NFT活動ふりかえり(超感謝)
僕はもともとイラストレーターとかクリエイティブな仕事をしているわけではないです。ただ新しいものが好きで、興味があると食いついてしまう人間です。
そんなんで
2020年後半から株式投資をはじめてそこから仮想通貨に興味をもち、さらにDeFiの世界へ。
たぶん、ビットコインを買う、Coin Checkの口座を開く、あたりまではやる人もそこそこいるでしょうが、DeFiまで入り込む人は少ないでしょうw
2022年はDeFiで新しいことはしておらず(放置)、NFTの世界へ。
当然、NFTは買う側(コレクター)としてです。
しかし、つくる側になることも難しくはないことを知り(売れるかどうかは別)、ならやってみようと始めたのが2022年4月。
軽率にapple pencilを買い、i padに絵を描き始めました。特に絵が得意なわけではないです。子供とお絵描きしてて「パパうまいね」と言われる程度。
やるならば当初からカレーをコンセプトにしたNFTを作るつもりでした。キャラクターは描けないので、
ただカレーの写真をドット絵風にしてみたり、加工してみたり・・・。
はい、売れるわけないですw
その次は「Crypto Ninja」の2次創作でチャレンジ。
ニンジャにカレーを持たせたりしたものをgive away(無料配布)したりしてました。give awayはそれなりに反応がありました。Crypto Ninjaってだけでそれなりに拡散される時期でした(5月)
でも売ると売れないし、give away作品でフォロワーが増えても再現性も統一感もないのでそれでおしまい。
やはりpfp(プロフィールアイコン)になるものがいいのかな、じゃあキャラものか、と考えました。
でもキャラは描いたことない。そしてオリジナルキャラを出すなんてなんか恥ずかしい気がしてました。イラストレーターでもない人なので
「お前、誰やねん。」「なんでそれがいいと思った?」なんて思われそうで。
それでも挑戦したくて、仕事中も落書きで今のカリーゼントの原型になるような、ならないようなものを暇があれば描いてました。Twitterアカウントもそれ専用にデザインしなおしました。
この時点でフォロワーが1000人。(6月)
年初は50人。
そもそもNFTを知ってもらうには少なすぎるフォロワーでした。
give away の効果、 Yoshioka さんのNFTをアイコンにしていたこと、Twitter blueの日本での設定のツイートがバズったことなどでここまで増やしました。
過去2作品の失敗から、最低限の土台を作ってからコレクションをリリースしようと思っていました。
そしてカリーゼントのリリース。
このキャラも、もともとはノートの裏に描いたラフみたいなものを
PANKEEのクリエイターであるぽっかちゃん
に依頼してブラッシュアップしていただいたものを、ベースにさらにcuryyの文字を前髪(リーゼント)にするというクレイジーなアイデアで生み出しました。
リリース日は自分の誕生日。
事前に宣伝もたくさんしました。前は突然リリースしてましたからね。売れないNFTをさらに売れない方法でやっていたんですねw
そして
ありがたいことにはじめの4作品は1日で完売!
ものすごく興奮しました。これまでの出したものと明らかに違う反応だったからです。応援してくれたYoshiokaさん、ぽっかちゃんだけでなく、これまでつながりのなかった方からの購入もあったのも嬉しかったです。
フォロワーを増やしたことで拡散範囲が広がっていたということです。
価格設定は0.006ETHくらいを考えていたのですが、ご祝儀の意味もあるのでしょうがはじめに0.01ETH(当時3000円くらい)でオファーしていただいたもんで、その後もこの価格でやっていくプレッシャーが生まれました💦せっかくそれくらいの価値をつけてもらったのなら自分から下げるようなことはしたくないですから。
ここから0.01ETHで完売を継続させていく、というプレッシャーとの闘いがはじまりました。
ここからはめっちゃ大変でした。
・価値を維持するには出し続けることが大切
・とはいえ描くのが遅いので毎月出せるのか心配
・同じクオリティを維持できるのか
・売っておしまい、で消えていく人にはなりたくない
・次は売れるのか
少なく出して完売、品薄状態を作ることで、次が売れやすくなる、ということも意識していました。売れるまで次を出さない、と決めて。
それでもありがたいことに6月~11月まで毎月完売が継続しています。
今でも毎回、今回は大丈夫かな、と気が気でならないくらいドキドキしてます。(別に毎回その時に完売しなくてもいいっちゃいいんですが)
そんな感じで半年間、走ってきました。その中で多くの人と知り合えて、応援してもらったり活躍のチャンスをもらったり、ひとりでは何もできなかったと思います。
これから何者でもない人でNFTをはじめるようとしている人、あるいは何かやってみたいことがある人に言いたいのは
①まずやってみよう
②でも必ず失敗するよ
です。
①、②を繰り返し改善を重ねていくと
③ちょっとうまくいくことがある
④調子に乗らず①、②を繰りかえす。
後ろを振り返ってみると山頂は全く見えないけどスタート地点からはだいぶ上まで登ってきていることに気づきます。
苦しいけど楽しいです。自分で選んでおいて「苦しい」なんて謎ですが、そうなんです。別にやらなくてもいいことをやり続けて一人でもがいてますが楽しいから続けられています。
来年も多くの人と出会えること、新しい挑戦をしてまた高いところから新しい景色を見ることが楽しみです。
現在(12/31)、最後のカリーゼントがお迎えまちです。今年、こちらが売れたら完売継続で2022年を締めくくることができそうです。
ただし、売れないならそれはそれで意味があると思っています。満足して終わってそれでいいのか、まだまだ試練は続くぞ。この世界の厳しさを思い知りなさい、という戒めにもなります。
そりゃ虎のカリーゼントなので寅年のうちに売れたいのが本音ですがね。
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