中部学生大会、サマー☆カップ!、JJFの運営を終えた今、率直に思うこと

皆さん、こんにちは。
伊トさんこと、伊藤です。

この記事は、ジャグリングアドベントカレンダー12月20日分の投稿として書かせていただいています。


本題に入る前に、僕のことを知らない方もたくさんいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介をさせてください。

愛知在住の社会人ジャグラーです。

岡崎高校ジャグリング部と
名古屋大学ジャグリングサークルRefleXのOBです。

メイン道具はハット。25歳のいわゆる93世代というやつです。


今から四年前、僕が大学三年生の頃、

【中部学生ジャグリング大会】

という大会を有志で立ち上げ、
翌年の第二回大会では運営代表を務めました。

そして、今年の三月に開催された第四回大会をもって、
卒業とともに運営も引退したのですが、

それから約半年、社会人一年目となる今年の九月に、

【Nagoya Juggling Summer Cup 2018】

通称「サマー☆カップ!」という新しい大会を開催しました。

さらにその一ヶ月後には、

【Japan Juggling Festival 2018】

みんな大好き「JJF」に、実行委員という形で参加させていただきました。


こんな感じで、僕はこれまでジャグリングの大会の運営に
何度か携わらせていただいてきました。

今回の記事は、そういった運営の経験を経て、
これまで僕が考えてきたことや、
今の僕が率直に思うことを書いていきたいと思っています。


先に一つ、申し上げておきたいのですが、
この記事において、僕は一貫した主張を持っているわけではありません。

初めて大会の運営を始めた頃の自分と、今の自分とでは、
大きく考え方が異なる部分もありますし、

正直に言って、今でも自分の中で考えがまとまっていなかったり、
答えが見出せずにいることがたくさんあります。

今回の記事は、そんな僕自身の頭の中身を整理する意味もあると同時に、
僕という人間が不器用にもがき苦しむ様を、
後輩世代のみなさんに見てもらうことで、
自分なりの意見や考え方を持つきっかけにしてもらえたらと思っています。

