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【AC6】ガチタン村3ミサタンクテクニック集

日本のどことも知らぬ未開の地に、不遇な環境にあるガチタン乗りが環境に食らいついていくために身を寄せ合い、知恵を寄せ合い、ときには建設的な議論を、またときには届かぬバフ祈願をしている秘密結社があります。人は彼らを「ガチタン村」と呼んでいたそうな―
……というのは半分冗談ですが、まあまあ真剣にガチタンの地位向上を目指して頑張ってる連中がおります。今回はそんな連中が考えた、一応現状ではガチタン村最高傑作と呼ばれる通称「もちタンク」の操作に絡めて、半歩、いや四分の一歩でも勝ちに近づくために開発してきたテクニックを公開しようと思います。
今回の記事は基本的にある程度対戦に理解のある人を前提として書きますので、一般的な略称等使っていきます。分からなかったら聞いてください!

◎もちタンクについて

もちタンクの看板プレイヤーであるもちくんさんがイントロダクションを作ってくれているので、まずはこちらをどうぞ。
もちタンクのミサイル構成はパワフルではありますが、なかなか言うことを聞かない爆導索や、構え・発射警告の出るニドミサといった具合に癖も強い構成です。これら“当たれば強い”ミサイルを“当てていく”のがもちタンクの真髄であり、回避の技術はもちろんながら「どうやったら当てれるか?」というのは最重要課題です。どのように解決を試みてきたか、ご紹介します。

◎ガチタン村テクニック集
●ハムジャン
ダメージトレードで優位に立つためのテクニックです。
軽量機はガチタンの天敵です。特にライフル軽二はミサイルもネビュラも簡単に処理されてしまい、小回りがきくため地形戦も不利展開となることが多い厄介な相手です。
そこで初動を思い切って上キックで接近し、序盤のダメージレースに勝って引き展開を作っていく流れを考えました。飛び上がることでネビュラが撃ち下ろしの角度になり、爆風を引っ掛けやすくなるほか、自機が飛んでいるため相手の上昇による回避が自機に接近する方向に向き、当たりやすくなります。また、爆導索の軌道もおいしい軌道になりやすく、軽量機相手であれば初動でいきなりスタッガーチャンスも見込めます。
3ミサタンクの基本である「初動でダメージを受けずにAP有利を取る」という原則に「初動のダメージレースで有効打を与えて引く」という新たなパターンを作ったテクニックです。
主に初動で活躍するテクニックですが、状況が悪いときに打破を試みて中盤で使うこともあります。
最初に「なんか飛んだらネビュラ当たりやすい気がする」と発言した揮発性のハムスターさんにちなんでハム(スター)ジャン(プ)と呼んでいます。

撃ち下ろしと相手の機動を逆手にとることができます

●ジャベリンキック
AB機動に対して爆導索を当てるためのテクニックです。
爆導索は厄介なもので、誘導のしかたについてまだ解明されていない部分が多いのですが、当てさえすればリターンが大きいので爆導索に関するテクニックはかなり重要で、その一つがジャベリンキックです。
AB中の相手には基本的には爆導索は当たりません。そのためABインファイト機に対してミサイルが一つ腐っているような状況になり苦しい展開になります。そこで、ほぼ唯一当たる場面であるAB終わりの足を止めた瞬間を意図的に作ろうという試みがこのテクニックです。
方法は単純で、引きながら爆導索を撃ち、キックを当てて相手を止めるだけです。そうすると爆導索が帰ってきて相手の背中に当たります。シンプルな動作ですが、ここにABをQBでキャンセルといったフェイントを加えるなどして幅を広げることができるテクニックです。

●フィリキャン
立ち回りにおける基本操作のテクニックです。
構え武器を撃つ際、蹴り/QB/ABの後だと構え直しのような形になり撃ち込むまでのタイムラグが大きくなります。
この構え直しは垂直上昇を挟むことでキャンセルして即発射することができます。これにより、例えばキック→ネビュラの流れがスムーズに進みます。場合によってはスタッガー際で競り勝てる要因になる地味強テクニックです。
ガチタン村の仕様博士Philippさんが教えてくれたのでフィリ(ップ)キャン(セル)です。

●もちステップ
軽量機へのネビュラの信頼性を高めるテクニックです。
ネビュラはかなり近接信管が広く当てやすい武器ではあるのですが、中二程度以上の機動力を持つ機体は適切な距離感を保てば警告に合わせてQBをすることで回避することができます。特にある程度のレベルの近接軽二であれば当たり前のように避けられます。そのような相手に対してネビュラを確実に当てていくテクニックです。
方法は、適切な距離からネビュラ発射を前QBでキャンセルしてからもう一度撃つというものです。こうすることで相手は警告に合わせて横QBをするのに対し、こちらは前QBをするので距離が詰まります。ネビュラは近接信管武器のため接射すると回避不能の即爆発を起こします。距離が詰まることで2回目の発射でこの即爆発を狙うというものです。
また、こちらの攻撃を当てるとともに相手にQBを強制させるテクニックでもあるので、QB中は射撃できない=相手の攻撃の機会を減らすテクニックでもあります。
もちタンクの名手もちくんさんが多用するテクニックのためこう呼んでいます。今のところ僕しかこう呼んでませんが、この場で外堀から埋めようと思います。

