無限ループ少女A

友達と居酒屋で飲んでいた時に、友達がどうしても「パチンコ打ちたい」と言うので、時間もいい感じだったことだし、ちょっとだけパチンコを打つことを決め、店を出ました。

正直、私はそこまで乗り気じゃなかったけど、まあ久しぶりにちょっとだけならいいか〜と思い、リゼロの台に座りました。打ち始めて数分で友達の台からポキューン!と先バレ音が聞こえました。

(いや〜まさか、まだ打ち始めて数分だし、どうせ当たんねえだろ)私はそう思い、内心外してくれ!とも思いつつ横目で見ていました。

結果、すんなり当たり、その後も確変が続き、計約2万発を出していました。

友達は有頂天。脳汁ドバドバ。悔しいし羨ましいし焦る私。友達はそそくさと換金所の方へ向かいました。換金所から帰ってきた友達がレッドブルを私に差し入れして一言

「なんか〜サーセン(笑)」

煽ってんのか。その一言で火がついた私はその後も打ち続け結局2万負け。閉店間際になった時に店員さんが私たちの方に近づいてきました。

店員「今日は当たりましたか〜?」
私「友達は当たったんですけど、俺は全然ダメでしたよー」
店員「そうなんですか、、うちの店長はエヴァの綾波が好きなんでゼロが付く日はエヴァが熱いんで、是非ゼロが付く日にまたいらしてください」
私「そうなんですか!じゃあまた今度ゼロが付く日に打ちにきます!」

とは言ったものの、超その店員さんを疑ってました。怪しい、怪しすぎる。その話本当か? いや嘘に決まってる。絶対行かねえ
と思ったけど結局一縷の望みをかけてゼロが付く日にリベンジしに来ました。

(エヴァが熱いって言ってたけど綾波が好きならシンエヴァだな) 私はシンエヴァの台を打つことにしました。

1万、2万とシンエヴァに飲まれていき、とうとう1000ハマりまでいってしまいました。

やっぱ嘘じゃねえか!もう帰る!
とは思ったものの、このまま負けたまま帰るのはやっぱ悔しい。そう思った私は1万円だけリゼロにリベンジすることに決めました。

リゼロが置いてある島に移動し、打ち始めました。そこであることに気が付きました。ババアが中森明菜の台を爆音で打ってることに。うるせえ〜まあでもしょうがないかと思いながら打ち続けていると、突如爆音で流れる「少女A」

そうババアが当てたのです。爆音で流れる少女A
じれったい、じれったいじゃねえよ。じれったいのはこっちだわ

しばらくして、少女Aが終わりました。やっと爆音少女Aが終わったと思ったら、2周目少女A。
まじかよ、もう飽きただろ少女Aは、違う曲にしてくれよ、北ウイングとかにしてくれよ。爆音でLove is the mystery聞かせてくれよ

2周目少女Aも終わり、やっと終わったもうさすがに3周目は無いだろと思ったらまた少女A。おい嘘だろと。どんだけ少女A好きなんだよ。逆にそれしか知らないのか?もうそろそろ禁句だろ。

その後3周目も終わり、案の定4周目も少女A。てかどんだけ続いてんだよ。

その日は結局リゼロも出ず、無限ループ少女Aを聞くことになり、ついてない一日となりました。もうパチンコは打ちません。限界なんだわ婆さんイライラするわ〜


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