進撃の就活Day2:戸村光が教える「ヒトを魅了する執筆術」

今回私が参加している活動「進撃の就活」の主催者である戸村さんは、起業家、実業家としての顔だけでなく、経済ジャーナリストとしても活躍しており、戸村さんの掲載した記事は、なんと約5万PVにも及びます。
そもそもPVって何...?

PV (ページビュー)の頭文字であり、ユーザーがページを閲覧した回数のことです。 ページごとの表示回数を把握することで、Webサイトなどのページやコーナーにユーザーの注目が集まっているのか知ることができます。

他の記者のPV数が1万PV前後だと聞くと、約5倍のPV数を獲得する戸村さんはどのようにユーザーの注目を集めているのか。戸村さんが教える「ヒトを魅了する執筆術」とは?


1. 戸村流「ヒトを魅了する執筆術」

画像1

以上の3つのポイントをそれぞれ砕いて説明し、最後に本日のアウトプットとして自己紹介・志望動機・目的・目標・OKRを書いてみたいと思います。

⑴ シンプルであること(優位性)

例えば、あなたが「地球温暖化」についての記事を探している際に、専門分野で学んでいる方しか理解できないような難しい単語を並べ、記事を作るAさんと、誰にでも分かりやすくシンプルに地球温暖化の問題点や解決方法を記事にするBさんがいます。あなたはどちらの記事を読みたいと思いますか?

専門知識を持った方が読むには、Aさんのものの方が面白いかもしれません。しかし、これでは広い範囲の読者を魅了することができません。もう一度(また) 読みたいと相手を魅了させるには、Bさんの作る文章のように、シンプルでわかりやすい文を書く必要があるのです。

⑵未知なる真理が含まれていること(権威性)

まず、他の人から見て情報を発信している人や企業、団体が優れているとみなされているかという指標になるものを【権威性(Authoritativeness)】と言い、「圧倒的な権威性を読者に与えるために、未知なる真理が文章に含まれていることは必須だ」と戸村さんは述べています。

読者が今まで知らなかった情報を内容に入れることで、読者に学び気づきを与える。そうすることで、読者がこの記事に出会って本当に良かったと思う文を作ることができます。

⑶全ての文章に愛がある(親近感)

読者のことを想い、読みやすさ・シンプルさを重視され尽くした文章でなければ読者を魅了することはできません。自分の興味のある分野だからといって、論文ほどの長さにまとめられた文章を毎回読んでいては、読者は疲れてしまいます。何を一番伝えたいのかをクリアにして読者にしっかり伝わるように書く努力が必要です。

これは英語や中国語で文章を作るときに似ていると私は感じました。私は、日本語で文章を書くとき、前置きがとても長くなり、結局私が一番伝えたい着地地点を見失うことがあります。日本語と英語(中国語)は文法上語順が大きく異なるので仕方がないことかもしれませんが、一番伝えたいことを先に伝え、後からその内容について追加情報を入れていく。これは読者ファーストで考えれば努力次第で、変えることができると考えました。

画像4

以上の必要な3つのポイントは、就職生としてESを書くときも、ジャーナリストとしてメディアに書く場合も同じで重要なポイントになっています。

私もESをを読んだときに人事の方が「この人おもしろい!会って話したい」っと思ってもらえる文が書きたい...!!それでは、これらのポイントを意識しながら実際に自己紹介・志望動機・目的・目標・OKRを書いていきます。

2. いざ実践!

⑴自己紹介
こんにちは、佐久本梨歩と申します。
台湾の實踐大學で国際企業学科を専攻しています。
私の武器は英語・中国語の言語力とそれを生かしたコミュニケーション力、さらにやると決めたことは挑戦し続ける勇気があることです。
将来は英語や中国語を使い国々の架け橋となる仕事がしたいという目標を持っています。現在、特にマーケティングの分野に興味を持ち、インターン先であるオランダの会社では日本マーケット向けのマーケティング/データアナリストとして働いています。よろしくお願いします!


⑵志望動機 (企業:hackjpn inc 様)
私は御社の企業理念の「周りの人から幸せに」
~自分たちの愛する人が抱える課題を解決し、幸せにする~
に深く共感し、志望致しました。
なぜなら私の理念が「常に「~ing」を抱えいきていく。 Challenging, Enjoying, Learning and interesting… 自分のワクワクする気持ちを大切に、進み続け、皆が自分が幸せだと思う選択ができる環境を作りたい。」だからです。私の故郷沖縄は、たくさんの観光客が訪れ、2017年にはハワイへの観光客数を超えたことも話題になりました。一方で子どもの貧困問題は、現在の日本の大きな課題となっていますが、その中でもワースト1位が沖縄であることを知っている方は少ないのではないでしょうか?
能力はあるのに、家庭環境や生活環境が整っておらず、夢を諦めなければならない。私は沖縄県が主催していた教育事業のバイト時に、こういうシチュエーションにいる子供達を見てきました。それから、自分のワクワクする気持ちを大切に、進み続け、皆が自分が幸せだと思う選択ができる環境を作りたいと志すようになりました。
御社で働く際には、自分自身が社会と抱える問題をつなげる側となって、社会に新たな価値を創造したいと思います。


⑶目的・目標
まず、目的と目標の違いについて簡単に説明します。

画像2

■目的=ゴール
「目的」は最終的に到達したい部分のことを指します。
■目標=目的までの指標
目的という最終的なゴールに向けて、その間に設定される小さな指標のことを指します。

私自身の例:
目的→「皆が自分が幸せだと思う選択ができる環境を作りたい」

目標→①より多くの情報を集めるため、様々なイベントに参加する。
11/2から「進撃の就職」に参加
12/5から  北海道フォルケホイスコーレに短期プログラムに参加予定。
   ②教育について理解を深める
多国籍・多文化の友達と交流する中での気づきを深堀りする
(その国の教育、利点+欠点)
   ③周りの人が抱える課題とニーズを知る。
私の目指す環境づくりに追加する
例:教育× IT ?
  新しい形の教育環境(教育施設)を構築 ?
  教育の仕組みを変えたい ?


⑷ OKR

OKRとは( Object Key Result )の頭文字であり、日本語では「目標(O)」と「主要な結果(KR)」のふたつを設定し、その達成度を測る指標をリンクさせ、企業やチーム、個人が向かうべき方向とやるべきことを明確にする目標管理手法です。

例:「❌シェアを拡大させる」→「⭕️シェアをいつまでに何%拡大する」
などの具体的な指標を盛り込む必要があります。

その目標設定に必要な要素を簡単に説明したのが、「SMART」

スクリーンショット 2021-11-04 5.15.06

私自身の例:
・「進撃の就職」に参加し5日間で吸収できる分情報を収集する。
(就職・インターンに関する情報/ 文章力/プレゼン力...etc)
・12/5から  北海道フォルケホイスコーレに短期プログラムに参加する
(自分の真の興味・得意なものは何かを深掘りしていく)
・学生のうちに説明会・勉強会に参加し、自分のアイディアを広げ、理想に近いことをしている人にたどり着くまで人脈を広げる。
・沖縄の歴史・文化を学ぶために展示施設を5つ以上回る(1月までに)

3.最後に

戸村さんの「イケてるプロフェッショナルになる」という言葉がすごく好きです。私はこれまで、どちらかというと広く浅く物事を見てきたので、これからは、興味から深掘りしプロフェッショナルへ。しかし、その時に忘れてはいけないのが、初心の心。「わかりやすくシンプルに」相手のことを思いやり、魅了することができる文章を書くことができるイケてるプロフェッショナルになれるように、努めていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?