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3-1ー3・第3回 浪江町スイカボラ桑折駅前応急仮設住宅へ・その1

2012年7月24日・火曜日
 浪江町教育委員会の伊藤様から、今年は「桑折町駅前応急仮設住宅ー230世帯」へお願いしますと連絡がありました。
 5時に起床して、犬(ラブちゃん)の散歩、それからスイカ53個を車に積み込みました。7時半に出発、桑折町は宮城県堺にあります。11時過ぎにつきました。前回の反省を踏まえて!事前に、伊藤様、小沢自治会長にスイカを切る準備をお願いしました。ビックリ!打ち合わす通り、テーブル・まな板・包丁と準備され、スイカを置くブルーシートも設置されていました。

会長の事前準備が素晴らしく、皆さんが集まって来ました。スイカも手際よく30個近くが切られ、その場で食べるながらお話しする方、持って帰る方と、スムーズにながれて行きました。
230世帯と多いいので、一週間後にもう一度、スイカを届けることにしました。

写真は、昨年から窓口となって指示頂いています、浪江町教育委員会の伊藤様です。

*コラム!
 昨年までのスイカ・ボランティアは、東日本大震災により家屋を無くした方や東京電力福島第一原発電所の爆発事故により避難して来た方々(土浦市水郷体育館約460名)のお手伝いするなかで、自分に出来ることは何かを考えた末に閃いたのがこの「スイカボランティア🍉」でした。
 しかし今年は少し考え方が変わりました。それは自然の災害ならば、元の場所に戻って復興することが出来ますが、こと原発爆発事故となればそれが出来ません、出来ないどころか見えない放射性物質が散漫し、しかも東京電力福島第一原子力発電所という、高濃度の放射性物質を出し続けている原子炉箇所では、永久(今健在な方々は)に、復興はおろか、皆さんが故郷に帰ることが出来ないのではないかと思われます。
 私は、原発事故は天災ではなく、人災事故ではないかと思います。ですから早く人災事故として、国・東京電力は避難した方々は勿論、放射線物質の拡散により多大な被害(風評被害共)を被る方々や地方自治体その他に、早急に賠償し・総力戦で原発爆発人災事故処理対策・実行して頂きたい・と思うと同時に、日本にある原子力発電所を全て廃炉にすべきだと思います。
 今年から「スイカボランティア🍉計画・実行記録書」の表紙タイトルを「東日本大震災 及び 東京電力福島第一原子力発電所爆発人災事故に伴う・・・」としました。
 上記のことを念頭において、今年もまた美味しいスイカを育てて、浪江町の仮設住宅の方々へお届けいたします。

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