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生活コストを下げる話は親には通用しない話。

こんにちは、まりあんぬです。

今回は生活コストを下げる話は親には通用しない話。をしようと思います。

(あくまでも個人の見解で、考え方は人それぞれということを念頭においてください)

最近私の一番思っていること、そしてヨーロッパ周遊を終えて改めて思えたことそれは「働きたくない」ということです。こんなことを言ってしまうと、怠け者とかそんなことを言われますが、「働かない」という選択がなぜいけないのでしょうか。

日本人の道徳は、ワーカーホリックこそ優秀という概念がめちゃくちゃあります。毎晩遅くまで働いて、働いた量だけ偉いという考えがあります。

私はヨーロッパ周遊をしていて、イタリアに1ヶ月ほど、滞在したのですが、イタリアこそ好きではありませんが、この周遊で大きく学んだイタリアの言葉がありました。それが「なにもしない喜び」。

海の近くでは、夕方になると、椅子を持ってきて、浜辺てただ座って、なにもせず、夕日が沈むのをみて、そして帰っていく人たちをたくさんみました。旅行をするとあれもしなきゃこれもしなきゃと思うことがあるかもしれませんが、なにもせず、その場にいることを感じるということがいかに素晴らしいことか、ということは、イタリアに来て学んだことでした。

だからこの頃から私は、だいぶいろんなところに「働きたくないんだ!」と公言しています。働きたくないからこそ、働く時間を最小限にしようと効率を考えるし、無駄作業はものはどんどん切り捨てていきます(会社では日報を書かない悪い子でしたが、上は見ているわけでなさそうでしたのでとくに怒られることはありません)決して働きたくない人が、優秀でないということは限らないと私は思います。

そして人には仕事好きなワーカーホリックな人もいますし、仕事が嫌いな人もいます。仕事が好きな人は仕事をたくさんすれば良いし、仕事が嫌いな人はできるだけしない、効率的な方法を選んだ方が最終的にたくさん働くことよりも幸せになれるケースがあります。

しかし特に東京のコストは「働かなくては」生活できないコストです。そしてあらゆる生活費や娯楽のほとんどにはお金がかかります。つまり、コストのかかる娯楽や生活費には対価が必要で、そのためには稼がなくてはならないのです。もちろんもともとお金持ちであれば働かなくてもたくさんお金が入ってくるでしょうが、無い物ねだりをしたところで、親がお金持ちでないことを呪ったところで何の意味もありません。

そして、あなたにとって生活水準、娯楽とはなんなのか。たくさんのお金を使うものであれば、その分の働く種類や量を考えなくては行けません。

そして私にとって最高の娯楽、そして最高の至福は「なにもしないこと」「働かない」ことなのです。だからたくさん働くことは私には不幸で、なにもしない時間が得られないのは悲しいことなのです。

働きたくない。でも生活と娯楽を得るためには?その方法は生活費を下げることとなるでしょう。生活費を下げるイコール貧しい暮らしという形にはなりません。生活費を下げても、贅沢できる場所は探せばそれなりにあります。

生活費を下げると「毎月別に働かなくてもいい」という状況になり、心に余裕が生まれます。その余白が創造性をつくり、結果として収入が伸びる可能性もあります。

また、都心に行かなきゃ稼げないという時代はもうそろそろ終わるのではと私は思っています。生活コストを抑えて働く時間も抑える、そうすると何時間も働いている人より、時間が他のことにも費やせます。

しかし、親の世代はなかなかこれを理解してくれません。なぜなら、生活水準に魔の固定概念トラップが染み付いてるからです。資本主義であり大量消費の時代には、たくさんものを消費したり、高い物を買ったり、ゴージャスな暮らしをすることが娯楽や良い生活と考えている人が多く、お金は持っているほど成功者と思っている人お多いことが理由となります。今の時代、むしろものが溢れかえりすぎていて、しかももともとは高いとされていたものも安く買えたり、ユニクロのデザイン性が上がって、中層階級のファッション媒体よりも機能やデザインが良いものもあります。お金をかけなくても楽しいことも増えました。たくさんのものを買い込むより、少ないもので、良いものを買うという考え方もあります。そして人生の成功はお金を稼ぐことではなく、自分のやりたいことを人生でやりきることだと思っています。


そしてもう一つ。私は現在実家で暮らしています。確かに実家であれば家賃もほとんど払わなくて良いし、日常費用(食費ほかあらゆる備品)がかかりません。ならば自宅にいることが最大限の生活コストを下げられる方法です。しかし、もうひとつ私が働かない以外に欲しいのは「独りでいること」です。つまり、私が欲しい全てのものは「できるだけ働かず独りでいること」。

つまり私の場合、独り入れる資金+自分の思う娯楽費用=自分がもとめている生活水準=最低限働かなくてはならないお金です。

これはまず、家賃や娯楽費の高い東京ではなかなか難しいのは当たり前の話です。ただの「貧しいひと」にしかなれません。

なので策としては物価の低い場所に行き、生活費を下げます。物価の低い場所に行くのは働かない「手段」。イージーモードで生きるための手段です。

働かないために、そして独りでいるために、生活費を下げる。下げたところで、東京で味わえる娯楽は確かにないかもしれませんが、働かない、働く時間以外を増やすことが自分にとって価値のあるものだと考えるひとであれば、そう言った方法もありなのではないでしょうか。


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