飢餓の村で考えたこと 2

67歳になってわかってきたこと

2018年もの書きを目指して書き始めた。世の中のいろんな原理が自分なりにわかってきたことがある。2017年10月までは自然食にかかわる仕事をしていた。自然食品とは約40年前からの付き合いになる。この分野の仕事では食品の勉強から生産者や消費者との交わりまで食品に関連するほぼすべての仕事をすることができた。

その体験からほとんどの食品が生産や製造過程で化学物質が安易に使われていることが分かってきた。そしてほとんどの人たちはそのことを特に意識することなく食生活していることも。私は自分としては「バランス」を最も大切にするタイプではないかと勝手に思っている。極端な見方をしている時は自分らしくないと感じてしまう。しかし食品については世間の人たちとは大きく違った意見を持っていることになる。

哲学者ニーチェは当時としてはあまりにも先進的過ぎて社会と徹底的に対立してしまい孤立した。私はそれを哲学者の勇気だと考える。長年かかわってきた自然食品の仕事では私の意識と世の中の多くの人たちとは大いに違うことを感じているので、NGO編の次にはその問題を書きたいと思っている。近頃は食品以外にも世の中の人たちとは大いに違う見方を自分がしていることに気付くことが多くなってきた。


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