見出し画像

中国企業につぶされた東証第一部優良企業レナウンの破産

東証第一部上場企業のレナウンは、業績悪化のため、中国繊維商社(山東如意)から2度に分けて、合計約70億円の第三者割当増資を受け、株式の50%以上を山東如意に握られて、取締役の過半数を山東如意に握られた。

その後、レナウンは山東如意の香港子会社への売掛債権53億円が回収できず、更生手続きに入らざるを得なかった。つまりレナウンの親会社が子会社に売掛債権を払わずに倒産させたのだ。本来民事再生を行って、再建を目指すべきところ、親会社が反対しつぶされることになった。しかも、この破産で債権者には50%以上の配当金が払われるという異常な破産処理になった。

なお、レナウンの約3000人余りの従業員は、首となった。このように安易に中国企業から資金の提供をうけると、いかに大きな企業でもつぶされて従業員の首が飛び、企業の持っていた資産を全部食い尽くされることになるのだ、ということを起業人・政府・与党国会議員は、知りなさい。

政府・与党国会議員は、レナウン破産の後始末を見て、中国企業が日本の企業を食い物にできない法律を作ってくさだい。

一部上場から倒産へ~中国資本に無警戒だったレナウンの末路[桜R3/8/5]


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?