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保育士試験再チャレンジ R6前期 教育原理 やり直し

こんにちは、スロース英語教室のNaoko(itsumi)です。
子どもが学校に行き始めたので、保育士試験の過去問のやり直しから行おうと思います。
今回はこちらの動画を見ながら勉強します。


前回の試験の振り返りをしました。
思うに過去問に出てきた人物などは覚えられていたが、過去の書物からの問題(モンテッソーリの幼児の秘密、倉橋惣三の保育要項?)の対応が不十分だったなあと思いました。


過去問アプリで非表示なのをいいことに放っていたので当然の結果ではあります。
前回はとにかく最低限の勉強を優先させた結果そうなりました。
前回の記事で書いた通りです。


今日はこちらの動画を見ながら復習をしました。

問1…教育基本法から。つまり、概念や原則について定めた法律。

「A」学問の自由は、これを保証する…これは「日本国憲法第23条」

「B」教育は人格の完成を目指し平和で民主的な国家及び社会の形成者として…(以下略)
こちらが正解。「教育基本法第1条」

「C」の「学校を設置しようとする者は、文部科学大臣の定める設備などに関する基準に従って設置しなければならない」
具体的すぎ!→「学校教育法第3条」



問2…児童憲章(1951)について。この部分を覚える。

我らは、「日本国憲法の精神」にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し…(以下略)

児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境の中で育てられる。

児童憲章の有名なところ(前文)

すべての児童は、家庭で「正しい愛情」と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる「環境」が与えられる。

児童憲章 第2条(全部で12条)


問3…外国の教育システムについて

自分が解いた過去問より。答え合ってたけど当てずっぽうに近い。イギリスは5歳から義務教育!


アメリカ
の教育システムは「6歳から」学校が始まる
5歳はK=kindergarten。高校まで(18歳まで)義務教育。

アメリカの教育システム


問4…モンテッソーリ(1870-1952)「幼児の秘密」の一部より。
過去問アプリやこちらの動画でも「著作権の問題で非表示」となっていますが、このように引用元を明示しても著作権に引っかかるのでしょうか?
詳しい方よろしければ教えてください。

特に動画内で解説がなかったので、ChatGPTに聞いて、要約しました。

モンテッソーリはフレーベル (1782-1852) の
「遊びの重要性」「象徴的空想の発達」「恩物」に否定的
だった。

自己発達の力は、子ども自身が自由に環境と関わり合いながら学ぶことで発達。フレーベルの「恩物」は指導者側が特定の遊びや活動を提供するので恣意的。とモンテッソーリは主張している。



問5…また人物についての問題。江戸時代の儒学者は区別がつきにくい。

貝原益軒(1630-1714。かいばら えきけん)…江戸時代中期の儒学者
医学を収め、自身は健康に恵まれず。
「日本のロック(Locke)」と呼ばれる。
「随念教法(6−20歳の教育方法)」で善行の習慣形成の必要性を説く
他に「養生訓」←健康に気をつけて!

荻生徂徠(おぎゅう そらい)…江戸中期(1666-1728)の儒学者。
古代のテキストの研究に重きを置く。「弁名」

佐藤信淵(さとう のぶひろorしんえん)幕末の儒教者。「垂統秘録」は国家の政治と経済に関する理論を述べた書物。「日本外史」も有名。

伊藤仁斎(いとう じんさい)江戸中期の儒教者。
「仁斎学派」という儒教の流派を創設した。
「仁」と「義」を重視し、倫理的な実践と道徳的な行動を強調。
「古義塾」という私塾を創設。


問6…人物と書物を組み合わせる問題。

世阿弥(能を作り上げた人、室町中期)…風姿花伝
「初心忘るべからず」「秘すれば花」(想像する余地を残す芸)

北条実時(ほうじょう さねとき 1224-1276。鎌倉時代中期)
…金沢文庫(
自宅近くに設けた図書館。横浜市)

広瀬淡窓(1782-1856 ひろせ たんそう)…私塾「咸宜園」(かんぎえん)。大分県日田市。
江戸時代後期の儒学者、教育者

中江藤樹(1608-1648)…江戸時代初期の儒学者。「日本陽明学の祖」
「孝」
を大事にすべし。書物「翁問答」

問7…書物の一部が引用されている。こちらも動画内ではあまり言及なし。
解き方が分からないままなので(正解はしたものの)一旦飛ばします。
解き方が分かれば追記します。


問8…カリキュラムの種類について

経験カリキュラム…学習者が中心となり、学習者の興味や関心を尊重したもの。デューイ的な?⇔教科カリキュラム

潜在的カリキュラム…呼ばれたら「はい」と返事するなど、環境によって自然と身につくもの

合科カリキュラム…複数の教科の垣根を取り払い、ひとまとまりとしたもの

総合カリキュラム…個別に行われていた各カリキュラムの共通部分をまとめたもの

問9…「保育所保育指針」第1章「総則」4-2より(幼児期の終わりまでに育って欲しい姿)。
(キーワードだけでも)絶対覚えてほしい!とのこと。

(中略)自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみをもつようになる。
また保育所内外の様々な環境に関わる中で、
遊びや生活に必要な知識情報を取り入れ、知識情報に基づき判断したり、知識情報を伝え合ったり活用したりする…(中略)

問10…「学びや生活の基盤を作る幼児教育の小学校教育の接続について」の問題。

・「幼保小の協働」なので「重なりがある」ではなく「つながっている」
・「小学校での学習や生活に関する自らの不安や不満を一人で抱え込むことにより」とあるので、「不登校」を選択


(おまけ)PISA2022(OECD)の資料について

15歳を対象に「読解」「数学」「科学」の3つのリテラシーについて学習習熟度を測るテスト。3年毎に実施。
日本のスコアはいつも高い。1−2位(東アジアは軒並み高い)

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