一眼レフカメラ・ミラーレスカメラのレンズマウントまとめ
センサーサイズと画角について
フィルムの時期の主流であった35ミリを含めて、フィルムの名残りを含めた4通りのセンサーサイズが現在のレンズ交換式カメラの主流と言える。
35ミリ(135ミリと言うこともある)
APS-Cサイズ(24ミリ)
マイクロフォーサーズ(4/3型センサーから拡張した規格)
645判(センサーサイズは43.8ミリ×32.8ミリ)
35ミリに対してAPS-Cやマイクロフォーサーズは、同じ焦点距離のレンズを使用した際の有効イメージサークルが小さい。そのため、同じ仕上げサイズとした際に(画素密度は多少落ちるものの)センサーサイズの比の分だけ拡大倍率がかかる。そのため、拡大率を考慮するとAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズの方が望遠撮影機材をコンパクト化しやすいメリットがある。
35ミリ 1.0倍
APS-C 約1.5倍(1.6倍のものもある)
マイクロフォーサーズ 約2倍
カメラメーカー毎のレンズマウント一覧
Sony
Eマウント(35ミリとAPS-Cサイズ)
Nikon
Zマウント(35ミリとAPS-Cサイズ)
Fマウント(生産終了、35ミリとAPS-Cサイズ)
Canon
RFマウント(ミラーレス向け、35ミリとAPS-Cサイズ)
EFマウント(一眼レフ向け、35ミリとAPS-Cサイズ)
※一般的にミラーレスは一眼レフよりもフランジバックが短いため、レンズ設計を完全に分けるのは光学系としては合理的な判断
OM-System(OLYMPUS)
マイクロフォーサーズ(レンズマウントとセンサーサイズはともに1種類のみ)
※ZUIKOというレンズ名称については例えばこちらを参照
Panasonic
Lマウント(LeicaやSIGMAと共に制定したもの、35ミリ)
マイクロフォーサーズ
RICOH(Pentax)
Kマウント(35ミリとAPS-Cサイズ)
ペンタックス645マウント(645判)
富士フィルム
Gマウント(645判)
Xマウント(APS-Cサイズ)
Leica
Lマウント
Mマウント(レンジファインダーカメラ)
Sマウント(≒645判、センサーサイズは45ミリ×30ミリ)
SIGMA
Lマウント
SAマウント(カメラは生産終了)
HASSELBLAD
XCD(645判)
交換レンズメーカー毎の供給マウント
SIGMA
Lマウント
SIGMA SAマウント
Sony Eマウント
Sony Aマウント
Nikon Zマウント
Nikon Fマウント
Canon EFマウント
マイクロフォーサーズ
富士フィルム Xマウント
Pentax Kマウント
TAMRON
Nikon Zマウント
Nikon Fマウント
Sony Eマウント
Canon EFマウント
富士フィルム Xマウント
Kenko Tokina
Nikon Zマウント
Nikon Fマウント
Sony Eマウント
Canon EFマウント
富士フィルム Xマウント
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