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襦袢に半襟つけだめしました。

先週からときおりピキッとなる腰痛のために、今日はおとなしくしてました。でも来週から手抜きするために、針仕事(あ、縫わなくてもいい商品もありますよ。ファスナーとか、両面テープとか)。上の鳥獣戯画の柄の襦袢に市松の半襟を。たまたま紫on紫になりました。

で、こちらは、嘘つきと呼ばれるものです。なぜ嘘つきか?というと、上の紫の写真は身頃も袖も同じ絹の生地でできているのに対し、下は身頃が晒しで、袖と別の生地でできています。

袖は他の人に見えるので、柄がありますが、着物で隠れる身頃は手を抜きます。これだと、洗濯機でジャブジャブ洗えます。

余談:最近は洗える絹もありますが、一般的には自分で洗いません。着物専用のクリーニングに出すため、メンテナンスがかかります。

一度襟、しかも木綿の襟をつけたので、このままネットにいれて洗えば楽チンできるという訳です。これは上半身だけなので、下に巻きスカートのような裾よけというものを身につけますが、裾よけが、袖と同じ生地のものだと襦袢を着たのと同じようになるので大嘘つきと呼ばれます。
私はまだ大嘘はついてませんが。

嘘つきには、コットン生地にレースがついたカジュアルな襟をつけました。着物ファンは、日々、手抜きとお洒落の両立を目指しているのです。着物ファンの舞台裏でした。

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