それでは、よろしくお願いします。



【中部学生ジャグリング大会の話】

僕が大学三年生の頃、
名古屋に「東海ジャグリング交流会」という交流会がありました。

当時、愛知で定期的にたくさんのジャグラーが集まる
溜まり場的なイベントはほぼ無かったので、
この交流会にはいつもたくさんの人が集まっていました。

そんなある時、ある人がこんなことを言いました。

「このメンバーで大会とかやったら面白いかもね」

これが、中部学生ジャグリング大会の始まりです。


それからの僕は、中部の運営の仕事に明け暮れました。

運営メンバー集め、部門や審査基準の議論、
審査員やスポンサーの交渉、その他もろもろの雑務。。。

もちろん、一人でやったわけではありません。

が、当時はお世辞にも分担できていたとは言えません笑

主要メンバーのLINEの返事が速すぎて、
思い立ったが吉日と言わんばかりに、
気づいた人がノリと勢いで進めていくスタイルでした。

良くないですね←

今はもう、我々LINE爆速返信世代は卒業したので、
定期的に会議をやってるみたいですよ。素晴らしい。


話が逸れました。

とにかく当時の僕は、四六時中ずっと中部のことを考えていました。

大会を立ち上げた第一回はもちろんのこと、
自分が運営代表になった第二回大会なんて、
それこそ命を賭けてやっていました。

とにかく負けず嫌いでプライドが高いので、
やるからには一番良い大会を作りたかったんだと思います。

ほかの学生大会はもちろんのこと、それこそJJFにだって負けない大会を、
この愛知で、中部で作ろうと必死でした。

大会に限らず、ジャグリングイベントには批判がつきものなわけですが、
そういうの見かけるたびに、

「あ?ぜってー黙らせる」

と言わんばかりに、その解決策を考えたりしていました。


とにかく、中部の仕事が大好きでした。

大好きだからこそ、どんなに大変な仕事でも頑張れたし、

学業その他もろもろと重なって、
精神的に辛い時期があっても耐えることができました。


ですが、ここからが本題でして。

冒頭で申し上げたとおり、僕はもう中部の運営は卒業しました。

運営代表の職務は、ずいぶん前に後輩に引き継いでもらいましたが、
今はもう、僕は運営ですらありません。

そんな今でも、後輩たちが僕らの後を継いで、
第五回大会に向けての準備を進めてくれています。

本当に、ありがたいことです。

ですが、だからこそ思う事がありまして。


大会の運営、僕はすごく楽しくやってました。

出場者の皆さんの本気のジャグリングを見ることができるし、
何よりこの大会を通して、本当にたくさんの人と出会うことができました。

中部で得たものは全て、僕にとってかけがえのないものです。


けどその分、辛いこと、しんどいこともたくさんありました。

仕事は大変だし、議論は進まないし、
Twitterを見ればみんな好き放題言ってくれちゃってるし。


そして最近、僕が一番我慢ならないのは、

あの辛い、しんどい気持ちも、
後輩たちに引き継がせなければいけないことです。

僕たちが、言ってしまえば勝手に作った大会を、
今でも後輩たちが大変な思いをしてまで続けてくれている。

そう考えたときに、僕はふと、

「作った者の責任」

というものを考えてしまいます。

中部を作ったことは、本当に正しかったのか。

卒業という、ある意味たったそれだけの理由で、
あんな大きな大会を引き継がせたのは無責任ではないのか。

もしかすると、この大会のせいで、後輩の誰かが苦しんでいないか。

そんなことを、最近考えてしまいます。


僕が今でも運営にいれたなら、老害と言われようが何と言われようが、
内側からいくらでも後輩のフォローができますが、
卒業した今は、それも出来ません。

なので、僕は中部の後輩たちに、
今だからこそ改めて伝えたいことがあります。


中部を引き継いでくれて、本当にありがとう。

どうか自由にやってほしいし、何より無理をしすぎないで欲しい。

大会をやるからには、少なからず大変な場面が必ずくる。

でも、キミたちの自己犠牲で成り立つ大会なんて、
我々の作りたかった中部ではないし、
そんな中部ならさっさと無くしてくれて構わない。

そんなことになる前に、我々OBOGをいくらでも頼ってほしい。


大会の内容も、運営の仕方も、自分たちのやりやすいようにやってほしい。

創設世代の我々の意志なんてどうでもいい。

キミたちは我々の姿をずっと見てきたんだから、
きっと、我々の悪い部分にも気づいているはずだし、

今のジャグリング界を生きているキミたちの方が、
我々には見えていないものがたくさん見えているはず。

キミたちにしか作れない中部が必ずある。

僕はそれが見たい。

それを作る過程で、もし我々の力が必要な場面が来たら、
その時は遠慮なく声をかけてほしい。



【サマー☆カップ!の話】

さあ、さっきの中部編ですっかり終わった感が出てしまいましたが、

ここから第二部に突入です笑

長くてゴメンネ!


そもそもサマー☆カップ!って何やねんという人もいるかもしれませんが、そこから説明すると本当に長くなってしまうので、
申し訳ありませんが今回は割愛させてください。

簡単に言うと、今年の九月に名古屋で僕が開催した大会です。

今年の六月頭、サマー☆カップ!代表補佐であり、
現在は中部の代表でもあるK君に、会場を押さえに行ってもらって、

そこから学生スタッフを募集するにあたり、
僕はその時の気持ちを募集要項に長々と書かせていただきました。

↓学生スタッフ募集要項
https://drive.google.com/file/d/1djM6XV9l5ngBrhuzYApjwFb-gqsxehJH/view

