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「成長」と「できた」は違う

習い事でも育児でも
よく「成長」とか「できる」というフレーズを使いますよね🤔


僕も常々、子供たちを成長させたいと思うし

できないことをできるようにしてあげたいと切に思います。


ただ、この「成長」や「できた」
ということの意味や捉え方を
指導者としてはとても大切にしています


例えば「できた」という言葉。
これはもうわかりやすくてシンプルに
能力やスキルアップに対しての言葉ですね💡


課題に対してクリアしたという状態と思います。


で、この「できた」を成長と捉えると
単に能力が伸びたということなので人として
上積みされたかどうかはわからないです




習い事であれば当然、そういった能力の向上を目的として親御さんは通わせて下さるのですが


僕としては
「習い事なんだからそんなのは指導者として当たり前のライン」
と思ってます。


だってラーメン屋さんに行ってラーメンが出てこないのはおかしいし、それが不味いのであればお店としての評価は言わずもがな。


習い事でもそれは同じ。
スキルを教えることが習い事ではなく
スキルをできるようにするのは最低ライン。



僕にとってと習い事の真価は
「できた」の向こう側にあると思います


「できた」までに
どんな意識でやってきたのか?
どんなチャレンジをしてきたのか?
苦手や「できない」あるいは「やりたくない」
という気持ちとどう向き合ってきたのか?


ここに本当の成長があると思います。
ウチのクラスでは毎回プログラムが違うから子供たちは毎回「できない自分」と向き合います。


むしろ人生なんて「できない」の連続。
「できない」から「やらない」のであれば
人生の選択肢は数えるくらいしかない


ウチのクラスでたくさん失敗をして
たくさんの「できない自分」と向き合って欲しい。


そこから這い上がれるように手助けする
怖いとこから一歩踏み出せるよう背中を押す


それがウチのクラスの指導者の役割であり使命と思います⤴️


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