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日々の音

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とりとめのない日々思ったことを記す日々ノートです。
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#食にまつわるエッセイ

貧困相殺飯〜ありもので貧困を相殺する

貧困。「貧しくて困る」。嫌な言葉です。 ある人は給料日前に、ある人は慢性的にと、その差はあれど多くの人が貧困にあえぎ、また今はそれほどでなくても将来貧困になるかもと、ビクつきながら生きているのが今の末法の世です。 そのような末法の世を、どのようにしてサバイブしていけばいいのか。簡単です。貧困を相殺すればいいのです。 すなわち、ランチに1200円のパスタを食べたいけれど銭がなくて食べられない。その悔しさ、惨めさ、ストレスこそが貧困の正体であり、であれば1200円のパスタを

中華屋でパンクロックを見た

昼時の中華屋などに行くと、大抵はお得なセットメニューが用意されていて、これが結構悩みます。 例えば餃子セット860円と一言で言っても、そこには小ラーメン・餃子10個・から揚げ2個・ライス・漬物などがついてくるのであり、えーと、この場合ラーメンと餃子を単品で頼むと830円。しかしラーメンは小ではなく大になるし、漬物とか全然いらんから単品で頼むほうが得か? いや待て!単品の餃子は6個だけど餃子セットの餃子は10個じゃん。あぶねえ…こんなとこに落とし穴が…と、心が乱れに乱れ、永久