![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89118600/rectangle_large_type_2_69edd84ba75c81cb2658f36fcef072ac.jpeg?width=800)
キタニタツヤを見てきました。
今年2回目のライブとなりました。
コロナ禍になってからは以前に比べ全くと言っていいほどライブに行かなくなった今日この頃。
そんな中、絶対行きたい!!!!と唸るほどのライブ欲に駆られた今回。
タイトルにもあるアーティスト、キタニタツヤを聴き始めたのはなんと今年?
私は昔から大好きなバンドは毎年ツアーやライブをやる度見に行くのだが、直近で好きになったバンドは正直サブスクなどでひととおり曲を聴いて尚且つ新曲が出て、何十周も周回し、さらに過去を追っていってようやく見に行くか〜となるタイプ。あとは一回フェスでみてかなりお気に入りなったらワンマン行く。とか。
なので好きになって早々ライブに行くことはなかったのだが、今年の春かその前くらいにTHE FIRST TAKEで「ちはる」という曲を歌う彼を見つけてしまい、昨夜秋になりかけの空気を纏いながらZepp Diver Cityへと向かっていた。
いわばひと耳惚れ。
こんなに春が似合う楽曲が。
こんなに切ない歌声が似合うひとが。
私の好きな声質が。
おやおや。見た目もタイプではないか。(見た目はさておき)
最初はもはやキタニタツヤというアーティストよりも
ちはるそのものが好きだったように思う。
とにかく一生聴いてた。
これからの人生、春になったらこの歌しかないぞー!!!くらいな勢いで。
(まさにこの行動が、キタニ氏のこの↓ツイートに通ずるものなのだろう)
おい!!!!聴いてくれる人が少なくてもマジで音楽作るのやめないで!!!!「完成品を用意する」能力があるだけで全人類のトップ数%くらいの才能なので とても勿体無いので まず自分を喜ばせることを見失うな、ガチでな…
— キタニタツヤ Tatsuya Kitani (@TatsuyaKitani) October 13, 2022
聞き専のやつは良い曲だと思ったらあったかいコメント残せよ、ガチでな…
当時私はコメントをすることもなく、一人で感想を自己処理していたように思う。ちはるの歌詞、ここの桜が散るみたいなギター音。表現の仕方。
伝えるって大事だな〜。推しがいなくなったら元も子もないもんね。
どこがきっかけでこんなに好きになるかわからないものだ。
ちはるを聴いていない私はおそらく昨日のUNKNOT REKNOT TOURにすら行っていないのだ。
ちはるを聴いていない私は、ライブへ行くこともないから昨日感じた多幸感を味わうこともなかったのだ。そう思うとキタニタツヤを聴いていて本当によかったと思う。
さて戻ろう。
私はキタニタツヤ絶賛初見だったんだけれど、そんな私でも昨日のセットリストはかなり特別なように感じた。
長いこと定位置についてからようやく暗転して満を持した時間が始まる。
(キタニ氏の意向によりセットリストのネタバレは避けさせていただきます)
いや。待て。
ネタバレ不可のレポとか何かけばいいんじゃああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
内容については触れれませんが。あえて何か言うとするなら、やっぱり私は陽だまりの中を幸せと歌う人の曲は響くことがなくて、(それがいいかわるいかではない←ここ大事)暗い夜の中に差し込む一筋の光を幸せだと思う人の曲が大好きなんだと思いました。
キタニ氏の歌もそういった曲が多いと感じていて、昨日のセットリストは心なしか暗闇の中に見つけた小さな光を歌うような、そんな瞬間に生きる意味を見出していこうみたいな、そんなメッセージ性を感じました。
何か悲しいことがあったわけでもない、精神を病んでるわけでもないけどいつもなんとなく辛くて。ほんのり悲しみが蔓延している。そんな自分にしっくりくるようなたった一筋の光を与えてもらったような昨日でした。
ハタから見ていた感想としては、セトリがキタニ氏の過去に色んな想いで製作した曲たちを、今は違う気持ちで歌えるという幸せ。みたいな感じもしました。
なにやら12月もライブするらしい。
これは行くしかない。
こうやって人はファンを作っていくのか。と自分を第三者目線で冷静に見つめながら沼っていく感覚を感じている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?