場合によっては1回に限らず複数回してもいいです

●伏魔御廚子(ふくまみずし)
爆導索を当てるための基本動作のテクニックです。
爆導索が当たりやすい機動はないものかとの研究で生まれました。
爆導索は発射後しばらくしてから探知を開始すると言われており、その時点で一定の距離に相手がいると強烈な誘導が始まるのではないかとの仮説のもと、再現しやすい機動を検証したところ、「爆導索を乗せている側の反対側に引く」動きが確率が高そうだという検証ができました。具体的には左肩に爆導索を積んでいる場合は反時計回り方向に動くと爆導索が当たりやすくなります。引き方については巡航、QBなど特に問わないと思います。
ジャベリンキックはABに対するカウンターのため、中二重ショやエツRBなど、ABよりも巡航とQBで動いてくる相手に爆導索が働きづらかった問題の解決を試みたものです。
名前の由来はおじさんにはよく分かりません。

正直よくわからんけど、なんか誘導することが多いです

●ズラし当て
特に軽四に対してミサイルを当てるテクニックです。
軽四にはニドミサによるダメージが重要ですが、避けようと思えば割と簡単に避けられるのがネックです。
そのため、4連ハンミサを先に撃ち、ハンミサが当たる直前にズレて当たるようにニドミサを撃つことでどちらかが当たるというテクニックです。
非常に強力ですが、タイミングは感覚頼みのためかなり難易度が高いです。

●降下避け(ハムジャン派生)
主にチャージパルミサを回避するためのテクニックです。
パルミサは全ミサイルでも屈指のガチタンメタ武器です。初動が大事な3ミサタンクに対して最速ロックで全回避困難なミサイルが飛んでくるため不利展開を強いられてしまいます。
これを初動ハムジャンから、発射に合わせて前進入力しながら降下することで全て回避することができます。他にも様々なミサイルに応用できます。
回避したあとどうするのかは……、それぞれ頑張ってください。

●ハンミサキック
カウンターキック、ジャベリンキックの派生テクニックです。
4連ハンミサは火力は高いものの回避難度は高くありません。ジャベリンキックよろしく、空手道に組み込んで特大ヒットを狙うテクニックです。
方法はジャベリンよりもさらにシンプルで、蹴る前にハンミサを撃つのみです。
ジャベリンキックとセットで使うことで最大2002の衝撃を瞬間的に叩き出すことができます。

●盾抜きステップ
ネビュラで盾を貫通させるテクニックです。
コラシ以外の盾は前面180度をカバーします。ネビュラは爆風が持続し連続ヒットするので、初めを盾で防いでも途中で外してしまうと生身に当たりダメージが大きくなります。これは爆心地に対して途中で背中を向けてしまった場合も同様で、ネビュラ発射とともにQBですれ違い、相手を振り向かせて爆心地に背中を向けさせると盾を張っていても生身にヒットさせることができます。
特に中二重ショなど、もちステップを使いながら戦うような盾持ちと対するときに、もちステップ(密着)→射撃後さらにQBという形で使いやすいテクニックです。

もちステップで接近から繋げやすいかもしれません

●ふわQB
爆風武器の完全回避を狙うテクニックです。
大グレ、チャージLCDなど大型爆風武器は足の遅いガチタンにとってはかなりの脅威になります。油断してるといわゆるデモハンを食らってしまい、ランクポイント的にも安定しません。
爆風武器が脅威なのは上方からの射撃をQBで避けても爆風に当たってしまうからで、着弾点が自機に近いのが原因です。これに対して、発射の直前に垂直上昇を一瞬挟み、弾体を横QBで避けることで弾道をやや上に誘導させつつ避けることができます。こうすると着弾点が自機の後方にずれるため爆風も避けることができます。
具体的に、大グレは警告が聞こえたら上昇→発射とともにQB、チャージLCDは発射が早いので発射読みで先に上昇して警告とともにQBする必要があります。当然真上から撃たれた場合は効かないことと、近距離で撃たれた場合は大グレでも読んで上昇する必要があるなど、多少の慣れは必要ですが、ガチタンでランクポイントを盛るには必須級かと思われます。

ほんの少し浮くだけでも結構変わります

●ノーロックニドミサ
リロード+ロック時間の長いニドミサを少しでも早回しするためのテクニックです。
ニドミサは近距離においては速度が速すぎて誘導がほとんどかからず、逆に言えばノーロックで撃ってもほとんど変わらない場面も多いです。つまり特定の状況においてはノーロックで撃ち込み、長いロック時間を踏み倒してしまうということが可能です。
ノーロックが使える状況は、
 スタッガー中
 相手のキック直前
 AB始動の瞬間
 PAを張る瞬間
 PAを張ってABで突っ込んでくるとき
あたりが有効です。PA中は相手が避けることを放棄して突っ込んでくることが多いので適当に撃っても当たってくれる傾向が強いです。
成功するとアドバンテージが大きいものの、失敗のリスクも大きいですが、狙える場面が増えれば増えるほど明確に総ダメージ量が増えるので狙っていきたいテクニックです。

以上、思い出せる範囲で全部吐き出しました。
あくまで判断力、キャラ対策の積み重ね、キャラコン精度、読みといった知識経験が大前提です。今日勝てる必勝テクニック!(デカ文字サムネイル)ではなく、普通に戦うと限りなく無理な対面に対して、少しでも勝ちの目を広げるために絞り出した地味テクニックたちであるということはご承知ください。
また、もちタンクに限ったことではなく他のカテゴリーでも応用の利くものもあると思うので、引き出しのどこかに入れておいて損はないかと思います。

最後に、超長文&クソ手書き図でしたが読んでいただきありがとうございました。
ガチタンの未来に幸あれ。


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