で、実際に大会をやってみて、この時とはまた考えが変わった部分もあるので、ここからはその辺を中心に書いていきたいなと思います。


そもそも、なんでこの大会をやろうと思ったのかですが、
一つはやはり、前述の中部学生ジャグリング大会の存在が大きいです。

さっきも書いたとおり、僕は第二回中部学生ジャグリング大会において
運営代表を務めさせていただきました。

僕はそれまで、人の上に立つ機会というのはほとんど無く、
また、当時は中部も出来たばかりの大会だったので、

僕がみんなを引っ張っていく、というよりは、
みんなで知恵を出し合いながら作り上げていった面が非常に強かったです。

それが大学四年の頃の話で、
大学院生になった次の年からは、主催も後輩に託したんですが、

その時の経験に加えて、単純に界隈で年齢が上になっていったこともあり、
周りからリーダー的扱いを受けることが以前より多くなっていきました。

そういう扱いを受けているうちに、なんとなく自分でも、
自分はそういう立場の人間になったのかと思い込むようになってきました。

ですが、先程も書いたように、
あくまで僕が代表を務めたのはその一回きりであり、
大会運営、まして代表の経験なんてほとんど無いままでした。

自分の本来の実力は、本当に周りからの評価に相応しいものなのか、

自分は本当に、大会の運営代表としての実力があるのか、あったのか、

もう一度確かめたいと思うようになりました。

加えて、その中部での経験を買っていただいたのかは分かりませんが、
後ほど詳しく書くJJFに、実行委員としてお声掛けをいただきました。

たった一度、それも三年前に主催を務めただけで、
それ以降は次の世代を見守る役割でしかなかった僕は、
明らかに大会運営としての感覚が鈍っていました。

日本で一番大きなイベントの実行委員になるのに、
そんな過去の実績だけで慢心しているようでは、
絶対に良い働きはできないと思い、

もう一度自分で大会を運営して、
当時の感覚を取り戻すべきだと考えました。

もちろん、単純に自分が楽しいことしたいというのが
大会を作った一番の理由ではあるんですが、
少なからず、そういう想いを持っていたことは事実です。

そういうわけで、六月頭に会場を押さえてもらってから、
運営スタッフの募集を始めて、大会を始動させました。


この大会を運営する上で、僕は中部の時にはやらなかった、
新しい試みにいくつも挑戦しました。

その中でも特に僕がこだわったのは「給料」です。

先ほどリンクを掲載した学生スタッフ募集要項にも、
給料のことはチラっと書いたかと思います。

スタッフ全員に、責任と当事者意識を持って働いてもらうため
そして、その働きにしっかり報いるため

赤字になってでも給料は払うと、僕ははっきり決めていました。


結論から言うと、この大会【黒字】でした。

学生スタッフのみならず、社会人スタッフにも払えました。

本当に、出場者の皆様と、そして何よりお客様のカンパのおかげです。

ありがとうございました。


やってみて思ったことですが、
やはりスタッフ全員にお金を払うのは大変です。

この大会の収入源は【出場費】と【カンパ】の二つです。

出場費は、出場者が決まった時点で確定しますが、
カンパは当日になるまで全く読めません。

出場費をどう設定するかにもよりますが、
少なくともこの大会は、出場費だけだったら圧倒的に赤字ですので、
そのカンパに頼るしかないのが正直なところでした。

で、そのカンパを頂く以上、
お客さんに楽しんで帰ってもらう必要が当然あるわけで、

そう考えると「ゆるい大会運営」なんてのは許されなくて、
(「ゆるい大会」ではないです。運営の話です。)

