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相次ぐ鹿児島県警の不祥事が映し出す、日本社会の闇 公益通報保護制度、認められず 記者クラブ制度の問題も
鹿児島県警は、今年に入り複数の不祥事が相次いで発覚している。
4月、鹿児島県警の警部が知人女性に対して不同意わいせつ行為を行ったとして逮捕される(1)。
また元生活安全部長が内部文書をライターに漏らしたとし、国家公務員法の守秘義務違反で逮捕・起訴された。この事件に関連して、現職の警察官や元幹部が逮捕される事態が続く。
一方、鹿児島県警の情報漏えい事件に関連して、ニュースサイト「ハンター」への捜索が行われた。
捜索は、鹿児島県医師会職員(当時)の男性A氏による強制性交疑惑に関連する別事件の捜査名目で行われたが、この捜索に対しては、多くのメディアが取材機関への強制捜査を批判。
捜索の真の目的が、県警の内部情報漏えいの捜査である可能性が指摘されている(2)。
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公益通報保護制度、認められず
一方、元鹿児島県警の本田尚志氏(60歳)は、警察内部の腐敗を暴露するために内部文書を記者に漏らしたとして逮捕。
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