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進撃のWeek Day1 自分理念設定

みなさんこんにちは。現在台湾の大学に留学中の前田 逸月(イツキ)です。
知り合いの方がこの”進撃の就活”に招待してくださり、これは経験を積むチャンスだ、と思い参加を決意しました。

進撃の就活:戸村光さんという方がシリコンバレーで培ったスキルを一週間に凝縮して学ぶことのできる就活イベントです。一週間の最後には企業の方々の前でプレゼンをし、採用してもらえるチャンスがあります。

・一週間の流れ

1日目、自分理念設計 (AM7:00~7:30)
2日目、シリコンバレー流・伸びる会社の見極め方 企業分析 (AM7:00~7:30)
3日目、他者を魅了する・文章の書き方研修 (AM7:00~7:30)
4日目、企業を魅了する自己プレゼン戦略 (AM7:00~7:30)
5日目、ドラフト会議 (AM7:00~7:30)
*日本時間

この記事では1日目の自分理念設定について書いていきます。

1,自分理念の作り方

まず自分理念は3つのポイントが重なった場所にあります。
一つ目、自分がやりたいこと
二つ目、自分ができること
三つ目、自分がやるべきことです。
上記の3つのポイントをうまく重ね合わせると自分理念が浮かび上がると思います。
一つ一つのポイントをより明確にするために自分の強みをステップを踏んで探していきます。

2, STEP① 過去にしてきたことを振り返る

自分の過去を辿って見ていきます、過去を振り返ることで自分ができることが鮮明になると思います。なぜなら昔から積み上げてきた経験や努力はほとんどが自分のためになっていると感じるからです。そして自分ができることがわかれば、自ずとやりたいことも見えてくるでしょう。

時系列に並べて、いくつかのポイントから自分の過去を書き出します。

小学校時代 (2007~2013)

・好きだったこと:レゴブロック、朝ドラ、運動
・この期間で得たスキル:柔道、水泳、テニス、絵画
・思い出深い出来事:習い事の帰り道で、当時電車通学だったにもかかわらず走って帰ろうと思い、そのまま家までマラソンで帰ったこと。
・その出来事で感じたこと:あの時は思いついたことを悩む暇もなくすぐ実行に移せていたなと思いました。大人になってもこの行動力は絶対に忘れてはいけないと感じました。

中学校時代 (2013~2016)

・好きだったこと:マンガ、ゲーム、運動
・この期間で得たスキル:水泳、柔道
・思い出深い出来事:中学一年の時の初めての英語のテストで20点くらいの低い点数を取ってしまいました。それからこの点数はひどいと思い毎週日曜日の朝に英語の勉強を取り入れ、それを習慣化させました。長期間の積み重ねのおかげで2年生の時には平均点を越えるようになり、3年生では80~90点以上の高得点を出すことができました。
・その出来事で感じたこと:テストという自分の実力が数値化される事柄に継続して取り組み、その頑張りが目に見える形で結果となったのが嬉しかったです。
・一番経験になったこと(一言で):小さな努力も続ければ結果が出る。

高校生時代 (2016~2019)

・好きだったこと:テニス、数学、友達と遊ぶ
・この期間で得たスキル:テニス、体力、コミュニケーション力、効率的な勉強のしかた
・思い出深い出来事:2年生の時に『環太平洋学生キャンプ(PRIC)』という、世界中の高校生を100人ほど集めて一週間のキャンプ生活をする活動に参加しました。そこで自分の言語能力の低さや、考えが稚拙なことを実感しました。
・その出来事で感じたこと:同じ高校生なのにこんなにも能力や考え方に差があるのかと自分のレベルの低さを知りました。なので自分のレベルの低さを補うために今の自分で何ができるかをそのキャンプ中に模索して、そこで出会った方々のレベルになんとかついていけるまで成長しました。
このキャンプを通して、自分が上にいることができる環境は居心地がいいけど、自分が成長したいなら自分が劣等感を感じる環境に身を置くことが大事だなと思いました。
・一番経験になったこと(一言で):世界の広さを知ることができた。

大学入学〜現在 (2019~2021)

・好きなこと:テニス、マンガ、中国語
・この期間で得たスキル:テニス、中国語
・思い出深い出来事:コロナ期間中の夏休みに学校が母国に帰らない生徒向けに台湾を一周するプログラムを計画してくれました。そのプログラムの中でグループリーダーになり、責任を持って行動してグループを盛り上げました。
・その出来事で感じたこと:リーダーのような責任のある役職について、メンバーに伝言したり、逆にメンバーから伝言を受け取ったりして情報の整理が大変だなと感じました。ですがそれだけ活動が終わった後の達成感も大きいことがわかりました。
・一番経験になったこと(一言で):責任のある仕事は達成感が大きい。

これらの経験から自分の強みは”環境適応能力”であると考えます。


3, STEP② 自分にぴったりのキーワードを探す

次に上記の経験を考慮しながら自分に合うキーワードを5つ選びました。
1, 覚悟
2, 改善
3, 環境
4, 分析
5, 感謝
それぞれのキーワードと自分の経験を紐付けていきます。

1,覚悟:色々な物事に挑戦するにあたって、多くの場合自分の未熟さを実感すると思います、ですがそこに足を踏み入れたのは自分です。覚悟を持って物事に取り組むことが大事です。

2,改善:中学の時にテストで失敗をしました、ですがそこで自分には無理だ、と諦めないで改善していくことで失敗から経験に変わります。

3,環境:どんなに辛い環境でも今自分にある能力でどうにかできないか工夫して改善して実行することで、どんな環境にも適応することができると思います。

4,分析:なぜテストで悪い点を取ってしまったか、次にどうすれば成長できるか、物事の原因や解決策を分析することは改善する前の必須事項だと思います。

5,感謝:自分が今までしてきた経験の背景には必ずその物事を引き起こしてくれた誰かがいます、その多くの人たちのおかげで今の自分があることに感謝を忘れてはいけません。

4, STEP③ STEP①,②を踏まえて考える

今までのSTEP①,②を踏まえて、

『どんな環境に足を踏み入れる時も覚悟を持って進む。もし失敗した時は原因を分析して改善する、そしてそのプロセスを与えてくれた誰かに感謝を忘れない。』

と、まとめることができました。

『自分がいる環境の全てに感謝する』

これが私の自分理念だと考えます。

5, 自分理念の大切さ

最後になぜ自分理念が大切かを考えます。戸村さんは『荒波に襲われた時に自分理念が必要、なぜならそうじゃないと軸がぶれてしまうから』、と言っていました。私もこの考えにとても共感しました。さらに私は、自分の考えがしっかりしていれば周りの考えを聞く余裕ができると考えました。なぜなら自分の軸がぶれていたらまずは自分のことしか考えられないからです。
自分に余裕を持つという点でも自分理念が大切だなと感じました。

明日もがんばりましょう。



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