックではこんなカードでも嬉しい。

《ウル=ゴーレムの目》

同上。普通。

《ストーンスピーカー・クリスタル》

4→2。《大祖始の遺産》のような能力がついている。任意の数のプレイヤーを対象にとれるが、基本的には《偏向はたき》をケアして全員を対象にとる。

《一つの指輪》

さいきょーすぎ。

《スランの発電機》

4→3。めっちゃ強い。

《大いなる創造者、カーン》

カーンは戦闘以外では除去しにくく、4マナアーティファクトなどをクリーチャー化すればかなり場持ちがいい。《からみつく鉄線》同様マウントをとりに行くカードだが、こちらは裏目が少ない。

自分の墓地を追放して[-2]でアーティファクトを回収できることをお忘れなく。

MV5

《むかつき》やクラムなど。こちらも構えるよりどんどんプレイしたほうがよい。

《晶洞ゴーレム》

5→10。最強。これが戦場にあるなら、場合次第ではコジレックを除去させてもよい。なんなら能力をスタックにのせたあとで自分から《完全化の杖》で爆破する。
2回目以降のキャストでは統率者税を追加で払う必要があるが、《魂の洞窟》《山賊の頭の間》から出たマナで税を払い、その恩恵を得ることができる。 

《見捨てられた碑》

5→10。
強すぎる。ライフゲインも大事な能力なので忘れず誘発させよう。指輪と《完全化の杖》の登場以来、ライフゲインの重要性が増した。
追加のマナは《見捨てられた碑》自信から出ていることに注意。《Mishra's Workshop》や《マイトストーンとウィークストーン》をひねったときに追加で出るマナは使途自由。

《金粉の水蓮》

5→3。このデッキでは《スランの発電機》の下位互換だがそれでも十分強い。

《精神の眼》

対戦相手のドローに相乗りする。
コジレック着地後はこれがあると簡単にマウントが取れる、コジレックが出るまでは引きたくない。

《マイトストーンとウィークストーン》

5→2。ここからでるマナはコジレックを唱えるのに使えないが、《リスティックの研究》の支払い、鍵の起動コストには使える。《玄武岩のモノリス》があると損失なしでマナロンダリングができる。

MV6

ティヴィット、《ボーラスの城砦》など。特にティヴィットは絶対に着地させたくない。手札に大切に抱えておきたい。


《終末を招くもの》

最強エルドラージ。コジレックのブロッカーをどかしたり、スライサーをしょぼくれさせたり、暇ならドローしたり。何も無くても本体に1点とばすのを忘れずに。

《夢石の面晶体》

6→3。結構強い。3枚ドローも強い。

《ニンの杖》

《フェアリーの黒幕》《オークの弓使い》を焼くための存在。毎ターンの追加ドローも嬉しいが、小粒を焼いてコジレックのダメージを通せたり、何かと便利。

《人知を超えるもの、ウギン》

除去とマナ加速を兼ね備えたプレインズウォーカー。最近はわざわざこれで触らなくてはいけないものを見ることが減ったので、安定して盤面を作っていくことができる。っていうか、こんなカードをつかってまで除去するのは「いい人」すぎる。

MV7

《深淵への覗き込み》。

《全ては塵》

めちゃくちゃ強いのだが、ソーサリーなので打ち消しが当たりやすい。7マナのテンポ損はまあまあしんどいので撃ちどころが難しい。
部族・ソーサリーでカードタイプを2つ持つことに注意。エムラクールカウントに影響する。

《彩色の宇宙儀》

7→5。強い。が、「これ出してから鍵使ってコジレックだそ〜」と欲張ると宇宙儀を消されてテンポ損するので、基本的にはコジレックを先に唱える。コジレック着地後なら打ち消されることはない。

新カードと入れ替える予定。

MV8

ここまで来ると打ち消しとしては機能しにくい。X呪文にたまに当たるかな〜という程度。

《街並みの地ならし屋》

ちびウラモグ。唱えたときだけでなく、攻撃したときにも任意のパーマネントを破壊できるのがすごい。ほんとうにすごい。

《精霊龍、ウギン》

基本的には全塵より多少打ち消されにくい全体除去だと思ったほうがいい。起動できるのは2回がせいぜい。

MV13

エムラクールにはエムラクールぶつけんだよ!

《約束された終末、エムラクール》

どれだけ不利でもこの一枚で逆転しうる、最強のエルドラージ。13/13飛行がただ強い。このカードがあるからいってつはティムクラやテシャールのリストを一人回ししている。
墓地のカードタイプの枚数を数えるときは、対戦相手の墓地も見といてなにかコメントする。茶単が自分の墓地をだけを見ていたらバレバレ。

土地

MV0のカードたち。アウフヌルロが減っているので、土地も減らしている。
「そんな土地置いてあったのかよ」とトラブルになりやすいので、土地をプレイするときは必ず正式名称で「○○をプレイ」と宣言すること。

《古えの墳墓》

キープ要素。
2点のダメージを最序盤から受け続けるのは正直かなりキツイが、そこまでしなければならない「キッツい」デッキを握っていることを自覚しよう。

《眷者の居留地》

コジレックデッキでは《作戦室》の上位互換。うっかり寝かせてしまわないように注意。

《埋没した廃墟》

墓地のアーティファクトを回収できる。コンボパーツを拾うのではなく、打ち消しを拾うカードである。

《魂の洞窟》

基本的にはエルドラージをコール。
青が一人しかいないテーブルでは、コジレックを打ち消せば妨害が飛んでくるリスクが減るため、青がコジレックを打ち消そうとしてくる。《探検の地図》でサーチする価値はある。

