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3-1-1 第1回・浪江町スイカボランティア(2011年7月27日)

 スイカ・ボランティア 第一回目は、浪江町教育委員会の畠山教育長の指示に従って、浪江町役場が仮設置された、二本松市男女共生センターに、お届けしました。
2011年7月27日、朝7時半に「スイカ50個、黄金マクワウリ10個」を車に載せて、一路仮設置された浪江町役場を目指して出発しました。
 無事に到着、畠山教育長に挨拶して、担当の伊藤様、吉田様の指示に従って、役場から少し離れた、支援物資集積場の体育館へ。 ここでは、十数人のボランティアの方々が、手際よくスイカを運んでくれました。

  現状の役場状況をたずねると、まだ混乱している、職員は180名程度で、各都道府県から約30名程度の方々が応援に来ているとのこと。
 実は、子供たちにスイカ🍉を食べてもらいたかったのですが、小中学校の状況を尋ねると、原発で町民全てが避難し、町には誰もいない、ばらばらになっている、もちろん子供たちがどこにいるのかわからないのが現実です。どうすれば良いのか、目途が立ってない。
 役場の入り口には、東電窓口もあり何だか、異常な光景でした。
被災証明願いを、提出し「被災証明書」を持って、行きました。

コラム11!
 2011年3月11日金曜日、午後2時46分ごろ三陸沖を震源とする大地震があり、宮城県栗原市でしんど7を観測し、ここつくば市でも震度6弱の揺れに見舞われました。地震の規模を示すマグニチュード(M)は、8.8と報道されたが、13日詳しい解析の結果9.0だったと修正されました。
1900年以降世界で起きた地震で4番目の規模とのこと。津波に関しては最大30メートルを超えていた可能性があり、岩手県から福島県までの広い範囲の海岸を10メートル以上の津波が襲った。この津波による被害が想像をはるかに超えるものとなりました。
 次に、絶対安全だとされていた?起きてはならない、想定しない重大事態が起きました。12日土曜日、午後3時30分福島第一原子力発電所、第1号機が爆発(炉心溶融)・・・14日月曜日、午前11時ごろ、第3号機が爆発(水素爆発)・・・そして停止して安定していたはずの第4号機が、15日火曜日午後6時14分ごろ爆発(  ?  )・・・ 第2号機も燃料棒が露出し爆発(炉心溶融)が起きて圧力制御室が破損しました。
チェルノブイリ原発事故に匹敵する重大かつ最大人災事故となりました。
 一連の爆発事故により、高濃度の放射性物質が外部に漏れた。 国は15日午前11時過ぎに同原発から20キロ圏外への避難の徹底などを指示。(警戒区域・対象人口約7万5千人)、(緊急時避難準備区域・20~30キロ対象人口約5万9千人)。
 原子力発電所の安全神話は、一部の政治屋、一部の官僚、一部の経営者が作り上げた、神話ではないかと言われてます。~なるほど!
〇以下*抜粋しました。
 *安全神話の崩壊⁉
*・想定外のトラブルが読出、危機管理能力がほぼないことが判明。
*・経済産業省の原子力安全・保安院の対応の鈍さとほぼ無能さ。
*・東京電力幹部(経営人)のフテブテシサと「隠蔽体質」。
*・一部の政治屋、官僚、経済界の「利益共有体質」。
 ただし、安全神話は崩壊したが?残念なことに「隠蔽体質」と「利益共有
 体質」などは、未だに健在で堂々とまかり通っている。
*国民が、賢くなって、政治屋ではなく本物の政治家を選び、国民皆が
 政治に関心をもたなければいけない。
 以上・うなずけます。
 地震・津波は、天災で何とか言いわけ出来、納得できますが、人災である、原発事故は言い訳なし、「原発爆発人災事故」。
 1949年、この年に湯川秀樹さんがノーベル物理学賞受賞、日本人として初めての栄誉です。湯川秀樹さんは、アインシュタインらの核(原子力)廃絶活動に共鳴し世界運動にも力を注いだ。「放射性物質」は、人類が、扱うことが出来ない・と。
チェルノブイリと同様に、十数年・数百年故郷に帰ることが出来ないのではないかと思われます。同時に、人はもちろん生態系に、何らかの現象!が起きる可能性が高いと思われます。
*放射性物質が安定するまでには、数千年・数万年かかると言われてます。 

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