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【道具】意外と重要!糸のこ刃について

こんにちは。naoです。
糸のこで作れる作品は無限大ですが、糸のこの刃の選択は、私の中ではかなり重要!
昔、糸のこ工房を時間貸ししていたのですが、刃を最適なものに変えただけで一日かかっていた作業が半日で終わったと喜んでいたなんてこともありました。そのくらい、切るペースや作業時間も変わってきます。

糸のこ刃について

切れ味によって、同じ糸のこ盤で作業していても作業効率や仕上がり具合が全く違ってくるほど大事な部分です。メーカーによっても切れ味は随分違いますが、更に切りたい木によって選ぶ刃は変わります。違いは、「刃全体の厚み」、「刃の付いている間隔」、「アサリの有無」、「返しの刃の有無」です。

堅くて厚い板ほど厚い刃を使う。

まず刃の厚みですが、厚ければ刃が頑丈なので、堅くて厚い板を切断しても刃が負けません。そのかわり細かい曲線は切り辛くなります。刃が薄ければ細かいカーブを切りやすいですが、木の堅さや厚みによっては、刃が負けて折れたり、刃がしなって切断面が真っ直ぐにならず台形になってしまいます。
そのあたりの種類は色々あるので、木の堅さ、種類(無垢材、合板など)、によって切りながら最適なものを見つけると良いと思います。

メーカーのご紹介

糸のこメーカーの旭工機
糸のこ刃の専門メーカー梶原糸鋸刃製作所
海外製のものが取り揃えてある組木工房
ホームセンターによくあるのは藤原産業。
安くても、よく着れなかったり、すぐに刃がへたってしまうこともあるのでその辺はよく吟味しましょう。

とにかく色々使ってみるべし。

私がよく使うのは梶原糸鋸刃製作所さんと長さがちょっと短いですが組木工房さんのNo.0を使ったりしています。とてもよく切れるので、思った通りのカットができて作業時間も短縮。オススメです。

(ホームセンターでよく販売しているのは藤原産業さんの糸鋸刃。気軽に購入できます。)

オススメは梶原糸鋸刃製作所と組木工房

梶原糸鋸刃さんのものは、組み木やパズル、オブジェなど、小物サイズのものを切るときに使っています。
刃の種類と用途の詳細はホームページをご覧ください。

組木工房さんの糸のこ刃は、海外製のもののようです。私は、1mm未満の本当に細かいものを、組木工房さんのNo.0を使って切り抜きます。刃の種類はホームページに掲載されてますのでじっくりご覧ください。

どちらも、改めて少しづつ「こんな時にこんな刃を」という制作例を挙げてみますね。

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