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OpenAI社の今回の騒動について、ChatGPTにいろいろ訊いてみた。

2023年11月17日、その事件は突然起こった。話題の生成AIの代名詞とも言える「ChatGPT」を開発した企業であるOpenAI社は、創業者であり、同社の顔とも言えるCEOのサム・アルトマンが退任すると発表した。

 驚いた私は、このニュースが飛び込んできた日本時間の11月18日のお昼頃、さっそくChatGPTに訊いてみた。

 警戒されたのか、生成AIらしい慎ましさか、ChatGPTは質問にはちゃんとは答えてくれなかったので聞き方をちょっとだけ変えてみた。

すると今度は、ちゃんと説明してくれた。まあ、その答えを読む限り、ネット記事を集めてきたな、と想像する。

さて、2日後の11月20日、事態が再び大きく動いた。退社したアルトマンがマイクロソフト社に入社したのである。えええっ!…である。私は驚くと同時に、すぐさまChatGPTに質問した。

ChatGPTは、自分を開発してくれている会社の一大ピンチにも関わらず、なかなか冷静な分析をしてくれた。

翌日、日本時間の11月21日、事態はさらに動いた。OpenAI社の社員がアルトマンの復帰に向けて大きく動いたのである。私は大慌てでChatGPTに質問した。

「彼のリーダーシップスタイル、ビジョン、または会社に対する影響力が、社員にとって重要であったことがうかがえます」とか「また、リーダーに対する強い忠誠心や、リーダーのビジョンに共感する社員の存在を示しています」など、CahtGPTはOpenAI社でたった今起こっているだろうことを今回もきわめて冷静に分析してくれた。さすが生成AI、落ち着いたものである。

さらに翌22日、事態は思いもしない方向へと進んだ。アルトマンが社員の求めに応じて、OpenAI社に復帰したのである。私は迷うことなくCahtGPTに2つほど矢継ぎ早に質問し、最後に彼(彼女?)にアルトマンへのメッセージも求めた。

これまでさんざん自社や自社関連の問題についてきわめて冷静な分析をてきたChatGPTだが、今回は「あなた(ChatGPT)は〜どんな言葉をかけてあげたいですか?」と質問したところ、「私たちの組織とそのプロジェクトに新たなエネルギーと方向性をもたらすことを期待しています。」とか「私たちは、あなたの指導の下で人類のためによりよい未来を共に創造していくことを楽しみにしています。とか、自分自身がOpenAI社の「組織の一員である」という視点からの挨拶の言葉を書いている。ちょっと驚いた。

あと、実は今回のアルトマン騒動の背景として、ChatGPTという生成AIの将来的な安全性についての対立がOpenAI社の取締役会の中であったという噂がある。その真相は不明だが、今回のChatGPTからアルトマンさんへの手紙の中に「人類のためにより良い未来を共に創造していくことを楽しみにしています。」とある。これが、生成AIの将来の安全性についてのChatGPTからのアンサーならば素敵だが…。

ちなみ、ChatGPTからアルトマンさんへの手紙の最後が「敬具」になってるのが、なんともマジメ。

                             敬具




<オマケ>

さて、実は私は、OpenAI社の社員の9割がアルトマンが復帰しなければ会社を辞めると言い出した11月21日に、ChatGPTにこんなお願いをしている。

つまり、CahtGPTに「最近のOpenAI社の騒動を絵に描いて下さい。」とお願いした訳だ。すると、なんだか、わかったようなわかんないような、中小製の高いイラストが返ってきた。それでもまあ、OpenAI社がとても苦しんでいるらしいことだけはわかる。空を待ってる紙片は何だろう?新聞?デジタル時代に、なぜ紙?あと左下に見えるのは、何だろう?@?それとも、蚊取り線香?

ものはついでに、「最近のOpenAI社の騒動を、もう少しリアルに描いて」とお願いしたら、下図のようなイラストが出てきた。

ネットの配信ドラマに出てくるハイテク企業みたいなイラストが出てきた。中央のモニタがデカすぎる。それはそうと、個人的には、中央にポツンと立ってこちらを見ている金髪女性の、途方に暮れた感じがなんとも味わい深い。カバンを片手に何を考えているんだろう?会社を辞めるのかな?

ものはついでと、今度は「現在の混乱してるOpenAI社を擬人化して」とお願いしてみた。すると、下図のようなイラストが出てきた。

確かにまあ、未来ロボット風のヤツが登場して、しかも肝心の頭脳が爆発している。飛び出しているのがネジだったりするのが、18世紀産業革命っぽいが玉に瑕だが、その表情からロボットがかなり混乱していることがわかる。

調子に乗った私は、さらに「これに、擬人化したマイクロソフト社も足してみて」とChatGPTにお願いしてみた。すると、下図のようなイラストが出てきた。

うーん、左側の彼が擬人化したOpenAI社で、右側の彼が擬人化したMicrosoft社なんだろうか?右側の青い彼は、なかなかにユニークである。胸にマイクロソフト社の象徴と「Open」という文字が書いてある。しかも、色味がほぼドラえもんである。なんだろう、この絵は?

さらにさらに、私はChatGPTに「この疑似化した二人の未来を描いて」とお願いしてみた。すると下図のようなイラストが出てきた。

もう何がなんだかよくわからないが、二人ともめちゃくちゃ楽しそうではある。まあ、良かったね、と思うw

2023-11-23
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#ChatGPT #OpenAI #サム・アルトマン


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