見出し画像

NFTは結局、その人の価値観、という話

このたびこちらをアイコン(=profile pictre=pfp)にしました。 こちらはヨシオカさん @_yoshioka __ というイラストレーターの作品で、日本のNFTイラストレーターとしてはNFT界の初期から人気のある方です。僕はNFTをはじめたときから好みのイラストでいつかほしいなあと思っていました。

ところで、

次のNFTを価値が高い順に並べ替えられますか。


(個体差はあるのでコレクションの平均として)

1

僕が練習用として始めて買ったNFT。全く価値が出ないww


2

3

4


5


6


7

正解は3547 126 です。

126は261でも612でもいいですw 価値は0円なので。こういうのは勝手に送りつけられてきます。困ったものです。

3は数億円、5は数千万円 4は数百万円 レベル。

5と6なんて何が違うんでしょうかね。

アディダスとアジデスみたいなものです。

アジデス

ただアディダスだってただの図形の組み合わせがプリン トされてるだけですよ。でもみんなアディダスは買いますよね。

今ここに添付している画像はNFTの画像ですが、NFTではありません。
(ややこしい)

つまり本物ではなくコピーです。ここにあるものをコピペしてpfpにしてもNFTを所持していることにはなりません。

A 「でも、誰が見てもわからないでしょ?」

B「はい、わかりません。」
(正確にはネットワークの履歴を見ればわかります。)

A 「なら、それでいいじゃん。」

B 「まあそれでもいいんですが、路上で売っているヴィトンの財布を買って嬉しいですか?」(今のは路上のものでも手触りや質感など結構しっかりしているのもあるけれど)

僕はフェルメールが好きで

この絵のクリアファイルやポストカードをもってます。
上野の美術館で買った数百円のものです。でもこれも厳密にはコピー。

本物ではないですね。本物はオランダにあります。ポストカードをもっていても本物をもっているわけではありません。

でも、上野の美術館で発行しているコピーだから数百円の価値はあります。これが僕が勝手に雑誌でコピーした画像 をポストカードにしたって価値がつきませんね。

同じ絵でも
フェルメール直筆>>>>>>>上野の美術館が公式に出しているもの>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>いとまが勝手に作ったもの

という差があります。

またこの本物も本当に本人が書いたかは今では完全い証明はできませんよね。どこかですり替わっているかもしれません。

でもNFTは発行された時点で情報が刻まれて いるのでそんなことはありません。ここにNFTの価値があります。

NFTを購入するときの考え方として
1. 誰が作ったものか
2. 世間的な認知度、需要、話題性
3. 購入者本人の価値観

この3つが挙げられます。

NFTでなくても
1.ロレックスと100均の時計(どちらも1分は60秒。時間を知るだけのもの)

2.フェラーリと軽トラ
(法定速度は同じ。移動も同じ距離なら同じ時間かかる)

3.ドリンクバーのコーヒーとシングルオリジンの挽き立てコーヒー
(前者は飲み放題)

これらもすべて上記の3条件に当てはまります。

所有者がそのモノと過ごす時間や空間に本来の目的(時間を確認、乗る、飲む)以外にどれくら いの付加価値を期待しているか、ということです。 ※Twitterだってつぶやきを文字にするのが本来の目的です。

だからNFTをただのデジタル画像じゃん、そこに大金をつぎこむなんで頭おかしいんじゃない の?と言われたら無視してください。その時点でわかり合えませんから。

僕だって白いTシャツに数万つかう人が理解できませんもん。
UNIQLO U 1000円が最高だと 思っているので。

何に価値を置くかは自由としても、誰が作ったものかは超重要です。まさにそのモノの刻印( brand)です。僕がいいと思っていてもbrandがなく世間的な認知がないと価値がつきません。

NFTも値段が高いものはさきほどの3条件の1,2がそろっていると言えます。その次に3の購入者の価値観に加えて
「好み」や「熱量(どれくらいまで払えるのか)」となりま す。

もう一度、はじめの7つのNFTを見てみましょう。

絵のクオリティが高い順=価値順になっているでしょうか。

個人的な見方だと手が込んでいる、高い技術を要していると思われるのは、 4、2、1
かな、と。
1のCloneXはTakashi Murakami (村上隆)によるプロジェクトで、もう文句なしのNFTです。 が、時価総額のトップ2は絵的を見ると、これよりクオリティの高いものを描ける人はごろごろしてます。

日本の中学校の美術部の女子の方がうまいです。

でも無名の女子の描く上手な絵より、NFTの黎明期に発行されたものや世界のセレブが買いまくっている、キモいサルの方が圧倒的に価値があるのです。

実際、絵を描いていなくても、おじさんや少年の自撮り写真がバカ売れしている事実があります。

今回の yoshiokaさんのNFTは国内での需要は高く、発行した瞬間に売り切れる1点もののNFTです。
日本はまだNFT人口少ないんじゃないのかよ、と思われるくらいすぐ売れる。クリック戦争と言われてます。

世界的に見ればまだ規模は小さいと思いますが僕はこのコレクションがすごく魅力的だと思ったので購入しました。

将来、価値がさらに上がる期待で買ったという気持ちもなくはないですが、単純にほしいと思ったし、熱量もここまで0.07ETHあったということです。同じETHならもっと広く認知のあるものも買えました。

ベンツも買えるけど、miniが好きだからminiを買う。
オメガがいいのはわかる、でもG-shockで好きな色を買う。

そんな感じです。最後は購入者(僕)の好みということです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

僕も息子自身の認知度・価値が高まるようこれからもコツコツ頑張ります。 フォロー、リツイート、NFTの購入をよろしくお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?