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保育園児が書いた、うさぎとミミズの本。

時間と元気がなくて新作漫画のペン入れが……となっていたら、タイミングよく?母が昔の本を発掘してきてくれました。
はっきりとは覚えていないのですが、おそらく、私が保育園児だった頃に書いたものです。(文字の間違いぐあいが小学校入学前のかんじなのです。自分だから、このへんはだいたい分かります。)

今回はこれを晒してみようと思います。

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「おやまの おさんぽ」

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うさぎさんが 本を読んでいると
へんな 紙が 落ちてきました。
何だろうと 見てみると

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それは 山の地図でした。
そうだ ぼくも この地図で
山へ行ってみよう。

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うさぎさんが 地図を見ていると

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みみずが来て
「ねえ、何しているの」
「あのね、山の地図を見ているの。そして、山に行くの」
「そうなの、じゃ、ぼくも行く」

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それから みみずと うさぎは
山に登りました。

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それから ビニール袋で
山から滑って下りて
いつまでも 仲良しでいました。
(おわり)

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……自分で書いたはずなのですが、突っ込みどろこばかりですね。

とりあえず私は、昔からミミズとか昆虫が好きだったことは分かります。
でも、どうして、うさぎとミミズ……?
あと、山に行って一番楽しいことが、ビニール袋で滑るって……うん……いいんだけどね……?

ともかく、言えるのは、こんな作品でも褒めてくれる人がいたから「書く」ことを続けてきたのだということ。
みなさん、周りの子どもが本気で書いたものは、褒めてあげてください。文字の間違いとか、レベルはともかく!

誰にもすすめられなくても一所懸命に書いている子は、たぶん「書かないと生きていけない」んじゃないかと思います。私はそのタイプで、自分の中にあるものを、絵や文字で書くことで発散しています。だから、発散方法を否定されたり奪われてしまうと、ストレスが溜まって発狂します。

……改めて見ると、地図を見るうさぎとか、けっこう面白いかもしれないなあ……グッズ化してみようかな……。


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