【エンジン台帳】 戸田 SGボートレースクラシック
いよいよ2024年のRoad to GPも本格的な幕開けを迎えます。
今年のSG一発目はボートレース戸田。
ボートレース戸田のエンジンは昨年の7月から使用が開始され今に至る。
使用開始から毎節欠かさずにチェックしてきたが、今年のエンジンも使用開始から戸田らしい強烈な伸びを見せるエンジンが多かった。
しかし、それ以降は出るはずのエンジンが出なかったり、出るはずのないエンジンがいきなり出たりと相場が全く安定してこなかった。
約半年間使用してきて、安定に上位としての動きを見せるエンジンも多いが、直近の気配ではまだムラがある。
今回のエンジン台帳は、素性と直近の仕上がりの2項目で評価しています。
評価の詳細は以下の通りです。
【エース機】鉄板
伸びを中心に特徴が出るパワーを持つエンジンで、且つ直近の気配も抜群のエンジン。
【A評価】合えば吹く底力
伸びを中心に特徴が出るパワーを持つエンジンで、節一の伸びがついたこともあるエンジンだが、直近はそこまでのパンチ力を感じないエンジン。
※1機だけ、近況伸びに強さを見せ始めたエンジンが含まれています。
【B評価】華はないが堅実
パワーを持つほどではないがバランスが取れるエンジンで、直近の気配も良いエンジン。
【C評価】才能はあるが落ちこぼれ
過去には節一、上位の動きを見せたこともあるが近況はそれほど目立った動きは見せておらず、なかなか評価を上げられない。
イン受難のレース場で、アウトコースに魅力があるレース場。
当然、苦戦を強いられると思いますが、このエンジン台帳を使って少しでも他の人にアドバンテージを持った状態で勝負に挑んで欲しいと思います。
【エース機】
42号機 43.4% 山崎郡
スリット付近の舟足で他を寄せ付けないパワーを持っている。直前に使用した中嶋達也の伸びは間違いなく節一。パワー機且つ直近の気配も問題無しの圧倒的エース機。
【A評価】
8号機 50.6% 新開航
前節も行き足関係はバッチリだが出足を求める選手が乗っていたこともあって、現状は伸び型というよりは出足型になっています。エース評価までは上げきれていませんが、伸びを求める選手が乗れば強い伸びがつくと思います。
18号機 39.1% 板橋侑我
使用開始の時期は目立っていなかったが年明け辺りから強めの舟足を見せるようになってきた。2節前は18号機らしい伸びを見ることができたが、直近で使用した選手はそこまで目立たず。特徴が出るとしたら伸びの部分で、ターン回りを求めようとすると良さがでないかも。
30号機 45.2% 上條暢嵩
近況は乗り手に恵まれずに目立っていないが、強い伸びを見せてきたエンジン。直近で使用した選手も見え方は悪くないが引き出し切れてはいない。目立たない節が続いていることもあって期待は薄いがポテンシャルはある。
40号機 39.3% 宮之原輝紀
元々出たこともあったエンジンで安定して舟足の良さを見せていたが、3節前辺りからはいきなり伸びに特徴がで始め、その伸びのレベルは節一級だった。直近で使用した選手が思ったよりパンチ力が無く???な感じだったが伸びにガン振りすれば???
41号機 41.7% 濱野谷憲吾
これは近況の動きがいいがいきなりで始めたこともあり評価を上げ切れないエンジン。近況2節は強い伸びがついていて、他のA評価のエンジンとは違って素性は???だが近況は↗︎↗︎↗︎のエンジン。伸びに特徴が出る。
46号機 42.6% 峰竜太
使用開始からパワーを見せていて年明けまではずっとエース級の動きを見せていた。それ以降は乗り手に恵まれず本来の舟足は把握できていなかったが2節前に使用した戸田ではいつもエンジンを出す選手が使用してバランス上位まで引き戻した。直前で使用した選手も気配は良かったがピークのような状態ではない。とはいえ、エース機とは紙一重のポテンシャルを持つ。
53号機 34.4% 馬場貴也
バランスが取れながらも伸びに強さが出るエンジン。年末あたりから良さが出てきたエンジンだが、近況の動きも軽快。
65号機 35.2% 池田浩二
年が明ける前は伸びで節一に仕上がったこともあるエンジン。年明けからはその良さを引き出せずにいたが直前で使用した選手はスリット付近の舟足に軽快さを見せていた。もしかすると・・・?
【B評価】
15号機 36.4% 土屋智則
伸びで飛び出すようなパンチ力はないが、ターン回りの見え方は近況3〜4節はずっといい見え方。
22号機 34.0% 寺田祥
直前のシリーズでは目立つ成績はなかったが3節前からスリットとターン回りのバランスが取れてきたエンジンで、道中の競り合いで軽快な足を見せている。
23号機 29.1% 中田竜太
近況好調のエンジンで、伸びていくような力強さはないがスリットとターン回りの両面でバランスが取れた調整ができている。パンチ力はないが、中堅はある。
36号機 39.5% 吉川元浩
年明けあたりから軽快な動きを見せ始めたが、直近のシリーズでもターン回りとスリット付近の両面でバランスが取れていい舟足を見せている。
64号機 38.3% 大上卓人
4節前辺りから軽快な動きを見せ始めたエンジンだが、近況もターン回りを中心に本番レースで良さを見せている。伸びには課題か・・・
【C評価】
6号機 45.2% 井口佳典
今年に入ってからバランス良く軽快な舟足を見せていて、伸びに強めに特徴が出る節もあった。2節前辺りから目立つ感じがなくなってきていて、直前の節では新ペラスタート。強いエンジンだが、今の状態では・・・
16号機 44.9% 浜田亜理沙
使用開始では強烈な伸びを見せていて、しばらくは伸びに良さが出るエンジンだったが近況はさっぱり。出ていないことはないが現状はあって中堅。
19号機 42.8% 山本寛久
使用開始からそこそこの気配があったエンジンだが、それ以降は特別目立つシリーズはない。直近で使用した選手はスリット付近では余裕を感じたが一長一短。
20号機 43.4% 平本真之
年末から年明けにかけてターン回りを中心に軽快な舟足を見せていた。近況は乗り手にも恵まれずに評価できていない。
25号機 33.9% 桐生順平
使用開始の夏〜秋にかけては節一に仕上がったこともあるが、9月に転覆整備が入ってからはその強さを取り戻せずにいる。期待はできないかな・・・
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