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【注目モーター】 住之江G1 高松宮記念特別競走


<住之江ビッグ5>

【68号機 52.3%】 枝尾賢

4月の初卸しからずっと気配のいいエンジン。伸びを中心にしながらも出足〜行き足の部分もしっかり仕上がって、スリット、ターンともに強い。9月に使用した安達裕樹は迫力満点の仕上がりで節一級。近況は山口真喜子、冨樫麗加と使用してパンチ力を感じるほどではないが全体的に他よりも強い。

【30号機 44.7%】 船岡洋一郎

8月の摂河泉競走で石野貴之が3コースから捲り差して優勝。それまでは上位級の動きではなかったが、石野が仕上げて以来は伸び中心にターン回りもしっかり仕上がる好バランスな舟足。近況3節吉田裕平、荻野祐介、中谷朋子と使用しているが強め動き。

【10号機 43.6%】 石野貴之

8月の摂河泉競走で渋谷明憲が使用して強力な行き足が仕上がったエンジンで、上位と比較してもヒケを取らない動き。その後も伸びを中心にターン回りも安定している。伸びに振ればパンチ力がつくこともあったエンジンで注目。渋谷の後は森作、中辻、渡邉、中嶋、國分と使用しているが、行き足関係は変わらず軽快。

【11号機 41.2%】 藤原啓史郎

春から夏にかけて上位クラスの仕上がりをしていたエンジン。8月の摂河泉で北村征嗣が使用した時は特にインパクトが強く、出足と伸びどちらをとっても上位クラス。その後9月に使用した雑賀勇貴も伸びを中心に上位クラスの動き。近況2節はそれほど目立ってはいないが、調整が決まれば間違いなく出る。

【18号機 39.2%】 田中信一郎

記憶に新しいのは8月の摂河泉で上條暢嵩が使用して節一のパワーで節間7勝を挙げて予選トップ通過を決めたシリーズ。その後は深澤、桐本と伸びを中心に強めの動きがあって、近況2節は村上彰一、関野文と乗り手にも恵まれずに目立ってはいなかったが、間違いなくポテンシャルは上位。

<その他注目機>


【24号機  43.0%】 丸野一樹

それほど目立った動きはなかったエンジンだが、2節前に大峯豊が行き足〜伸びで強力な舟足に仕上げて、節間7勝をあげて優勝。スリット付近の舟足には注意。

【32号機 43.0%】 稲田浩二

3節前に飯山泰が伸び系の舟足に仕上げて、2節前の宮之原も動きはよかった。が、それほど強い動きがあるエンジンでは無い。

【76号機 42.2%】 谷村一哉

直前節で重野哲之が予選トップ通過。行き足〜伸びではこの節では上位級だった。直前節の動きは良かったが夏場は目立っていなかった。

【注 28号機 36.5%】 須藤博倫

直前節で谷川祐一が使用して、3日目以降は4連勝を決めていた。5コース4コース5コースからいずれも捲り勝ちで直線のパンチ力はこのシリーズでは上位。伸び注意。

【55号機 36.1%】 岡祐臣

近況2節は清埜、前澤と連続vを決めているが、伸びに特徴はなくバランス機。そこまで強力な動きをする感じでは無い。

【77号機 35.7%】 高倉和士

夏場からスリット付近の舟足には軽快な動きがあって、調整が決まればターン回りもスムーズに仕上がっていたが、9月に峰竜太が優勝してから近況2節は山本修一、上田紗奈と出足と伸びでバランスが取れていい舟足になっている。

【注 19号機 34.8%】 中岡正彦

対して目立ったエンジンではなかったが、3節前の佐藤博亮が日増しに強力な伸びをつけてきたエンジンで、伸びだけなら上位クラスの仕上がりがあった。シリーズ終盤にはスローからの行き足も良くなっていて、以降も注目だったが、直後に使用した浜先真範はバランスが取れたいい舟足ではあったがパンチ力こそ感じなかった。調整決まれば出る。

【注 39号機 34.3%】 湯川浩司

6月の太閤賞競走で石野貴之が優勝。枠に応じて出足に寄せての何をしても高いレベルでバランスが取れていた。直後のG3アサヒビールカップで使用した松井繁も鬼に金棒状態で節間7勝でV。夏場は乗り手にも恵まれずに近況は目立ってはいなかったが一時期は住之江の看板モーターになりかけたエンジン。複勝率もだいぶ落ちてきたが、注意。

【注 66号機 29.7%】 磯部誠

目立ったエンジンではなかったが、9月の坪内実がなかなかいいレースをしていた。10月の池永太は伸びを中心に行き足もバッチリ仕上げて上位クラスに仕上げていた。直前で使用した井町泰は質の悪いSで目立ってはいなかったがスタート展示からスリット付近の行き足〜伸びは軽快だった。数字はないが近況気配上昇機。

【注 56号機 28.2%】 川原祐明

直前節の岡本大はスリット付近の舟足は軽快で、Sは早く無い選手だったがSで勝負するようなレースもあった。伸びだけではなく、道中の足もしっかりしていて、伸びを中心にバランスが取れたいい調整ができていた。

【14号機 27.5%】 平本真之

2節前の西岡育未は軽快な行き足があって、スリット付近でもターンの足でもしっかり仕上がっていた。直前の加木郁は目立つような成績ではなかったが、スリット付近で下がることはないし、周回展示でもターンの入り口から立ち上がりまでの足ではスムーズだった。

【注 80号機 21.7%】

直前節に使用した宮地博士はスリット付近でなかなか軽快な動き。大きいタイミングのSが目立っていたが、スローからの行き足は強めで、1マークで差した後のバックの足もなかなかに強さがあった。使用されるかどうかわからないが、注意。



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