学校帰りにやってみたいこと
通信制高校に通う次女。
スクーリングは、数少ない外出の機会。
いつでも、どこへでも行けるのに、
ほぼ家で過ごしている日々。
そんな次女は、何かをしたくなったけど、
自分のお金は使いたくなかったようで、
母に交渉(笑)
学校帰りに、ランチがしてみたい。
でも、お金がなくて。
こんな感じで、交渉開始してきた。
さらに、学校までの地下鉄代は
母が払っているから、
ランチ代と合わせて1000円でいいから。
これまた、上手な感じで言ってきた。
そこで、学校へ行くのは土曜日だから、
ドニチカキップを使えば、地下鉄も乗り放題。
通常の地下鉄代+40円だし。
そんなことをアドバイスして、1000円を渡した。
何かをしたいと言うことはあまりないので、
自分から何かしたいのなら、
応援しない選択肢はない。
次女は、”ありがとう”と1000円を受け取り、
足取りも軽く出かけていった。
姉に話したら、
”高校生らしい夢だね!”
と、大人な発言をしていた。
母も姉も、何をしてくるのかと、
もしかすると、次女以上にドキドキしながら、
おみやげ話を楽しみにしているのだ。
学校の帰り道は、少し街を歩き、
疲れて、地下鉄に乗り、
ランチをして、お店を少し見て、
地下鉄に乗り、降りた駅前の公園を散歩。
帰ってきたら、楽しそうに話していた。
一人で地下鉄に乗ることはあっても、
決まった場所しか行かない。
だから、初めての場所に興奮していた。
地下鉄で行ける場所だけれど、
次女にとっては、大きな一歩となるのかも。
楽しそうにしている次女を見ながら、
そんなことを思った、夕暮れ時だった。