飢餓の村で考えたこと 49.50
学校に行ってないこと
バスの行先を訊ねて嘘をつかれたことで大変な目にあったことがある。当時いた日本人の殆どはこの経験をしていた。バングラでは見かけによって社会的地位を瞬時に判断する人が殆どだった。
男たちは自分が下に見られて不利益を被ることを恐れる。多くの貧しい人たちは家庭が貧しかったために学校に行けていなかった。それでバスの前に表示されている行先が読めない。しかし読めないことを知られたくない。
そこでさも読めるふりをしてこのバスが○○方面にいくバスだよと自信たっ