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アナスタシアを観て思う事

同僚とドはまりしているミュージカル、『アナスタシア』について思った事を綴る。目次つけてみたけど、Ⅲはネタバレ、核心に触れるので、未見の人はご注意。


Ⅰ曲目

第一幕
1.Once Upon a December『遠い12月』
2.The Last dance of Romanovs
3.A Rumors in St. Petersburg『ペテルブルクの噂』
4.In my dreams『夢の中で』
5.The Rumors Never End『新たな噂』
6.Learn to do it『やればできるさ』
7.Learn to do it(Reprise)『やればできるさ(リプライズ)』
8.The Neva flows『ネヴァ川の流れ』
9.The Neva flows(Reprise)『ネヴァ川の流れ(リプライズ)』
10.My Petersburg『俺のペテルブルク』
11.Once upon a December(Ensemble)『遠い12月』
12.A Secret she kept『守られた秘密』
13.Stay,I pray you『惜別の祈り』
14.We'll Go from There『新たな旅立ち』
15.Traveling Sequence/Still『旅の場面/それでもまだ』
16.Journey to the past『過去への旅』
第二幕
1.Paris,holds the key(to your heart)『パリは鍵を握っている』
2.Paris,holds the key(Reprise)『パリは鍵を握っている(リプライズ)』
3.Close the door『扉を閉ざして』
4.Land of Yesterday『過去の国』
5. The countess and The Common man『貴族とただの男』
6.Reprises:The Countess aod The Common man and Land of Yesterday
7.A Nightmare『悪夢』
8.in a crowd of thousands『幾千万の群衆の中』
9.Arriving at the ballet/Meant to Be『バレエに到着/ヴラドの公開』
10.Quartet at the ballet『バレエでの四重唱』
11.Everything to Win『全てを勝ち取るために』
12.Once upon a December(Reprise)『遠い12月』
13.The Press conference『記者会見』
14.Everything to Win(Reprise)『全てを勝ち取るために(リプライズ)』
15.Still/The Neva Flows(Reprise)『それでもまだ/ネヴァ川の流れ(リプライズ)』
16.Finale『フィナーレ』


Ⅱ公演情報


公演期間:2023/9/12-2023/10/7
会場:東急シアターオーブ
上演時間:約2時間40分

タイムテーブル

その他:生オケ(リード2/トランペット1/パーカッション2/キーボード3/ヴァイオリン2/チェロ1)
私は9/14初見。海宝さんグレブデビュー日。

初見時キャスボ

Ⅲ言いたいこと


この作品のいいところは有識者の方が触れてるので、自分が書きたいことを。

※思いっきりネタバレ、話の核心に触れているので、注意


言いたいこと→グレブ、君は父の息子だよ

『The Neva flows』で、父は恥じて死んだと母から聞いたが職務を全うしただけだ、的に、グレブは自分に言い聞かせている。
父の息子として、ロマノフ朝は終わらせねばならぬ、と2幕クライマックスでグレブはアーニャに銃を向けるが、結局撃てずに終わり、「自分にはできない」と崩れ落ちるのだけども。
グレブの父も、実はアナスタシアは逃したのではないか、という印象を受けた。これは、同僚も同じ感想。
史実ではニコライ二世一家はイパチェフ館で銃殺されたわけだけど、即死はニコライ二世だけで、他の方はとどめを刺す必要があったらしい(wiki情報だけど)。
コルセットに縫い付けてあった宝石が防弾チョッキ代わりになったとか(このエピソード良い感じに使われてる気がする)。

自分にも子供がいた場合、子供にとどめを刺すことができるのか?

主治医とか身の回りの人も一緒に銃殺されたらしいけど、アレクセイ皇太子と仲良しになった調理場の少年は、一家と一緒に殺されないように周りの大人が手を回して直前に配置換えされたらしい。

こういうエピソードを知ると、グレブの父はアナスタシアを逃したんじゃないか、とどめを刺せなかった事を「恥じて」自死を選んだんではないかと思った。
なので、撃てなかったグレブは立派に父の息子だよ。誇りを持ってくれ。

なお、皇帝一家と一緒に銃殺された主治医エフゲニー・ボトキン、息子が居まして、名前はグレブ・ボトキン。「私は皇女アナスタシアだ!」で有名なアンナ・アンダーソンの熱心な支持者だったらしい。
アニメ版アナスタシアのヴィランがラスプーチンで、グリゴリーはГで始まるから同じアルファベット持ってきたのかな?位にしか考えてなかったけど、きっとここから拝借したんだろうなぁと思いを馳せる。グレブ、業が深い。

これから何回か見る予定があるので、他にも追記予定。

結局、4回見て、2アーニャ、3ディマ、2グレブ、2ヴラド、2リリー


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