戸村光が教える「シリコンバレー流・伸びる会社の見極め方」

Google、Facebook、Dropbox、airbnb、twitter、Uber...
みなさんが一度は聞いたことがあだろう。これらの会社は、時価総額が高い企業であり、すべての会社が外部から資金調達をしています。そして急成長を遂げてきました。

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調達を求める会社があるのならば、その企業に投資をする投資家がいます。投資家はどのようにしてこれから伸びていくだろう会社を見極めるのか、この答えにきっとあなたは驚きます。

進撃の就職Day3の学習目的は
「戸村光が教える「シリコンバレー流・伸びる会社の見極め方」を習得する
学習目標は、
・投資の基礎を理解をする
・既得権益に挑み・知恵を得る
です。それでは、本日のアウトプットスタートです!!

2タイプの起業「スタートアップvsスモールビジネス」

スタートアップとスモールビジネスは、新しく事業を始めるという点で共通点はありますが、その目的・前提が大きく異なります。その違いを表にまとめたものが以下の通りです。

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出典:田所雅之・著『起業の科学』

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・未来を見据え、主に投資家から資金調達する=スタートアップ。
・過去の情報などから信頼を築き、銀行などから融資を得る=スモールビジネス。

■スタートアップの例(日本)

・アプリ:
例) メルカリ→フリマアプリ「メルカリ」を運営する
例) スマートニュース→スマートデバイスに特化したニュースアプリを提供
・システム:
例) TRIPLE-1→半導体システム「KAMIKAZE」を開発

■スモールビジネスの例 (日本)

・アフィリエイター:ウェブサイトやブログ、SNSなどで企業の商品を紹介し、広告料やマージンを得る。
・Youtuber:広告付きで動画を投稿し、動画が閲覧される際の広告料を得る
・他フリーランサー・コンサルタントのような業種、フランチャイズなど


他にも覚えておくべきキーワードに「ユニコーン企業」があります。

今更聞けない「ユニコーン企業」

ユニコーン企業とは「企業評価額が10億ドル (1ドル110円換算で1,100億円) 以上で、設立10年以内の非上場ベンチャー企業」を指します。これらの条件に匹敵する企業がなかなか現れないため、まるで伝説の生き物であるかのようなことから、この名が付けられました。
米調査会社CBインサイツによると、現在では約750社にまで増加しました 。最もユニコーン企業が多いのは全体の約50.4%を占めているアメリカで(378社)、次いで20.7%の中国が(155社)と他国を大きく引き離している状況です。日本に存在するユニコーン企業は、わずか6社。
この理由として、私は日本が、①優秀な人材が起業しやすい環境が整っていない、②スタートアップを育てるリスクマネーの供給が少ない(アクセラレータ プログラムがまだ少ない)からだと考えます。

以下が現在の日本のユニコーン企業です。

●Preferred Networks (AI開発)
●SmartHR (人事労務ソフト)
●スマートニュース (情報アプリ)
●Paidy (後払い決済)
●リキッドグループ (暗号資産交換業)
●Playco (モバイルゲーム開発)

かつてのユニコーン企業には、メルカリ[アプリ](2018年に上場したため排除)やTRIPLE-1 [半導体開発](2017に上場したため除外)、クリーンプラネット (新水素エネルギーの研究)などが挙げられます。

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お待たせしました!

冒頭で問題提起した、「投資家はどのようにしてこれから伸びていくだろう会社を見極めるのか」~シリコンバレー流・伸びる会社の選び方について~書いていきます。

世界には大物投資家と呼ばれるトップ10%の投資家がいます。例えば、Yコンビネーターやセコイヤ・キャピタル、ファウンダーズファンドなどがこれ当たります。
これから伸びることが予想される会社は、創設初期の段階で、世界の10%の投資家のいづれから資金調達を成功させ、残りの90%の投資家がその様子を見て資金投資をする。という形になっています。トップ10%の投資家から、投資を受けることさえできれば、続いての資金調達がしやすくなるのです。

さらに、確認しておきたいことが、「非上場企業にはインサイダー取引規制がない」ということ。だから、投資者の投資判断に重大な影響を与える、会社の細かい情報を事前に知ることができ、知った上で投資することが可能です。

私はこの事実を知り、とても驚きました。株価は、様々な要因で変動するため、必ずとは限りませんが、インターンや就職先を調べる際には、IR情報の部分まで調べることにより、企業ののこれからを予測しながら自分自身の将来選択をすることが可能になります。また、5-10年前アメリカで流行っていたものが現代の日本の流行りになっている兆候があるという話もありました。「どこの企業に就職するのか」ということももちろん重要ですが、それ以上に常に成長し続けるためには、どこの市場に進むのか。市場を読む力をつける必要があると気づきました。

明日は進撃の就職 Day 4 終盤戦に差しかかってきました。
ピッチデーに向けてのプレゼンづくり!楽しみです(^^)/




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