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ジムを退会しました。

この度、2016年2月から1年8ヶ月ほど通っていたジムを退会しました。本日が最終日でした。

在籍中は、多くの方にご指導いただき、充実した時間を過ごすことができました。ジムでたまたま遭遇した某市役所の職員さんをはじめ、スカッシュを一緒にしていただいた方ほか、きちんとご挨拶できないまま今日を迎え、ブログでの報告となってしまったことをお詫びいたします。

このノートは、ジム退所エントリです。ジム通いの経緯と工夫した点を時系列で述べ、その結果と感想、最後にこれからについて書きたいと思います。


なぜジムにかよったのか

4年半ほどリモートワークをしていますが、この働き方は自由で満足度が高い反面、ほとんど家で過ごせるので運動量が減ります。車も捨てたので、余計に外にでません。ある日、万歩計アプリが18歩と示していてこれは生き物としてまずいと思ったのがきっかけです。

また、リモートワークでの対象はとても興味があるので、休みなくやっていても苦じゃないのですが、身体がついてこないことが一番の問題点でした。エンジニアもアスリートの一種だと考えていて、身体に不調があるといいコードはかけないと思いました。健全なコードは健全な精神と肉体に宿るのです。

上記を達成するために、健康に詳しい友人数名に聞いてみると、皆の回答はおおよそ等しく「筋肉量を増やせば、基礎代謝量や体温が上がり、結果として健康的な身体作りができるのでは」ということでした。

以上のことをいろいろ考えた結果「ジムに行こう」ということになりました。

自分の身体を知る 

大学の研究でもビジネスでもなにかを実施するときは、定量評価できる指標をみつけるとPDCAがまわしやすいと耳が痛くなるほど聞いていました。

体験入会のときに、体組成計で体内の筋肉量を測定してもらったので、これをKPIにしようと考えました。

また、パーツ別でみると、脚の筋肉が少なく、脚を鍛えるといいとアドバイスをもらいました。

続いて、大きい筋肉が伸びしろがあるので、そこを中心に鍛えましょうとも言われました。具体的には、脚、背中、胸です。

また効果的に脂肪を燃焼させるため、ジョギングを筋トレ後に30分程度するとよいとのことでした。

これで、目標(KPI) と具体的な方策が決まりました。あとはこれを遂行するための環境を作る必要があります。

ジム通いを習慣化する

「ジム通いが続かなくて...」という声はいろんなところで耳にします。どんなにすぐれた目標設定と方策を決めたとしても、それを遂行できなければ意味はありません。

はじめの一ヶ月は、目標値のことは忘れて、ジムに無理なく通い続けられるような環境を用意することにしました。

無理なく続ける一番の方法は、毎日の習慣にすることと思っているので、僕のジムプランでいける日は毎日行くようにしました。(= 平日プランなので平日毎日行く)

次に習慣化で大事なことは、時間帯を決めることです。仕事を終えた18時頃にいくことにしました。

毎日のプランは、筋トレ(上半身と下半身交互に) + ジョギング30分です。

時間がとれない

実際に続けてみると、ジムに1時間以上かかるので毎日続けるのは辛いことがわかってきました。また、筋トレは運動した感があまりなかったので、ジョギングのみをして、シャワー含んで40分以内にでるようにしました。

足首が痛い

3ヶ月ほど続けると今度は足首がいたくなりました。

高校時代にサッカー部に3ヶ月ほど所属して辞めたのですが、その辞めた理由のひとつが足首が痛いことだったことを思い出しました。

当時通った整体によると、どうももともと走り方がおかしいらしくて、負荷をかけ続けると足首が痛くなるみたいです。ちょうど同じ3ヶ月だったのでこれが原因かなと思いました。

ジムに通ってケガしては意味がないと思ったので、脚に負担のすくない「クロストレーナー」に変更しました。これなら着地が発生しないので、脚への負担は少ないと思ったからです。


時間がとれない(その2)

ジムに通い始めた年の7月に子供が生まれました。そうすると一気に生活が変わりました。子供が生まれることによるいい面はたくさんあるものの、ネガティブに捉えれば自由に使える時間が減るわけです。

いろいろ考えた結果、昼に「筋トレ15分(10回*3セット × 3種類) & 朝のシャワーも兼ねてシャワー」をして、30分程度でジムを出るようにしました。これまで朝と夕の2回浴びていたシャワーをひとつにすることによって、その他の時間も削減することに成功しました。

朝起きて、家で作業して、筋トレにいって、カフェで軽食を食べ作業して、一回くらい場所かえて、家に帰る。という生活がだいぶ習慣になりました。

なんだか身体が痛い

こうして習慣化されたジム通いですが、肩こりは減ったかもしれないですが、筋肉痛が痛くてパフォーマンスが落ちるように感じられる日もありました。

これではなんのためにジムに通っているのかよくわからないです。

各種指標の推移をみてみる

さらに追い打ちをかけるかのような出来事が、、、なんと筋肉量がむしろ減っていたのです。。。

図: 各種指標の推移(左: 2016年2月、中: 2016年9月、右: 2017年10月)

図をみるかぎり、はじめの半年くらいはジムにかける時間が長かったこともあり、筋肉量がやや増えていたように思います。ただ2017年に入ってからはむしろ筋肉量が下がってきました。

友人には、「筋トレ量が、筋肉落ちる量(老化)においついていないのでは?」とかつっこみをされたりしましたw

ジムを辞めよう

これでは本末転倒だと思い、別の方法を考え始めました。まず食習慣です。少し気をつけたら体重は減りました。ただ、筋肉量も減るうえに、身体が痛いのはなおりませんでした。

ジムは習慣化したし、暖かいところでシャワーを浴びれる(真冬の盛岡では重要)し、マッサージ器も好きだったので、とても気に入っていたのですが、同じ組織に留まるのも大事なことですが、新しい世界に挑戦していこう、それはいまだ!と考えて今回飛び出す決意をしました。

これからどうするの?

妻にこれまでの経緯をお話すると、なにやらよさそうなところを発見して教えてくれました。このジムの特徴を平たく言うと、「筋肉をつけるのではなくて、まずは筋肉や関節を柔らかくしてから、より効果的にケガなく筋肉をつけよう」というスタンスのものでした。

体験で1ヶ月ほど通ってみると、それが不思議、いままで前屈で床に指がついたことがないほど固かったのですが、徐々に近づいていくじゃないですか。

しかも
・1回15〜20分くらい
・汗かかないので着替えも必要なし
・お値段は従来のジムよりもお安い
・規模は小さいながらルームランナーや筋トレもできる
という、僕にとってはいいことづくしでした。

11月からメインでここにお世話になることにしました。

さいごに

今回、ジムに1年半ちょっと通ったものの思った成果がでないという結果になりました。成果はでず非常に残念ではありますが、ジムに続けて通けているということは自分の糧にしようと思います。

ジムに通いながら読んだいくつかの本のなかに、目標を達成するには、才能よりも「やり抜く力」が大事だと書いてありました。また、成果を出した人は、例外なく努力をしているが、努力をすれば必ず成果がでるというのは真ではないとも述べられています。

目標はかえないけれど、手段についてはダメだと判断したら損切りをしてすぐに方向を切り替えられることも大事で、今回はPDCAを1サイクル回しただけなんだと自分に言い聞かせて次に進んでいこうと思います。

また1,2年後に結果をお知らせできればと思っています。

最後に、ほしいものリストを掲載しておきます。
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