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ISRGの決算結果 (2024Q1)

Intuitive surgical(ティッカーシンボル:ISRG / セクター:医療機器・器械)が第1四半期決算を発表しています。


予想($) EPS 1.41
実積($) EPS 1.50 ⭕

予想($) 売上高 1.87B
実積($) 売上高 1.89B(+11.5%) ⭕


・第1四半期の増収は、主にダヴィンチの手術件数の伸びとシステムの設置台数の増加によるものです。
・全世界のダヴィンチ手術件数は2023年第1四半期と比較して約16%増加。
・当社は、2023年第1四半期の312台に対し、今期は313台のダヴィンチ手術システムを設置。
・2024年3月31日現在のダヴィンチ手術システムの設置台数は8,887台となり、2023年第1四半期末の7,779台から14%増加。


カンファレンスコールの要約①

ロビー・マーカス氏

好調な四半期決算おめでとうございます。特に困難な時期にもかかわらず、16%増という結果に驚きました。要因について詳しく教えてください。いくつかの手術について言及されましたが、この好調な業績は持続可能だとお考えですか?今年全体のガイダンス引き上げの根拠は何ですか?

ゲーリー・ガサート氏(CEO)

最初の質問はジェイミー・サマス氏(CFO)にお答えいただきます。その後、私が補足説明します。

ジェイミー・サマス氏(CFO)

好調な業績は、特にアメリカとイギリスの地域が牽引しました。また、泌尿器科以外の分野においても、ブライアン・ギブソン氏が説明したように、OUS市場においても成長が続いています。具体的には、がん手術、結腸直腸胸部手術、子宮摘出術、国際市場における良性腫瘍の初期成長などが挙げられます。これらの要因が、第1四半期の好調な業績に貢献しました。

ガイダンス引き上げについては、各チームからの情報や顧客からのフィードバックを踏まえ、慎重に判断しました。ガイダンスレンジは上下1ポイントずつ引き上げられていますが、引き続き注視していく予定です。

ゲーリー・ガサート氏(CEO)

ジェイミーの説明の通りです。

補足

  • 好調な業績は、米国と英国の地域における成長、泌尿器科以外の分野における成長、がん手術、結腸直腸胸部手術、子宮摘出術、国際市場における良性腫瘍の初期成長などが要因。

  • ガイダンス引き上げは、各チームからの情報や顧客からのフィードバックに基づいて決定。

  • ガイダンスレンジは上下1ポイントずつ引き上げられているが、引き続き注視していく。

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