【mineo】10分通話パックとLaLa Callアプリを徹底比較
この記事では、mineo(オプテージ)の2つの通話系サービス「10分通話パック」と「LaLa Call」(共に月額110円)を徹底的に比較し、どちらがお得か・おすすめかを検証します。
【まず結論】携帯番号充てに電話することが多いなら10分通話パック、固定電話やお店・企業充てに電話することが多いならLaLa Callが得
携帯番号(090/080/070)充てに電話することが多いのであれば10分通話パック、固定電話充てに電話したりお店・企業に予約・問い合わせの電話をすることが多いのであればLaLa Callがお得です。
上図は携帯電話充て・固定電話充てに10分通話パック、LaLa Callの実質無料範囲内でそれぞれ最大何分通話できるかを表したものです。
携帯電話充てで見ると10分通話パックの方が長く通話できますが、固定電話充てで見るとLaLa Callの方が長く通話することができます。
10分通話パックとLaLa Callの概要
10分通話パックの概要
10分通話パックとは月間10分間まで無料で通話出来るオプションです。(1回あたり10分までの電話がかけ放題になるオプションではありません。)
通常の電話代(30秒22円)と比較すると、一カ月あたり2分30秒以上通話するかどうかが損益分岐点になります。
通話しなかった分は最大10分間分まで翌月に繰越することが出来ます。
LaLa Callの概要
LaLa Callはmineoを運営するオプテージが提供するiP電話サービスです。
通話料は携帯宛なら30秒8.8円、固定電話充てなら3分8.8円で通話できます。
mineoユーザーなら110円分の無料通話がもらえるので携帯宛なら最大6分間、固定電話宛なら最大36分間実質無料で通話できます
また、以下の050番号充てであれば無料で通話することが出来ます
「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」に掲載されている050から始まる電話番号はLaLa Callを使うと無料になる場合が多いです。
10分通話パックと違い、通話時間の繰り越しは出来ません。
通話料金以外の違い
電話番号
10分通話パックでは、携帯電話番号を使って通話をかけることが出来ます。
LaLa Callでは050から始まる電話番号を使って通話をすることになります。
050番号は詐欺に使われることも多いことから警戒してる人も多く、取って貰えない可能性が高くなります。
通話品質・安定性
10分通話パックは、音声通話専用の回線を使うため高音質な通話が保証されており、通話が途切れたり遅延が発生するリスクが少ないです。
LaLa Callは、インターネット回線を使うため通話品質が環境によって劣り、通話が途切れたり遅延が発生するリスクが10分通話パックと比較して高いです。
端末の自由度
10分通話パックは、mineoの音声通話対応SIM(デュアルタイプ SIM)に付けるオプションなのでmineoの該当の音声通話対応SIMを入れている端末でしか利用することが出来ません。
LaLa CallはiP電話サービスの一種なので、mineoの音声通話対応SIMを入れていない端末でも利用できます。
ただし、mineo以外のSIMカードネットワークで通話を行うと通信量(1分あたり約277KB)が発生します。
留守番電話サービスの利用可否
10分通話パックには留守番電話サービスが付いておらず、別途オプションを申し込む必要があります。(SoftBankは無料。AuとDocomoは330円。ただしAuとDocomoは記事執筆時点で新規受付停止中。)
また留守番電話を再生するのに、10分通話パックに入っていても30秒22円の料金がかかります。(余談ですが、「10分かけ放題」「時間無制限かけ放題」に入っていても同様に料金発生します。mineoに確認済み。)
LaLa Callには標準(無料)で留守番電話サービスが付いており、留守番電話を再生する料金も発生しません。
【まとめ】10分通話パックとLaLa Callどちらがおすすめ?
冒頭でも述べた通り、単に通話時間だけを考慮すれば携帯番号充てに電話することが多い場合は10分通話パックが、固定電話やお店・企業に電話することが多い場合はLaLa Callがおすすめです。
通話時間が月間6分以下で済むことがほとんどであれば、どちらを選んでも金銭的な優劣はありませんので付加価値で考えるのがおすすめです。
通話品質・安定性を求める場合や稀に長電話する場合は10分通話パック、留守番電話を利用したい場合やmineoのSIMが入っていない端末で電話したい場合はLaLaCallを選ぶといいでしょう。
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