橋本一生

-ZENKIGEN Lab.チーフリサーチャー -東京理科大学スマートヘルスケアシステ…

橋本一生

-ZENKIGEN Lab.チーフリサーチャー -東京理科大学スマートヘルスケアシステム研究部門 客員研究員 テクノロジーを中心に「ヒト」「人」「人間」が少しでも良い生を送れるにはどうしたらいいかを考えています https://linktr.ee/isseihashimoto

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  • ZENKIGENでの活動

  • 人間について考えてみる

    人間について各領域の基本的な疑問や視点を中心に書いた記事をまとめています。 今後も追加していく予定です。

記事一覧

メンタルヘルスの課題を考えるときに本人をケアするのはもちろんだが、それだけでいいのだろうか?職場でうつ病の同僚が出たときにあなたはどう振る舞うだろうか?そして、もしかしたら兆候に気づいていたが何かしただろうか?メンタルヘルスケアの研究はここをもっと掘り下げないといけない。

橋本一生
1年前
2

ビジネスで科学は濫用されている?例えば「科学的に証明されている」という謳い文句があるが、そもそも自然科学に証明などできるのだろうか?数学が公理系の中で命題の真偽を確かめるのとは全く違うのに。それに理論には成り立つための条件と限界がある。これを誤認させるのは詐欺ではないのか?

橋本一生
1年前
2

3月9日に僕が研究員をしている東京理科大スマートヘルスケア研究部門の年次研究報告会があります。部門の報告会と言いつつオープンな会で、41件のポスターと、教員限定のオーラル発表7件(僕も発表します)が集まりました!意外と多くて嬉しい。
https://sites.google.com/view/smart-healthcare-engineering/events

橋本一生
1年前
1

企業研究者といえど、目先の利益や需要を満たすことだけに囚われるのはよくない。いろんなプレッシャーもあるだろうけど、正しさ、誠実さを第一に考え行動したい。

橋本一生
1年前
5

「脱成長」という言葉を真剣に考えてみてもいいかもしれない。持続可能な開発目標(SDGs)も結局は経済発展することを前提としており、社会的、文化的そして生命圏の持続可能性は従属的であるように思えてならない。

橋本一生
1年前
2

メンタルヘルスの検出、予測に関する論文を読み漁っている。バイオマーカーが有効に機能したとしても、それはすでに起こり始めたストレス反応などであり、良し早期に予防することは難しい。そう言った意味ではソーシャルなもの、環境などより原因に近い(近そうな)要素を利用する方法がよさそうだ。

橋本一生
1年前
4

計算論的精神医学(勁草書房)をあらためて開いてみた。精神疾患系ではバイオマーカーがほとんど存在しないというのはとても重大な問題だと思う。メンタル状態の客観的検出に関する論文を漁っているが、根本的な部分で議論がつくされていないように感じる。なので、この領域を深掘りしていきたい。

橋本一生
1年前
5

論文など有料誌へアクセス可能かどうかは、意外とその重要さに気付けない方も多いところだと思う。所属機関が包括契約している方はぜひそれを活用してみて欲しい。

橋本一生
1年前

「自分でテーマを見つけることができたら研究の半分は終了」。僕が学生の頃に何かの学術集会で東京理科大学の故・関根先生がおっしゃっていた。自ら疑問を持ち、それを課題にできるというのは物凄く難しい。そして、その分愛着も湧く。

橋本一生
1年前
1

明日は超異分野学会北海道フォーラム2022。これから札幌へ移動。札幌は久しぶりだし、なんなら対面の学会が久しぶり。ぼちぼちIEEEとかも出したいな。

橋本一生
1年前
1

研究が、知ることが、議論することが、この上ない喜びであることを思い出せた。

橋本一生
1年前
3

異分野融合ってとても難しい。どこかに引っ張られてしまう。バランス感覚を持ってリードできるようになりたい。

橋本一生
2年前
1

僕が所属する東京理科大学RISTスマートヘルスケアシステム研究部門のウェブサイトが公開されました!これから面白い研究を立ち上げていきますhttps://sites.google.com/view/smart-healthcare-engineering

橋本一生
2年前

今日は天気がいいから手ぶらで考え事に出てみる

橋本一生
2年前
1

4月より東京理科大学総合研究院スマートヘルスケアシステム研究部門の客員研究員を拝命しました。

橋本一生
2年前
3

技術系セミナーの講師に誘われた!

橋本一生
2年前
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メンタルヘルスの課題を考えるときに本人をケアするのはもちろんだが、それだけでいいのだろうか?職場でうつ病の同僚が出たときにあなたはどう振る舞うだろうか?そして、もしかしたら兆候に気づいていたが何かしただろうか?メンタルヘルスケアの研究はここをもっと掘り下げないといけない。

ビジネスで科学は濫用されている?例えば「科学的に証明されている」という謳い文句があるが、そもそも自然科学に証明などできるのだろうか?数学が公理系の中で命題の真偽を確かめるのとは全く違うのに。それに理論には成り立つための条件と限界がある。これを誤認させるのは詐欺ではないのか?

3月9日に僕が研究員をしている東京理科大スマートヘルスケア研究部門の年次研究報告会があります。部門の報告会と言いつつオープンな会で、41件のポスターと、教員限定のオーラル発表7件(僕も発表します)が集まりました!意外と多くて嬉しい。
https://sites.google.com/view/smart-healthcare-engineering/events

企業研究者といえど、目先の利益や需要を満たすことだけに囚われるのはよくない。いろんなプレッシャーもあるだろうけど、正しさ、誠実さを第一に考え行動したい。

「脱成長」という言葉を真剣に考えてみてもいいかもしれない。持続可能な開発目標(SDGs)も結局は経済発展することを前提としており、社会的、文化的そして生命圏の持続可能性は従属的であるように思えてならない。

メンタルヘルスの検出、予測に関する論文を読み漁っている。バイオマーカーが有効に機能したとしても、それはすでに起こり始めたストレス反応などであり、良し早期に予防することは難しい。そう言った意味ではソーシャルなもの、環境などより原因に近い(近そうな)要素を利用する方法がよさそうだ。

計算論的精神医学(勁草書房)をあらためて開いてみた。精神疾患系ではバイオマーカーがほとんど存在しないというのはとても重大な問題だと思う。メンタル状態の客観的検出に関する論文を漁っているが、根本的な部分で議論がつくされていないように感じる。なので、この領域を深掘りしていきたい。

論文など有料誌へアクセス可能かどうかは、意外とその重要さに気付けない方も多いところだと思う。所属機関が包括契約している方はぜひそれを活用してみて欲しい。

「自分でテーマを見つけることができたら研究の半分は終了」。僕が学生の頃に何かの学術集会で東京理科大学の故・関根先生がおっしゃっていた。自ら疑問を持ち、それを課題にできるというのは物凄く難しい。そして、その分愛着も湧く。

明日は超異分野学会北海道フォーラム2022。これから札幌へ移動。札幌は久しぶりだし、なんなら対面の学会が久しぶり。ぼちぼちIEEEとかも出したいな。

研究が、知ることが、議論することが、この上ない喜びであることを思い出せた。

異分野融合ってとても難しい。どこかに引っ張られてしまう。バランス感覚を持ってリードできるようになりたい。

僕が所属する東京理科大学RISTスマートヘルスケアシステム研究部門のウェブサイトが公開されました!これから面白い研究を立ち上げていきますhttps://sites.google.com/view/smart-healthcare-engineering

4月より東京理科大学総合研究院スマートヘルスケアシステム研究部門の客員研究員を拝命しました。