臨時私の主張・コロナウイルスについて

臨時私の提言・コロナウイルスについて

一つになって解決するべき

平時にはなかなか一人一人の意見が合うことはない。今回のコロナウイルスの流行はどうだろう。これこそ全国民が一つになって対処しなければ解決できない課題だということができないだろうか。そのために政治がリーダーシップをとって国民の力を結集しなければならない。それに必要なのは政府に対する信頼感だろう。

もやもやが残る

この問題に対処する体制について考える。誰が責任をもって対処しているのか「顔」が見えなければならない。厚労省大臣だろうか。皆この人がリーダーとなって解決するだろうと思うだろうか。信頼できるとはとても思えない。政党はどうだろう。この問題は政治にかかわるすべての者がその解決策を考えるべきである。こんな時ほど影の政府的活動が必要だろう。政府の方針に対して対抗する意見を取りまとめて論争することが必要だろう。一丸となって対処しなければ解決できないことだからである。

これまでの対処の問題点は?

心から賛同できるような対処だったか。私はもやもやしたものがある。それを少し整理してみる。

対処してきた全てのことに対してもやもやを感じることがある。それは「検査」した方がよいと思われる場面で検査していないことだろう。1日何人分の検査が可能なのかを公表せず、あまりにも検査しない場面が多すぎる。クルーズ船もすぐに全員を検査ができていれば状況は変わったと思われる。なぜできなかったのかの公表はないことが恐怖を生んでいないだろうか。

ニュースによれば高熱が4日以上続いて肺炎になっているにも関わらず検査してもらえない状況が続いている。なぜ検査できないのかが問題だろう。韓国は民間の機関も利用してはるかに大きく検査能力があるようだ。政府関係者は日本の検査能力を逐一公表すべきであり、不足していればここに資源を集中すべきではないだろうか。

クルーズ船下船者の対応

国民が最も不安に思ったのは下船者の対応だったのではないか。下船者の迎えに来た外国は自国で2週間の隔離をする対応をとった。それをなぜしなかったか明確な答えがないまま、公共交通を使っての帰宅となった。

迎えに行ったバスの運転席と客席にはビニールシートが貼ってあった。しかしそれぞれ公共交通で帰宅したのだ。このビニールシートは国民全体の不安を象徴しているようだった。国民の誰もが厚労省の大臣の答弁を信用できなかった。

下船させている途中で結果が出た。オーストラリアに帰った人たちの中に陽性がいたのだ。その時対応することもできた。しかし当初の方針通りの下船が続けられたのだった。

今日2/24のニュースでは下船した人たちの中に症状が出ている人たちがいるとのこと。信じられないのはその症状が出ている人の中の数人だけを検査するとのこと。どれだけ検査できないのかすべての人が不安になるニュースだ。このようなことでは政府を信頼して一つになってこの問題に対応する力は出ないと思う。皆さんどうしたらいいのでしょうか。

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