愛知CL使用イシヘンジンV-MAX
こんにちは
タネボーと申します。
愛知CLは惨敗してしまいましたが
今回はオリジナルデッキをつくって真剣に大会に臨んだので、記録として初めてノートを書くことにしました。
簡単に自己紹介ですが500円デッキが発売されたころに初め、ポケカ歴は約1年半くらいになります。普段は千葉にある柏か松戸でたまにポケカをやる程度です。最近は忙しくあまり行けていません。
ポケカ以外に好きなのは、バイク、カラオケ、麻雀、野球(横浜ベイスターズ)などです。
今年の大型の主な成績は東京CL 5-3シティ1柏 8-1シティ2 柏4-2 と、あまり目立った成績はなくどこにでもいる普通のプレイヤーです。
今まで運よく東京CLと愛知CLは優先権を持って出場できていたのですが、今回は愛知CL一週間前の直前のシティで負け後がなく、絶対に完走して京都の優先権を取りたいという気持ちが大きくどうしたら自分が勝てるか考えた結果、環境にマッチした新しいタイプのデッキで乗り込むという結論に至りました。
まずは自分の環境予想から
とりあえずレギュ落ち+ルール変更後の初めての大型大会だったので注目のポイントとしては
1先行はサポートカードが使えない。
2ニコタマがない。
3グズマがない。
4ブロアーがない。
特に1の影響は大きく特性でのドローができるデデンネ、ザシアンの採用されたデッキタイプが強いこと。
2によりスピードが早く溶接工が入る炎が強いこと。
3により裏が狩られずらく、システムクリーチャーが強いこと。
4により道具全般が強く特に鋼鉄のフライパンが強いこと
他にも色々ありますが、ざっくりと、こんな感じで考えてました。
さらに、直前のシティリーグでは3ザシに速度で有利が取れるミュウ3(炎)とピカゼクが暴れていましたので、この2つのデッキタイプが環境の中心と考えました。その2つのデッキタイプに加え速度以外万能で非エクやコントロール系統にめっぽう強く安定感のある3ザシ。
tier2としては、プレイ速度が遅いと使うことができないが、めっちゃ強いモルペコ人形。超万能でタッグに有利なズガアゴ。速度が遅くてめちゃくちゃ難しいが使いこなせれば硬くて強いメルザシ。この辺りと予想しました。
tier3としてtier1に対して相手の構築次第では詰ませることのできるタチフサグマ。どんなデッキとも戦うことのできるカビゴン。タッグに強いがタチフサグマとモルペコにめっちゃ弱い子ズガ。ハマれば強いコータス。時間制限が厳しくミュウ3(炎マグカルゴ)には絶望的なピジョコン辺りを予想しました。
とりあえずいえることはデッキタイプが多すぎて上記のデッキの全てに有利が取れるデッキタイプなどないという結論になりました。
また、ハイパーボールやテテフがない新しい環境の中で、デデンネやザシアン、それに触れるグッズを積むことのできる安定感がtier1のデッキ達は頭1つ抜けているように思いました。
なのでデッキの選択としてtier1のデッキにメタカードを積んだデッキ(ミュウ3の隠密フード)(ピカゼクのシャードボックスミミッキュ)(3ザシの無人発電所や戒めの祠など)か、ずっと使っていて慣れている子ズガを握ろうかと思っていましたが、グズマがない関係で様々なデッキにピッピ人形が出張すると考えてしまい、とにかく迷走していました。
愛知CL3日前でもデッキが決まらず、もうシティと同じミュウ3(炎)でいいかとも思いましたが、どうも練習量が足りずプレイングに自信もなく、環境デッキ握ってメタきつい中で正面から殴り合いをしても完走できる気がしなかったので、LOを握ろうと考えました。
(LOとはライブラリーアウトいわゆる山札切れを狙うデッキです)
スタン落ち前にフーパLOをそこそこ使っていたので少し慣れていたことと、デデンネや博士の研究などで環境が高速化していたのでいけるのでは?と思いました。
