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日比谷の空の下で小山田壮平を見た日

6月4日、日比谷音楽祭に行った。小山田壮平のフリーライブ(30分)がどうしても見たくて。こんなに小山田さんにハマるとは思ってなかった。とっても良かったので忘れないうちに書いておく。


せっかくならと思って9時に田町の美容院に予約して髪を切った。お昼は新橋に出てずっと行きたかったタラコのパスタを食べようと思っていたんだけど、行ってみたら平日しかやっていないようでしまってた。他のお店でパスタを食べて日比谷公園まで歩いた。

着いたら聖者の行進かなにかのマーチングと出会った。久々に吹奏楽をしたくなった。弦が入らない明るい吹奏楽の音、やっぱり好き。弦の入る音の厚みも好きだけど。


会場の小音楽堂に行ったらぞろぞろと人が入っていくところだった。近くに最後尾の札を持ったお兄さんがいたのでしれっと入ったけど、帝国喫茶が終わってからずっと並んでいた人もいたらしく相当な列だったらしい。私が入った時には既にほぼ席は埋まってて、運良く空いてた少し後ろの席に座った。こないだは3階の1列目だったからその時点でかなり感動ものだった。

ここから45分くらい待ったから教職教養を確認してたんだけどほぼ記憶が無い。こないだのライブの時も専門持って行ったくせにSEに意識を持っていかれて記憶に残らなかったけど。

Twitterで色々調べていたらリハをやっていたらしい。私が新橋から必死に歩いている間に。何やったんだろうな、聞きたかったな〜〜

野外あるある、虫が直撃事件もあった。
待ってる間に可愛いてんとう虫が上から降ってきた。鳩もステージの傍を飛んでるし、ライブ中ずっと私の周りにアシナガバチが飛んでたけど「そうだよねみんな小山田さんの歌聞きたいよね〜〜」って素で思てしまった。

黄色いてんとう虫


開始直前になってギターが1本増えた。ハーモニカも2本置いてあったからまた1984とかやるのかな〜と思ってぼけーっとしてたらライブが始まった。


16から始まった。聞くのは二回目だったけど弾き語りもすごく良かった。やっぱり教育実習を思い出すけど。

次にハーモニカを首にかけたから何かなと思っていたら聞いたことある歌詞が始まった。これ好きなんだけどなんだっけなと思っていたけど途中で「ベースマンだ、、!」と気づいた。ベースマン大好き。気づいたらボロボロ泣いてた。恐ろしい。

行こうよベースマン 3m隣で鳴らす夢の続き

ベースマン/andymori

こんなこと言われちゃったら一生ついて行ってしまう気がする。ベースを「3m隣で鳴らす夢の続き」って表すのあまりにも良すぎる。これを聞いただけで私は自分の楽器がさらに好きになった。

あと歌詞で西荻窪出てくるのも好き。早稲田までは確かに出やすいかもなと思ったりもしたけど、最近私の中で西荻ブームが起こっているので「この街小山田さんも歩いたのか、、!」という新たな沼に足を踏み入れてしまった気がする。小山田さんの歌の中に井の頭公園とか武蔵関公園とかも出てくるのいいなーとずっと思っている。

あと学生会館は私の母は大学時代オケの練習で使っていたらしい。いいなあ。私ももう少し頭良くて文学に全振りしてたら小山田さんの後輩になって学生会館に忍び込んで夜の星を見れたのだろうか。きっと無理だろうな。


次は雨の散歩道だった。これも渋谷の時に聞いたから2回目。ソロ曲のアルバムをたくさんリピートした後だったからもう口ずさめそうな感じだった。
その後はゆうちゃん、恋はマーブルの海へと続いた。どっちも1回聞いただけでハマった大好きなソロ曲。弾き語りだからかイントロがちょっと違って歌い出しまでワクワクしてられたの楽しかったな。

