初めてリアル脱出ゲームに行ってきた
「なんでこんな楽しいイベント今まで避けてきたんだ。」
初めてリアル脱出ゲームに行ってきて真っ先に出てきた感想でした。
あまりに楽しかったので、レポートというかこの新鮮な気持ちを書き残しておきたいです。
※ネタバレが無いよう留意しますが、この先『リアル脱出ゲーム×葬送のフリーレン「千年の夢からの脱出」』の感想を含みます。
リアル脱出ゲームとは
まずは、リアル脱出ゲームとはなんぞやといった話ですよね。自分も初めて行ったので細かく説明はできません。そのため、今回体験させていただいた『リアル脱出ゲーム×葬送のフリーレン「千年の夢からの脱出」』の運営元、SCRAPさんのHPから引用させていただきます。
引用にもある通り、ゲーム機を使ったゲームとは違い生身の私たちが主人公となって謎を解く、ということが趣旨になっています。
友人にも教えてもらったのですが、リアル脱出ゲームにも種類があるようです。それがさまざまな場所を舞台とする、ということなんでしょう。
後述もしますが、今回私が参加したのは、いわゆるホール型と呼ばれるリアル脱出ゲームです。会場で4~6人のグループが作られ、それぞれのグループで謎解きを進める、というものになります。
そして、これが私のリアル脱出ゲームを避けてきた理由にもなります。
なぜ、リアル脱出ゲームを避けてきたのか
最初に書いた通り、私はリアル脱出ゲームを体験しての一番大きな感想は
「なんでこんな楽しいイベント今まで避けてきたんだ。」です。
私は、リアル脱出ゲームを以前から知ってはいましたが、知っていながら避けてきました。
その理由の一つが、会場で知らない人たちとグループを組むことになる、ということです。リアル脱出ゲームの特徴の一つでもあるのですが、規定の人数に合わせてその場でグループを作ります。正直、自分は怖かったです。それはなぜかと言うと、知らない人と協力して謎を解くとなると、足並みが揃わなかったり、相互関係が偏ったりしそうと思っているからです。たとえば、謎を1人がどんどん勝手に解いてしまったり、自分とは違う意見を受け容れない人がいたり……、とその場で会った人たちとの関係を危惧していました。
そして、もう一つ避けてきた理由があります。それは、どんな謎が出るかわからなかったからです。いや、どんな謎が出てくるかわかっていると、それはネタバレであり、つまらないじゃんとなるんですが。そういうことではなく、謎の難易度がわからなかった、の方が正しいかもしれません。
謎解きゲームや、SNSなどでよく流れてくるような謎解きをする方はなんとなくわかるかもしれませんが、理不尽な謎ってわかりますか?解くのも難しいし、答えを聞いても「そうはならんやろ」みたいになるやつ。私は、そういった理由を聞いても納得できない謎は、解いててもストレス、答えを聞いてもストレスになることがあるんですよね。
わざわざイベントに行くくらいですから、楽しく謎解きをしたいわけです。でもネタバレNGのイベントだからこそ、全貌を掴みづらく遠目に見ていたわけですね。
上記の2つ、知らない人とグループを組むことと、謎の難易度がわからないことが私がリアル脱出ゲームを避けてきた原因でした。
なぜ、参加してみた?
では、私はなぜ避けてきたリアル脱出ゲームを今になって参加してみたかですが、至って簡単な理由です。
好きなアニメとコラボしていたからです。葬送のフリーレンとのコラボ、純粋に気になっちゃったんですよね。策略にはまりました。
加えて、正直なところリアル脱出ゲームが前々から気になってはいたんですよね。先述した避ける理由があって、それをこえられる何かが無かった、多分それだけだったんだとは思います。
まあ、それでもフリーレンだけで考えが変わったわけではなく、忌避感自体は残っていました。そのため、リアル脱出ゲームをしたことがあるとちらっと話していた友人を思い出し、その方を誘い2人で参戦することとなりました。
実際に体験してみて
めっちゃ楽しかった。これに尽きます。
そもそも、私と相性が良いゲームなんだとは思います。楽しかった。
感想の前に、体験してみて、先ほどの避けていた理由はどうだったかですね。
まずは、知らない人とグループを組むことについてです。
今回は、私と友人、Aさん(男性)、Bさん(男性)の4人グループになりました(フリーレンのグループの規定は6人なんですが、2人は来なかったです)。
Aさんは、フリーレンはあまり詳しくないけどリアル脱出ゲーム経験者、Bさんはフリーレン経由で参加した人といった感じでした。AさんもBさんも協力的で、情報の共有もしっかりされていました。協力や積極性があって、足並みがしっかり揃っている感じがあったんですよね。
おそらくですが、自分が危惧しているグループの輪を乱すような人はいないわけではないと思います。でも、そういう人たちだらけなわけじゃないんですよね。ほとんどの人がゲームの趣旨を理解し、みんなで謎に挑むという経験をしている、そんな風に私たちのグループでも周りのグループの雰囲気を見てもとても感じました。
それに、スタッフさんもホール内を巡回しており、困ったらすぐ助けを呼べるといった印象がありました。その安心感もとても良かったです。
そして、謎の難易度についても、私が危惧していたような理不尽な謎はなかったです。それこそ、私たちのグループは最後まで解けきることができなかったんですが、最後に解答を聞いて「なるほどな」とすっきりすることができました。簡単すぎず、でもみんながみんな解答に辿り着けないわけではないといった絶妙な難易度に感じました。もう最後の解答を聞いている時点で私は「次こそ成功してやる」って思ってました。また参加する気満々やん。
フリーレンのコラボ自体もとても良かったです。純粋に録り卸しボイスがあることに驚いていました。失礼な話なんですが、コラボといってももっと簡素なのかなと勝手に思っていたんです。シナリオも無理やり感があまりなく、素直に世界観に入りこめた印象です。ちなみに、これも私のごくごく主観なんですが、アニメの世界観に主人公として私がいるというのが、いわゆる二次創作の夢小説みたいだなって感じてちょっとむず痒い感じもありました。嫌いじゃないです。
最後に
今まで避けてきたリアル脱出ゲームですが、行ってみたらとても楽しかったです。
2週間ほど前、初めての参加で犠牲になった友人(直前にフリーレン一気見してくれたらしい)や、グループが一緒だった方、スタッフの方々に大変感謝です。
私は勢いで生きているタイプと自負しています。フリーレンのリアル脱出ゲームに参加して帰った後、そのままSCRAPさんのファンクラブに会員登録し、次のゲームを予約していました。このnoteを書いている今も既に、コナンコラボのリアル脱出ゲームに参加した後です。また、行ってきたリアル脱出ゲームの感想や日記も付けたいなと思います。
フリーレンコラボが終わった後、スタッフさんと少し話をしたんですが、その時に初めてのリアル脱出ゲームなんですとお伝えしました。スタッフさんは「ぜひ、沼にはまってください~!」とキラキラと言ってくださったんです。安心してください、もうだいぶ抜け出せないところまで来てる気がしますよ。
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