しかし、現実としてはスタン落ちによりフーパLOのエースであるフーパ、最強の回復ソースの満タンの薬とかわいいアセロラ、カウンターキャッチャー、プルメリ、なによりも最強のルザミーネがないので従来の構築は不可能でした。
既存のLOは、私の知る限りピジョンコントロールのみでしたが、このデッキは環境予想のtier1の3ザシとミュウ3(炎)にはほぼ勝てず、環境に合わないこと。
また、デッキを枯らしてリソースマネジメントのヤレユータンで手札を枯らすか、エネルギーを全て破壊し、ザクザクピッケルでデッキトップを封じるタイプで時間がかかる上に対戦相手をめちゃくちゃ不快させるデッキであり握りたくなかった。(ザクザクピッケルは個人的にはめっちゃ嫌い。あれはオナニー。)
上記の理由により自分で1からLOデッキをつくることにしました。
最初に、考えたのは3神どうすんの問題です。オルタージェネシスにより非エク3体倒されたら負けなのでLO系の天敵であり、さらに、とんでもない火力を毎ターン連打できます。
これを解決するために特性頑丈をもつ、ドンファンを使おうと思いました。
ドンファンの頑丈で1発耐えて死ぬほど耐久するデッキです。
ドンファンは私が初めてジムバトルに出たときに使ったカードで、非常に思い出深いカードだったので、めっちゃ使いたかったのですが、とりあえず仮組みして回した感想としては、非常にプレイングが難しく、底なし沼を溺れながら泳いでる感じでした。これを25分で回して勝つには私の頭では無理という判断に至りました。
そもそもLOと相手にすぐバレて山掘ってくれないということに気づき、(このときで大会まで残り2日)普通に殴る感だして相手に勝手に山使わせることにしました。
まず候補となったのはルカリオ&メルメタルです。
フライパンとフルメタルウォールで-60で耐久するの強くない?と思いましたが、殴るデッキに炎多そうで、かつメルカリザシアン対策にフラダリラボが採用されてそうだなーと思ったのと、回復ソースがマオ&スイレンしかないこと、ニコたまがないので、追加効果ありのGxワザ打つのに手間がかかることなどから辞めました。(時間がなく頭で考えただけで試してはないです。そのうち真面目に考察したいです。)
行き詰まり前に適当につくったイシヘンジンのデッキが強くはないが、ストーンギフトで回復しながら戦うと硬かったことを思いだしなんとなくLOで組むとけっこう戦えたので時間もないしこれで行こうと少し調整して大会に臨むことにしました。(大会前日)
ざっくりとこのデッキを説明するとイシヘンジンV-MAXとピッピ人形でひたすら耐えて相手の山を削り切るデッキです。
このデッキのポイントとなるカードの紹介
マチス
サイドが負けていればサポートが2枚使えるがこのデッキはサイドを取らないので、最序盤以外はいつでもサポートを2枚使える。めっちゃ強い。
ジュジュべ&ハチクマン
ゲームやってないのでこの人達は全く知らない。私は略すときはハチクマンと宣言します。このデッキの主役。追加効果も強い。
ハンサム
最強のカード。ポケカを初めたときにシロナが高かったので20円のハンサム4枚から初めた思い出もあり、また使えて嬉しい。ホイッスルもあるのでハウが使われることはないのではとポケカを初めたころ思った。
序盤は普通にドローサポートとして使うが、めっちゃ怪しまれる。しれっと使って誤魔化そう。
真面目に解説するとヤレユータンと合わせると割と好き放題できる。以上。
シロナ&カトレア
マチス→シロナ&カトレアで手札を3対4交換をサポート権を残した状態でできる。マチスを回収することで次のターンもマチスを使える。頭おかしい。
タッグコール
1対2交換。強い。強欲な壺。友達手帳と合わせると限定的な時のパズルように使える。最強。
ザシアンV
生きるセレモニー。タネなのでサーチも効く。
