よりによってGWの東京で同人イベントにサークル参加した話
何かをとちくるって初めてサークル参加したのが昨年の8月。
そして今回、サークル参加もなんだかんだで3度目、東京への参加は昨年11月に続いて2度目になります。
前回の11月が私的には大大大冒険だったので、何がどう大冒険だったのかを記録がてら記事にしようとしていたんですが、ただただ引きこもりを拗らせすぎているわたしが飛行機に感動しまくっている内容になってしまい、つまらなすぎたので途中で書くのを断念しました。
いやぁ、でもほんと飛行機ってすごい!!
そんなわけで東京。そう、東京です。しかもGWです。
とにかく家から出ようとしない人混み大嫌い引きこもり人間がなぜGWに東京へ向かう決意をしたのかというと、自カプのオンリーイベントが開催されることになったからです。
しかしいろんなあれこれがあり、イベントへは当日朝に飛行機で東京入り、終わり次第とんぼ返りコースという、こいつ……折角東京行ったのに何も東京感じずに帰ってやがる……っていう、旅行苦手すぎおうち大好き人間による弾丸旅程となりました。
当日朝一の飛行機で羽田空港着→バスでビッグサイトへ直行、の流れだったのですが、全ての交通機関が滞りなく機能した状態にもかかわらず、会場の自スペースに到着したのが開場30分前という状態。リスキーすぎる……。
でもギリギリ到着でありがたかったのは、自分の描いたものを人に見える状態に設営するという行為を恥ずかしがっている時間すら無かったことですかね……。
そんなわけで設営が終わったのは本当に開場とほぼ同時。とはいえ、開場直後は自分が何をどこに置いたのかもわからずバタついている状態でした。すぐに来てくださった方には特にバタバタしていて申し訳なく;
そして設営が終わった時点で開場していたので、自スペースの設営写真を撮れませんでした!今思えば、折角ポスターを作ったのにちょっともったいなかったかなぁ。
というか今回、机に敷く布を忘れました。自スペースに着いた瞬間、荷物に入れた記憶がないことに気付きました。信じられなさ過ぎて時間もないのにXで叫んでいました。
正直、GWとかいう地獄の人混み期間にわざわざイベントに来る人そんな居る……?と思っていたのですが、蓋を開けてみればわたしが参加した過去2回より大盛況でした!!考えてみれば東京開催のカプオンリーって1年ぶりだし、参加スペース数もわたしが知る中では最多だったのでそりゃそうか。
というかわたしが元気がなさすぎるオタクなだけで、みんな元気なんですよね……。世のオタクはすごく元気。
わたしは差し入れを用意しない党(?)の人間なのですが、思いがけずあれこれと差し入れを頂いてしまってありがたいやら申し訳ないやら。世のオタクはすごくマメ!すごい!
そしてお手紙……。ほんと嬉しいですよねお手紙……。
元気が無くなった時に読みますボックスに大事に保管しています。
ところでわたしは自カプにハマってやっと1年経った程度のぺーぺーなので、3年や4年もの間ずっと活動してらっしゃる方を無条件に尊敬しているのですが、今回そういう雲の上の大ベテランの方だ!と思っていた方数名とおはなしできる機会があり、それはそれはとても嬉しかったです。
中でも「昔から活動している人しかずっと知らなかったんですけど、最近になってたくさん描いてる人が居るなと思って(わたしのことを知った)」と言って貰えたこと、すっごく嬉しかったです。
新入りを受け入れてくれる土壌、本当にありがたいし嬉しいし大事だなと思います。あったけぇ自カプ、さいこ~~~~!!!!!と叫んで、今回の記事は終わりたいと思います。
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折角なので(?)今回出した新刊2冊についてちょっとだけ話して終わりにします。ネタバレはほぼ無いですが気になる方や、本に興味の無い方はスルーしてください。
1冊目:1417の話
今年2月に開催されたwebオンリーにて展示した漫画がニキくん視点だったので、それなら燐音くん視点も欲しくない?と思ったので、追加する形で作った1冊です。
……白状してしまうと、食料を分けてもらうために近所を土下座して回った燐音くんが描きたい、というのがスタートでした。インターホンを知らないのでピンポンせずにドアをドンドン叩いていたり、アパートの隣の部屋に行かずに階段を駆け下りて建物外へ飛び出している(同じ建物に違う人が住んでいるという発想が無い)のがちょっとしたこだわりポイントです。
そんなわけで描きたい部分を先に深く考えずに描いてしまった結果、ニキくん視点のお話とどう繋げるかで苦しみ倒すことになるのですが――。
ニキくんの持つ言ってしまうと「異常な特性」を全く異常とは感じていない燐音くんのそう考える理由をこじつけられたこと、「釣り合う」ということの特別さを少し補足できたのは、まあ良かったのかなぁ。
表紙は「NTラシャ スノーホワイト 170kg」という紙です。画用紙っぽい質感なのにさらっとしていて柔らかさもあって、イメージにぴったりでとても良かったです。あと遊び紙は「ポルカ(ソーダ)」という紙です。人生初の遊び紙、名前で使うと決めました!
2冊目:お酒呑むR18のやつ
「実は〇〇したことが無い燐音くん(核心中の核心なので一応伏せ)」という思いつきからはじまった1冊です。
話を練ったら「完全にR18じゃん……いや、誰が描くのそれ……」って内容になってしまったんですが、他に本に出来そうな長いお話を思いつけなかったので結局決行することになりました。
わたしは長い話をかくときは「こんな顔描きたいな~こんなシーン見たいな~」というのを思いつくままに文字で書き出して、それをなんかいい感じに繋げるというやり方をするんですが、オチの手前の部分が最後の最後まで決まらず……。最後までずっと白紙でした。毎回同じところを先送りにして困ってる気がする……。
どうでもいい裏話として、えっちなシーンで描けることがなさすぎて2P削った→説明足りなさ過ぎじゃない?という部分の補足のつもりでおまけっぽい2Pを足したので、最終的には当初の予定通りのページ数に納まったという経緯があります。
あと、webに出したサンプルでは意図的に省いたページがあります。紙の本の良さのひとつは、ページをめくったら現れる右側ページのインパクトをぶつけられるところだと思っているので……。それと、サンプルを見てくださった方が「知らないページある!?」ってびっくりしてくれればいいなっていう悪戯心です。
表紙は「パルルックトワイライト 185㎏」にマットPP。用紙について全然詳しくないので、どんな紙なのか片っ端から検索して調べるという作業をしていたのですが、この用紙をググった時に「ほどよくえろくて良い!」と見たので採用しました。笑
実際ピンクに偏光するのなんかすごくえっちぃし、マットPPのおかげでさらっとしっとりした感じも出ていてとても良かったです。全然しっとり系の絵ではないというのはさておき……。