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釣り暮らし

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自分で釣ったり採ったりした魚介たちを、あの手この手で食べます。たまに釣りと関係のない料理も登場します。釣りと暮らしの話です。
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2023年11月の記事一覧

おやじ顔魚の滋味深鍋

口数は少なくとっつきにくいけれど、ふとした時に見せる優しさがじんわり心に染みわたる。そんな頑固おやじのような魚たちを、冬の夜釣りで釣って食べて喜びます。 クロソイ親方とタケノコ親方 先日、夜中の4時頃~夜明けにかけて防波堤で釣り糸を垂れてきました。朝マヅメにサワラを釣りたく、その前になんでもいいから何か釣れないかなあと思ったからです。サバの切り身を付けた針とオモリを堤防の足元み放り込んでおくと、すぐに竿先の鈴が鳴り、根魚たちが遊んでくれました。 一番大きかったのはクロソ

アラフォーがアラフォーを食べて喜ぶ

四十路に差し掛かった人のことを「アラフォー」、五十路の人を「アラフィフ」なんて呼ぶ時代がありましたが、今でも使う言葉なのでしょうか。自分はなんとなく恥ずかしくて堂々と使ったのは今が初めてです。 ではなぜ今アラフォーという言葉を使ったのか。恥知らずなのか。やけくそなのか。老害というやつか。否。 どうしてもアラフォーと言わなければいけない事情があるのです。なぜならアラでフォーを作ったことを書こうと思ったからです。誰が?それはアラフォーの僕が。ダジャレ言うようになったらいよいよ

父子車中泊釣り旅〜赤い魚を釣りにいく

突然ですが、赤い魚がブームです。 赤い魚はいい。なんといっても大体の種類が美味しい。大抵の海の足元で釣れる、そして小さくても引きが強い。そして目がつぶらでかわいい。ちなみにここで言う赤い魚は根魚たちのことです。 そんないいところだらけの赤い魚たちを、息子くんと初めての男二人車中泊で釣りに行ってきました。 男二人車中泊釣り旅へ 10月のとある週末、5歳になる息子くんと二人でちょっと遠くの海まで車中泊釣り旅に出かけました。目的は彼が好きな「赤い魚」を釣ることです。 「赤