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アメリカで政府が無料配布しているコロナ抗原テストに応募してみた(2022年1月現在)

今、アメリカのバイデン政権はN95マスクを無料で配ったり、コロナの抗原テストを無料で配ったり、コロナワクチン一本では抑えきれない感染状況を改善するために様々な政策を打っているようです。
政府からの要請で、薬局で販売されている市販のコロナ検査キットを医療保険の会社が費用をカバーするように通達も出しています。

https://www.hhs.gov/about/news/2022/01/10/biden-harris-administration-requires-insurance-companies-group-health-plans-to-cover-cost-at-home-covid-19-tests-increasing-access-free-tests.html

医療保険会社が新たなサービスとして始めたのかと思っていました。
知り合いの現地のおじいちゃんによると「自分の生涯でこれほど社会主義的な政策が取られたことはない(でも必要だとは思う)」のだそうです。


我が家は基本的に在宅勤務なので、ホームキットは不要かと思っていました。
テストの結果に拘わらず具合が悪ければオンラインで職場にそのことを伝え、家で休んでいればいいし、もっと具合が悪くなれば病院に予約の電話をするだけだと思っていたからです。
家で自分でやったテストの結果を(陽性にしろ陰性にしろ)病院がどれほど信用するかは分かりませんしね。
さすがに陽性が出たら「感染している」前提で病院も対応するのだとは思っていますが…。

ただ子どもの扱いのことを考えて、ホームキットに申し込むことにしました。
子どもの年代にもよるのですが、CDCによるとワクチンを打ってない(幼くて打てない)子どもたちは10日間の休校を要請されます。
ワクチン接種済みの子どもたちは濃厚接触者になった場合5日間は自宅待機、その後抗原テストなどで陰性証明を取れば再び登校が許可されます。(2021.1.25現在)

ワクチン接種状況に拘わらず、学校に戻る際には陰性証明が必要な場合も多そうなので、家にあって損はないかな!と思って申込みました。
1家族につき4回分のhome-screening kitが配布されます。
同じ住所の別の家族が再び応募しても無効になるのでご注意下さい。

アメリカの郵便局USPSがキットを配達してくれるそうです。
無事に手に入れることができればまた追記しようと思います。


これらのキットが実際に使えるかどうかは結局
「自分の所属している職場や学校が検査結果を認めてくれるか」によると思っています。
まずはご自分の通っている職場や学校で、政府が配っているテストを有効とするかどうかを確認されるとよいかと思います。
学校もコロナ陽性者が出る度に、先生たちにテストを受けることを要求するのでよくご存知だと思います。

CDCの情報も刻々と変わっていきますし、私の理解が不正確な場合もあるのでご自分で応募される場合は一度調べて下さいね。
アメリカ政府が無料配布する抗原テスト(1時間以内に結果が出る)の応募サイトはこちらです。

あとスーパーや大手の薬局などでも、山積みで抗原テスト(antigen test)が売られているのを見かけます。
値段は本当にピンきりですが、地元の人に聞くと「だいたい1回12ドルぐらいでできるんじゃない?」だそうです。
1回99ドルの検査を受けに行ったこともある私たち家族は大分高いお買い物をしたことになりますね…。本当に高かった。。

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