シロナ&カトレアやハンサムと相性がよく2、3ターンで手札がめっちゃ貯まる。
このデッキは有利不利がはっきりしており、得意な相手にはあまり頭を使わずに勝てるので自分の体力を温存できること。
苦手な相手でもメタ外のデッキなので対策されておらず、初見殺しで相手のプレイミスを狙えること。
意外と3ザシとズガアゴ以外はどうにかなると思い当たらないことを祈りました。
個人的相性表
対ピカゼク 9-1
ほぼ負けないと思います
負けるとしたら種きれくらいでしょうか
イシヘンジンで殴ることを視野に入れながら育てると勝手に山が削れ楽に勝てます。
弱点つけるので進化前でも殴り殺せます。
対ミュウ3(炎) 8-2
デデンネ2回かデデンネ1回+博士の研究1回くらい打ってくれれば多分勝てます。
デッキがバレないようにイシヘンジンを育てましょう
マグカルゴの溶岩流とマックバンGxに気をつけましょう
対3神ザシアン 2-8
tier1の中で最も辛い相手。先行ならイシヘンジンにエネルギーを毎ターン貼ってオルタージェネシスのタイミングでダイロックを狙います。返しのアルティメットレイをマオスイレンで回復して3神を倒すことでハチマキがなければザシアンでも330−180+120−260で残り10ぎり耐えます。相手がマオスイレン等で逃げた場合はこちらも逃げて体制を整えます。相手の3神280−200+120−200でマオスイレン1回なら確定数は変わりません。ですが、倒すこともできるくらいのプレッシャーを与え相手の山を削らすのが目的です。理論上ヤレユータンのリソースマネジメントを1回ハンサムで回収しないと勝てないです。
つまりイシヘンジンVMAXを1枚取られたら負けになります。
ジュジュべ&ハチクマンでピッピ人形を押し付けて相手の山を削りきりましょう。
かなり厳しいです。アブソルを置かれると更に辛いです。
対モルペコ 7-3
基本的にはマリィを強く打ってくる相手だと思っています。V-MAXされるとピッピ人形が死滅しますが返しのダイロックで殺せるので基本的には泥試合になるはずです。
このマッチの最大の敵は時間になります。
自分も辛いですが相手のが辛いはずなので根気よく耐えましょう
対メルザシ 6-4
基本的には有利だと思っていますが、本戦ではアブソルを置かれ、マリィを5回打たれて負けました。(シロナカトレア回収分を含む)
相手のマリィの採用枚数次第ですが、友達手帳を最低2枚落とさなければ行けると思います。落ちてもヤレユータンを1回挟めば多分勝てます。丁寧なプレイよりはある程度必要パーツがそろえばさっさとLOを開始してしまった方がよいと思います。
対ズガアゴ 3-7
実はけっこう辛い相手。
青天井の火力でイシヘンジンが倒されることとバーストGxで1枚サイド誤魔化されるのが辛いです。バレないようにサイド4枚にしてビーストリングを探していってくれないと勝てません。炸裂バーナーもわけわかんないくらい強いです。ケルディオとアローラペルシアンを真面目に考えるくらいには辛い相手ですがあまりいないから当らないだろうと読み見事本戦で当たりました。
対タチフサグマ 10-0
基本的に負けません。ヤミラミとイベルタル以外火力出ませんがイシヘンジンは1枚以上出さないほうが無難です。
イカが沢山入っているオロヨワ(超ミュウ3)も辛いです。3-7くらいでしょうか?上位卓にはけっこういましたので私の環境読みは良くなかったです。
対モクナシゴリラ 0-10
無理。絶対勝てません。諦めましょう。
弱点とかではなくフシギバナ&ツタージャの特性、Gxわざともに辛く勝てません。
このデッキを使うにあたり、プロモジラーチ使ってるのにハンサムをしれっと使う違和感が凄いと友達に指摘されたため、仕方なく通常のジラーチを使用。(ブスだから使いたくない)
スリーブも最近出たアローラの守り神とかいう初心者っぽいものを使用しました。