どういうコンセプトの大会をやるにしても、
お客さんに楽しんでもらうために全力を注がなきゃいけないという、
当たり前のことを今回改めて感じました。

それは出場費も同じです。

出場者の皆様にお金を頂いているわけですから、
それに見合った大会作りをしていかなきゃいけないわけで。

だからこそ、事前や当日の不手際を思い返すと、
今でも本当に悔しさ申し訳なさがこみ上げてきます。。。

「ジャグリングイベントの運営スタッフは
もっとお金をもらってもいいはずだ!」

そう思って取り組んできて、おかげさまで今回は黒字で終われましたが、
まだまだ課題は山積みだなぁというのが感想です。


この大会が終わったあと、いろんな人から

「来年もやるんですか?」

と聞かれます。

中には、次は出たいと言ってくださる方もいます。

本当にありがたいことです。


はっきりと答えることはできませんが、現時点では9割くらいの確率で、
次はやらないです。


理由は大きく二つあります。

一つは単純に、物理的な継続の難しさです。

ド平日の会場抽選会、夏の暑さ、九月の台風の多さ

社会人が、あの時期に継続的に大会をやるというのは
ちょっと無理があるというのが正直なところです。


二つ目の理由は、さっきの中部の章でも少し書いた
「大会を作る者の責任」などといった、精神的なことです。

この大会は中部と違い、
完全に僕の「やりたい!」という気持ちに、
周りを巻き込んで作った大会です。

にも関わらず、学生スタッフのみなさんは、
自らスタッフを僕に志願してきてくれました。

彼らの想いに、僕はしっかり応えられただろうか。

それに、学生部門、そして完全招待制のエクストラ部門にも、
あんなにたくさんの人が出場してくれて、
当日あんなにたくさんの人が会場に足を運んでくれました。

あの会場にいた全ての人に、しっかり応えられる大会が作れただろうか。

自己満足で終わってないだろうか。

ジャグリングイベントが乱立し、日程被りも次々起こり始めている
今のジャグリング界において、
あの大会は、明確な存在意義をきちんと示し続けられるだろうか。

しかも、物理的な制約がある中で。

そんなことをウダウダと考えた結果、
もう一度色んなことを一から見直す必要があると思いました。


もう大会はやらないと言っているわけではありませんし、
ましてサマー☆カップ!が失敗だったなんて微塵も思っていません。

あの大会は、あの時点での僕の全力、理想の大会でした。

全力をぶつけたからこそ、新しい課題が見えてきて、
考え方も変わってきました。


正直に言います。

大会やりたくて仕方ないです。

だからこそ、
時期、会場、コンセプト、
色んなことをもう一度考え直して、

次に僕がみなさんの前に現れるときは、
みなさんに心の底から楽しんでいただける、
明確な存在意義のある大会をお届けしたいと思っています。


【JJFの話】

さて、そんな感じで社会人一年目から
サマー☆カップ!運営に勤しんでいた僕ですが、
ちょうどその時期、もう一つ運営に携わっていたイベントがあります。

それが、皆さんご存知JJFです。

実行委員に入ったきっかけなんですけど、随分前に僕が何気なくTwitterで

「JJFの実行委員、一回やってみたいな」

というツイートをしました。

それを見ていたのか分かりませんが、JJF2017の会場で、後にJJF2018実行委員長となられるあの方から突然

「実行委員やってね!」

と声をかけられました。

僕は正直、何を言ってるのか分かりませんでした笑

ですが、そのJJF2017の閉会式で、
次回JJF2018の実行委員長があの方だということが発表されました。

閉会式終了後、僕はすぐあの方の所に行き、

「実行委員、やります」

と、言ってしまいました笑

でも実際、その時が大学院二年生で、
就職、そして中部運営の引退が間近だったこともあり、

僕自身も、いつまでも中部にしがみつくのではなく、
次のステージに進まなければならないと思っていたので、
思い切って覚悟を決めました。

実行委員になり、内側から見たJJFは、
僕たちがやっている学生大会とは色々と次元が違いました。

組織の規模、動くお金の額、スタッフのレベル、世間の厳しい目。。。

そもそも、日本中のジャグラーを相手取ってイベントを打つということが
どれほど大変なことか、中に入ってみて初めて実感しました。

まさにJJFは「全体への奉仕」でした。

これまで好きなことしかやってこなかった僕が、
ここで活躍できる場面があるのか、正直不安でした。

でも、やっぱり凄いのはあの実行委員長です。

Web広報(主にTwitterとFacebookの投稿)という、
僕が中部での経験を最大限活かせる仕事を割り振ってくださり、
文面の作成もしっかりサポートしてくれました。

