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【道具】糸のこ盤のメーカー機種色々。

こんにちは。naoです。
今回は、「もしかしたら欲しくなるかも・・・!」ということで、私がこれまで使ってきた機種、使ったことのある機種の感想や、「もし糸のこ盤を買うなら・・・」のおすすめ機種や、それぞれの価格や特徴をまとめてみました。
価格も数千円から100万円超のものまでピンキリなので、用途や予算に合わせて自分に適したものを探す参考にしてみてくださいね。

コンパクト卓上糸のこ盤

中古のものなら数千円。新品で1万円ちょっと〜2万円弱まで。
ダイニングテーブルの上でもできるまさにコンパクトな糸のこ盤です。
代表的なものですと「プロクソン(PROXXON)コッピングソウテーブル」が挙げられます。

20数年前に私が初めて手にした糸のこ盤もこのタイプ。
当時、とあるホームセンターの新春大安売で積み上げられていたものに目が止まり、即買いしました。懐かしい・・・。

3~9mmくらいの合板(薄くて柔らかめの木)を切る作業にはとっても快適。ただ、厚い板や堅い木を切ったり連続した作業(15分以上)をすると、モーターに負荷がかかり故障しやすくなってしまいます。
(...私は熱中しすぎて時間を気にせず使ったら焦げ臭が…。数週間で壊してしまいました。。)

そんなわけで薄い板で小さな文字を切り抜きたい!とか、イベント時にオーナメントみたいなものを作りたい!という用途には丁度いいかもしれません。
大学ノートや5ミリくらいの厚さの付箋をお好みの形に切ったり…なんていう素材違いのアイデア重視のちょっとした作品作りには良いかも!

中型の卓上糸のこ盤〜刃を引っ掛ける(ピンエンド)タイプ〜

1〜3万円くらいまでの、刃の上下を本体にひっかけるタイプの糸のこ。「HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 卓上糸のこ盤」や「SK11 卓上糸鋸盤」「マキタ(Makita) 糸ノコ盤 MSJ401」など。
そもそもピンエンドタイプのものは刃自体が厚く幅も広いので、ざっくりしたデザインをカットするには適していますが、カットの精度が低く、細かい作業には向きません。

中型の卓上糸のこ盤〜刃を引っ掛けない(ストレート)タイプ〜

3万円台〜10万円超えあたりの価格帯が多いフラットな刃を付けられる糸のこ盤。RYOBI、ユタカ、旭工機などのメーカーが販売しています。この辺りが、ちょっと頑張って購入すれば充分長く使える機種かと思います。
その中でもメーカーによってそれぞれちょっとした違いがありますので、説明していきます。

まずは糸のこ盤メーカーの王道、旭工機。さすが糸のこ盤メーカーというだけあって、年々進化。「AF-eco」は、動作音がとても静かです。流石に不安定な机の上では振動で机上の物が動いたり…ということはありますが、家庭の掃除機よりは静かな音。家の中での作業も、設置する台さえしっかりしてれば、できそうです。

RYOBI。TF-5400という機種は、価格も程よく安いのでホームセンターでも唯一の糸のこ盤として販売されてるところが多いです。程々の振動と程々の切り具合とパワー。精度は旭工機の方が高い気がしますが、腕が上がればカバーできるほどの差です。しっかりと油をさしてメンテナンスしていけば、雑音も抑えられます。ホームセンターで扱っていることも多く手に入れやすいので、すぐに欲しいという衝動に駆られた方はこちらをホームセンターで購入するのも良いかもしれません。

YUTAKA。ボディがしっかりした作りで、その見た目通り価格相応にパワーがあり、厚めの堅い木を切るにもある程度ストレスなく切れます。速度調節が付いているものもあるので、素材によって速度を変えることができ便利です。予算に余裕があればこちらの糸のこはおすすめです。

中型よりも大きな糸のこ盤

卓上でなくスタンドも一体になっているタイプの糸のこ盤。旭工機スクローラや、YUTAKAのものが主流になります。価格も、段階的に20万円弱、60〜80万円、100万超えと、様々。高額なものは大きさ重さ共にとても大きく工業機械のレベルになり置く場所もなかなかの覚悟を持ってしっかりとした設置場所を用意しなくてはいけません。
値段が高いものはパワーもあるのでとてもサクサクと切れる感覚。堅くて3センチ程の厚い材料も、最適な糸のこ刃と技術が伴えば自由自在に切ることができます。

以上、ピンからキリまでの糸のこ盤のご紹介でした。
ちなみに私のおすすめは、中型のストレートの刃が付けられるタイプ。
現在は旭工機のAF-ecoを使っています。
旭工機のスクローラを使っている時期もありました。パワーがありサクサクと切りやすかったです。やはり高いだけのことはあり、一度使うと忘れられない感覚です(笑)
また糸のこ刃の選択によっても切れ味がかなり違ってきますので次回詳しく説明、種類の紹介もしたいと思います。
そんなわけで、作りたいものと予算に応じて、ぜひ最適な糸のこ盤を見つけてください。
もし中古を購入するようなら、きちんと手入れされているものが良いかと思います。「ほとんど使ってないので新品同様です」という見た目はとてもキレイなものがありますが、作動しても結構錆び付いてしまってガザガザと雑音がするもあるので、お気をつけください。

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