ブランディング塾④ピアスのディスプレイは台紙から…
商品やデザインに流行り廃りはあります…
が、
それ以上に流行り廃りがあるのが
パッケージデザインだと思うのです。
アクセサリーの中では、特にピアス&イヤリングの台紙。
10年くらい前までは、小さなプラスチックの長方形で、
上が折れていてディスプレイにタグごとかけられるものが主流でした。
ディスプレイ方法は壁面スタイル。
ここ5年くらいは、名刺サイズほどの紙のタイプが主流です。
最近は正方形も人気ですね。
楕円や円形、多角形などのものも見かけます。
ディスプレイは机上に平置きが多いです。
また、プラなどのボックスに入れて…というスタイルも人気ですね。
この場合も机上置きが多いです。
「ちょっと在庫として長くなってしまったな…。セールにしちゃう?」
そう思えるようなピアスも台紙を今風のスタイルにするだけで見違えることが多々あります。
ベテランさんで独自のスタイルを確立しているのであれば、
流行り廃りに流される必要はもうありませんが、
新規顧客を獲得したいのであれば「今風ディスプレイ」は大事です。
そして「今風ディスプレイ」の基本…実は平置きにあります。
昔は百貨店やショッピングモールでのお買い物は、
きょろきょろを売り場を眺めながら…というお客様が多かったので
壁面ディスプレイが有効でした。
ところが昨今はスマホ社会。
ショッピング中にもスマホを見ながら…なんて方もいて
目線が基本的に下なんです。
だから、この平置きスタイルがマッチしているのでは?と思います。
台紙はが名刺サイズが多いのはネット印刷で手軽にリーズナブルに取り入れられるという要素もあります。
台紙は大事!とはいえ、ここまで手作りなど凝ってしまっては
商品作りに割く労力と時間と経費が勿体ないですからね。
また、裏面にQRコードや取り扱いの注意書きも入れられるので
販売の時の手間もカットできますし、
自社のPRもお手軽に出来ます。
(商品をお渡しするときに「こちらが取り扱いと品質の説明で…」というアテンドを短縮可能!これはお客様の時短にもつながりますね。別紙が要らないのでコストも削減!環境にも優しいかも!)
ネットショップでのお買い物も、かわいい台紙が使われていると嬉しいですよね♪
「うちはお客様はマダム層が多いから」とい方も
案外マダム層こそ、そういった新しいディスプレイに反応が早いです。
経験値が高いからゆえの反応かな?と思います。
売り場での伸び悩みを感じる作家さんは、台紙の見直しをまずオススメいたします。
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