時に、僕から意見を言ったり提案をしたりすることもあったのですが、
僕はあの人からいきなり「NO」と言われたことは一度もありません。

必ず、僕の意見を尊重してくれました。

普段中部やらサークルやらで偉そうにしていた僕ですが、この人には心から

「ついて行こう」と思わされました。

しかもこの実行委員長、わざわざサマー☆カップ!見にきてくれたんです。

なんかもう、色々と勝てない。


実行委員長だけではありません。

ほかの実行委員の方々も本当にすごいです。

特に印象的だったエピソードがあるので、
みなさんにも是非知っていただきたいです。

お察しのとおり、JJF実行委員の仕事をしている時、
僕はサマー☆カップ!の運営もやっていました。

サマー☆カップ!本番が近づき、
やらなきゃいけないことが増えてくると、
自然とJJFの仕事まで手が回らなくなってきました。

そんな時、僕に声をかけてくれたのが、
九州ジャグリング大会の実行委員長であり、
同じJJF実行委員Web広報チームの花田くんでした。
(今回は敢えて名前を出しています)

「サマー☆カップ!が終わるまで、僕が仕事代わりますよ。
そのためのWeb広報チームです。」と。

JJFからしたら、僕がサマー☆カップ!をやっていることなんて
何も関係ないことなのに、

単純な僕の自己責任のキャパオーバーを、
ほかのメンバーがサポートしてくれました。

僕はこの時改めて、
このJJF実行委員会という集団の強さを知りました。

本当に、心から感謝しています。


そしてこの時、もう一つ思ったことがあります。

「自分に余裕がなければ、ほかの人は助けられない。」

ということです。

おそらく僕に何かを期待して
JJF実行委員として声をかけていただいたのに、

ただでさえ慣れない新社会人生活、真夏の工場実習中に、
サマー☆カップ!とのマルチタスクを抱え、
結局JJFの皆さんには助けられてばかり。

誰かの力になりたいのなら、
いつ頼られても応えられるように、
余裕を持った生き方をすること。

社会人となった僕にこれから必要なことは、
何もかも自分でやろうとして、
マルチタスク抱えながら時速120キロで走り続けることではない。

今どこかで仕事をたくさん抱えている人や、
新しいことに挑戦したいと思っている若い世代、

そういった人たちをいつでもサポートできるよう
「常に余裕を持って優雅たれ」

それをこの夏、
サマー☆カップ!とJJFの運営に携わって実感しました。


【終わりに】

色んな大会に運営として携わってきて、
正直、迷うことがいっぱいありました。

中部のサイバー戦争問題

完全招待制エクストラ部門の是非

自分のやりたいことか、世間が納得することか
その狭間で揺れ続けて、時には投げ出したくなることもありました。

そんな風に道に迷いそうになったとき
僕が必ず見るアニメがあります。

Fate/Zero「聖杯問答」です。

このシーンは、騎士王アルトリア・ペンドラゴンと
征服王イスカンダルが
「理想の王」について語るシーンです。

その中で、イスカンダルはこう問いかけています。


「殉教などという茨の道に、いったい誰が憧れる?

焦がれるほどの夢を見る?」



ここまで僕の文章を読んでいただいた方は、
僕があれこれ細かいことを難しく考えすぎていて、

「大会運営ってしんどそう」

って、なんとなく思ったんじゃないでしょうか。

でもこれは、終わった今だからこそ思うことであり、
実際に大会運営をやっている最中は、
こんなにめんどくさいことを考えてはいませんでした。

もちろん、しんどいこともありましたが、
それ以上に毎日が楽しくて仕方ありませんでした。


僕がただ、世間の求める「理想」の大会に準じて、
毎日毎日しんどそうな顔をしながら大会運営をしていたら、
きっと他の誰も、大会運営なんてやりたがらないと思うんです。

だから僕はいつも、多少ワガママを通してでも、
「やりたい!」「楽しい!」と思える大会を作るようにしています。

その方が、次の世代が育ってくれるんじゃないかと信じて。

もちろん、批判もされます。迷うこともあります。

そんな時、僕はいつもこの動画を見て、
イスカンダルに叱ってもらっています笑


ここまで長々と書き続けてきた僕の投稿も、
この一言で締めたいと思います。


「大会運営、最高に楽しいです。」


お付き合いいただき、ありがとうございました。

メリークリスマス。

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