《裏切り者の都》

強いんだか弱いんだか。2ターン目に引くぐらいがちょうどいい。

《水晶鉱脈》

これは強い。

《エルドラージの寺院》

これも強い。

《ウギンの目》

強い。コジレック着地後はこれと7マナを構えればほぼ無敵。《全ては塵》のコストも軽くなることをお忘れなく。

《宝石の洞窟》

キープ要素。追放するカードは欲張らず一番重たいカードにしよう。

《山賊の頭の間》

強いがキツイ。コジレックのクロックが1ターン早まる、《金属細工師》《終末を招くもの》を即起動できるという意味ではめちゃくちゃ強いのだが、3点ペイはかなり重くのしかかる。
《名誉に擦り減った笏》で節税しよう。

《発明博覧会》

つよ〜い。
ライフゲインがつよ〜い。
コンボパーツを集めようと思って起動してはいけない。これは打ち消しを探すカード。このデッキはコンボじゃなくてコントロール。

《Mishra's Workshop》

キープ要素。
さすがに強い。無くてもデッキは組めるが持っているなら入れない理由はない。ここから出るマナは起動コストの支払いにも使えず、ロンダリングがほぼ不可能。

《英雄の公有地》

まあまあな強さ。コジレックを守る土地。エンド前にこれを倒して《作戦室》を起動したところに除去が飛んでくることがあるのでやや難しいカード。構えていたら構えていたで手札弱いってバレるしなあ。

《聖遺の塔》

指輪や《終末をもたらすもの》などで手札が溢れやすいので。

《ならず者の道》

激強。コジレックと戦いなれていない人はこの土地で死んでいく。逆に、初手から持っている場合はなるべく出し惜しむ。

《ウギンの聖域》

コジレックを唱えたときにも誘発するが、コジレックのドローを先に解決することで、手札が7枚になった状態で《ウギンの聖域》をサクるか選べるようになる。相手に効きそうな1枚を見せておこう。

《屍肉あさりの地》

結構強い。これに限らず能力を持つ土地は存在を忘れられがちなのでうまく構えよう。対テシャール戦では3マナ失ったつもりで構え続けろ。

《マイコシンスの庭》

《ライオンの瞳のダイヤモンド》をコピーして即起動できることが有名だが、除去されそうな《墓掘りの檻》やチャリス、《倦怠の宝珠》になることが多い。マナが欲しいときは《太陽の指輪》。絶対に《魔力の墓所》をコピーしてはいけない。

《演劇の舞台》

《Urza's Workshop》や《作戦室》をコピーする。

《アンダーダークの裂け目》

かなり万能な除去。土地でクリーチャー、アーティファクト、プレインズウォーカーを除去できるのはすごいよ。

《ウルザの作業場》

ウルザの・土地の数だけマナが出る土地。おおむね2マナ出る土地。《演劇の舞台》でコピーできればかなりのマナ加速。このリストでは採用していないが、《ヴェズーヴァ》もアリ。
ウルザの・土地をたっぷり抱えてキープしたら金属術が達成できない!なんてことがないように。

《ウルザの工廠》

土地・ウルザの。ウルザトロンが揃うことはまずない。僕は5回くらいしかない。

《ウルザの鉱山》

土地・ウルザの。

《ウルザの魔力炉》

土地・ウルザの。

《ウルザの物語》

土地・ウルザの。
打ち消されること無く《多用途の鍵》や《墓掘りの檻》を出せるのがすごい。構築物トークンもかなり強いので、積極的に生成しよう。

《ウルザの塔》

土地・ウルザの。

《作戦室》

固有色のないこのデッキではライフペイなし!強い!

《魔女の診療所》

最近試している土地。
コジレックで殴りたいけれどライフがカツカツでブロッカーが足りない……ともじもじするのが一番もったいないので、コジレックに絆魂をつけて殴ることにした。いまのところ結構強いです。

入っていないカード

《ファイレクシアへの門》

強い。基本的に入れたほうがいいが、神決ではこれをプレイする余裕はぜんぜんない。みんなはコジレックで神決に出ることは無いだろうから入れたほうがいい。

《家路》

《金粉のドレイク》は比較的消しやすいのでいまは入れていません。《演劇の舞台》と入れ替えてもいいかも。

《漸増爆弾》

入れたすぎる。自分の《魔力の墓所》壊したり、宝物全部片付けたりしたいよ。

《クラーク族の鉄工所》

強いことは違いないのだが、某テシャールマスターのせいで実態以上に強いカードだと思われて打ち消されたり破壊されたりしていまいちうまく機能しない。これを経由して最速で唱えたコジレックを対処されるとゲームに復帰することも難しく、現状「危険すぎて扱いきれない」といったところ。みんなはいれたほうがいい。

《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
《成長の揺り籠、ヤヴィマヤ》

《ウギンの目》《Mishra's Workshop》《山賊の頭の間》から安全なマナが出るようになる。悪くないんだけど枠が足りないと抜いてしまいがち。

《タバナクル》


持ってない。

展望


アートがコジレックの無色呪文に「いってつ」がついてるのはぼくのインビテーショナルカードすぎるだろ。

かなり強そうです。《彩色の宇宙儀》と入れ替える予定。

参考になるんだかならないんだか分からない動画。
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コジレックでトーナメントに参加するのはおすすめできないが、コジレックというデッキはめちゃくちゃ楽しい!ワークショップとかLEDは無くてもいいから気軽に挑戦してみて欲しい。
僕が初めて組んだコジレックは《厳かなモノリス》さえ入ってなかったよ。

100枚解説はデッキを整理するためにもぜひみんなやりましょう。

この記事を書いたのは

いってつ
脚本家、小説家、ライター。
映画と写真、マジック:ザ・ギャザリングが好き
なにか書かせたい人はDMかskebへ
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【いってつのほしいものリスト】
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