その次は空は藍色だった。ちょうど上空を飛行機が横切って、風が吹いてあまりにも美しかった。CDのAメロとかBメロをちょっとボソボソ歌う感じも好きだけど外で聞くの本当に良かったな。

最後(になってしまった)の曲は時をかけるメロディーだった。まだ音源化されてないらしい。最後のハミングがすごく綺麗でお気に入りだから早く音源化されないかな。あんなに綺麗な高い声聞いたことない。

時をかけるメロディーが終わったところでちょうど30分経っていたようでスタッフに強制終了させられてしまった。ギター2本置いてあったのに1本は使われなかった。最後の曲なんだったんだろうな、グロリアス軽トラで「日比谷の空の下」っていう予定だったんなら私はもう生きていけないなとか思いつつ家に帰ってTwitterで見てみたら小山田さんと偶然あった人が聞いてみたところ「投げKISSをあげるよ」を歌う予定だったと言われたというのを見つけた。まず日比谷公園を歩く小山田さんに会えるって何???となったけれど、見事私は投げKISSをあげるよ亡霊となってしまった。ライブバージョンのCDで聞く度に「これを生で聞けたかもしれないのに、、大丈夫ですよって言われたかもしれないのに、、」と思ってしまう。今「大丈夫ですよ心配は無いですよ」と言われたら必ず泣いてしまう。心配しかないよ全ての物事が〜という心理状況なので。「空が高くてどこかに行けそうだ」「なんにも考えなくていいよ 投げKISSをあげるよ」なんてあの場で言われたら大号泣する。どなたかのnoteでandymoriのアルバムの最後の曲はあまりにも名曲すぎると言うのを見たことがあるけれど本当にそうだなと改めて思う。携帯電話を落っことして財布をおっことしたら大丈夫ではないと思うけれど笑
いつかどこかでまた投げKISSをあげるよを聞けることを願い続けている。

入場制限がかかって立ち見の人も多かったみたいだけど、運良く座れたのでそこそこの距離で見れた。前もnoteに書いたけど小山田さんのライブの時の表情が本当に大好きだから今回は表情が見える位置で見れて本当に良かった。3階の最前も良かったけどね。

あと小山田さんのライブは手を挙げたりすることなく座ってみるんだ、、と思った。落ち着いて聞けて楽しい。でも昔のandymoriのライブ映像見るとぐるぐる回ってる人達とかいてすごく楽しそう。ライブハウスで見たらそんな感じなのかな。

でも今回のハイライトは私の名前を3回も呼んでくれたことです。小山田さんの歌詞に私の名前が登場する頻度は結構高いんだけど、今回は30分間で3回も呼んでくれた。10分に1回のペース。つくづく私は幸せな名前をつけてもらったなと思います。


このライブ、実習校が同じで実習後に知り合った他学科の友達も見に来ていたらしい。ステージの反対側にいたし今会ってもわからない気がするから会えなかったんだけど、インスタのストーリーに小山田さんのライブ見に来た!って載せたらDMをくれた。小山田さんって本当に愛されてるんだな凄いな、、と思った。


一昨日あったサークルのライブの時に後輩と話してandymoriのコピバンを組むことが決まった。みんな多忙な人すぎて春合宿になりそうだけど楽しみ。一昨日は3人でベンガルトラとウィスキーと愛してやまない音楽ををふざけて歌った。ベンガルトラとウィスキーは「安いウィスキーウィスキーウィスキーで全部」をすんごい全力で歌って「テイクイットイージー!!テイクイットイージー!!」ってライブ並に叫んだし愛してやまない音楽をは即席でちゃんとハモリも入れた。面白い。春合宿は2月か、大学で組む最後のバンドはandymoriになりそう。大好きなバンド沢山組めて本当に幸せだな。その頃には小山田さんはまたアルバムを出してるのかな、弾き語りツアーとかやらないかな。就職する前にまた見に行きたいなあ。その時は感想共有できるお友達がいたらもっと嬉しいな。


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