プレイマットも会場に持って行きましたが、当日は使用しませんでした。
当日のマッチアップ
1戦目 3神ザシアン
お相手ザシアンスタート
3神じゃなくてメルカリ出してくださいとお祈りするがタッグコールで普通に3神呼ばれる。辛い。
ふとうのつるぎでザシアンにエネルギーがつき、普通に殴ってきたのでオルジェネ打たれる前にマチス使えるようになったのでそのままマチス→シロナカトレア→ダイゴで必要パーツ集める。
ダイゴでやっと違和感もたれた。
そのままLOして勝ち。
2戦目 3神ザシアン
お相手3神スタート。連続で3神ザシアンと察して禿げそうになる。
ピッピ人形を押し付けてリソースマネジメントで全て回収。
マチス→ハンサム→ジュジュハチの追加効果でピッピ人形とイシヘンジンV-MAXのみにして相手のラスト1枚のサイドを取らせず山削って勝ち。今大会のベストバウト。理想の動きができて満足。めっちゃ疲労した。
3戦目 3神ザシアン
3神ザシアン2連続で疲れていたのでそろそろ有利マッチ踏みたいと思っていたところにまたこいつもうやめて。
キョロキョロと対戦卓の周りを確認すると3ザシ全然いなくて発狂。
マジでピカゼクとミュウ3あたらん
しかもアブソル入りの1番めんどいやつ。
最後相手の山あと4枚だったけどマチス触れれず負け。
最後自分山が大部なかったので友達手帳使ってトップマチスの可能性を上げるべきだった。練習の足りなさが出てしまったマッチでした。
4戦目 メルカリザシアン
またザシアンやんけとメンタルボロボロの中でメルカリ出てきてちょっとやる気でた。必要パーツを集めながらマリィ打たれるまた集めるマリィ打たれる集め・・・え、君マリィ4投してるんだふーん。2枚目のザシアンがサイドで立てれず最後マリィにわからされて負け。
上にも書いたとおりさっさとLOすべきだったとプレイを反省。
お相手残り山6枚。辛い。
5戦目 マグカルゴ
おそらくとーしんさんが使っていた感じのマグカルゴだと思う。ギミックが噛み合っていて非常に見ていて気持ちがよかった。
マックバンGxのみをケアしながらそのまま勝ち。
6戦目 スガアゴ
サイド誤魔化される嫌な相手。そしてスタート種無しかつジュジュハチ見られLOバレる
こうなると炸裂バーナー打たれながらゆっくり潰されるのでかなり辛い。
やるだけやろうと頑張ってパーツ集めているとお相手からマリィ宣言。
ズガアゴに溶接工と博士以外のドローサポート入るですね。
お相手の残りの山はたんまり。完全敗北。
こうして私の愛知CLは3-3と今シーズン最低の成績で終了しました。
結果としては環境を読みはずしてボロ負けでした。3ザシのデッキパワーを舐めてた私の完全敗北です。こやつを環境の中心で考えるなら子ズガでよかったです。
ザシアン対策と思われるマリィがついでに刺さってしまった感もあります。
シニアで結果を出した3ザシやマリィを重く見たフラージェスピッピ人形LOと比べるとデッキとしての完成度も足りませんでした。
あとは練習がちょっと足りなかったです。デッキは最低でも一週間前に決めないと駄目だと痛感しました。
結果は奮いませんでしたが、新カードを使って1からデッキをつくったことが久しぶりで楽しかったです。
細かいレシピについてあまり自信がないので全体では公開はしないことにしました。
どうしても知りたい方はTwitterかなんかでメッセージをくれればさしあげますが、パーツの枚数やバランスなどを考えることが非常に面白く感じました。
私も最近忘れていましたが、新しいデッキをつくるきっかけにしていただければと思い、記事を書いてみました。
非常に長文になってしまいましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。もしよろしけばTwitterにいいねとかしてもらえると大変喜びますのでよろしくお願いします。