女子ゴルフ世界ランキングに思うこと。

日本では世界ランキングと言うが、国内だけで世界?と言うのは違和感がある。
ロレックスランキングが正式名称でメジャーでの優先順位、オリンピックリストの順位付けが主な活用法で、実力はと言うとオリンピック選考基準の15位ぐらいまでが妥当な順位だと考えると腑に落ちる。

国内ツアーでちょっと優勝したからといって海外ツアーに夢見るのが最近の風潮の様だが、笹生選手以降LPGAに参戦して優勝したのは古江選手だけ、今の状況では海外勢との差は明らかで畑岡、笹生、古江以外は烏合の衆となることは目に見えている。
稲見選手はゴルフのセンスは良いものの3年は我慢できないだろう。
西村、勝選手も今年100万ドル稼げない様では早期撤退を考えた方が良い。
吉田選手は観光気分で1年で撤退。
西郷選手だけは覚悟を決めて米国移住すれば何とかやっていけそうな気配がある。
上原彩子選手の様に単身エプソンで戦う気概の無い人は観光旅行と言われても仕方ありません。

1勝して今年も上位をキープしている古江選手ではあるが、拠点を持たないことからこのままLPGAにとどまるとは考えにくい。いくら鉄人でも体力的にあと2〜3年が限界で、キリの良いところで日本ツアーに復帰というのが落ち着き所でしょう。
今はご母堂のご尽力に支えられていますが、それも限界があるでしょう。

何れにせよ日本からLPGAに参戦して活躍するのは至難の業で相当な覚悟と資金面の裏付けが必要ということです。

チャレンジという形で2〜3年渡米するのがベストで、ネリーやリディア、コ・ジンヨンほどの活躍が見えて来たら5〜10年のスパンを考え直せば良い。

宮里藍さんも9勝という輝かしい戦歴を持っていますが長年レギュラーメンバーとして通用したのは今のところ岡本綾子さんだけですから。

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