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2021年度春学期PFFP(大学の授業をデザインする)でのTF活動-5

2021年度春学期PFFP(大学の授業をデザインする)でTFとして活動することになった古賀です。今回はTF活動5回目の記録をしようと思います。4回目の活動についてまだご覧になられていない方はこちらをご覧ください。

PFFPでのTF活動-5

学生による1回目のマイクロティーチングが終わったので、その活動について書いていきます。

TF活動として以下のことを行いました。

・1クラスのマイクロティーチングの監督

・ルーブリックを用いたマイクロティーチングの評価

・マイクロティーチングに対するフィードバック

それぞれについて説明していきます。

1クラスのマイクロティーチングの監督

PFFPの受講生は11人で、全員のマイクロティーチングを1クラスで行うのは時間が足りないので、2クラスに分けてマイクロティーチングの実践を行いました。事前準備の段階では7人を担当する予定でしたが、受講を辞退する学生が出たので5人のマイクロティーチングを担当しました。受講生は今回どのような活動をするかをわかっていたので、進行に関しては時間管理が重要だなと思っていました。これまで課題協学のTFなどで、グループワークのファシリテーションとして1つの教室を任されることはありましたが、今回は自分が主体的に1つのクラスを進行から全て任されたのは初めてだったので少し緊張しましたが、大きな失敗なく無事に終えることができました。

ルーブリックを用いたマイクロティーチングの評価

マイクロティーチングの評価については、事前に長沼先生と事前提出資料をかなり詳しくみていたので、慌てることなく行うことができました。自分が担当したマイクロティーチングでは、事前資料をみた時の想定を超えるものはありませんでした。やはり、事前準備がとても大事で、しゃべりで挽回しようと思ってもなかなかできないと思います。15分で目標、構造を示し、目標が達成されているかを確認することは大変かもしれないですが、それこそミクロに90分の講義を見ると、マイクロティーチングの連続であるのでマクロ、ミクロの視点から授業をデザインできる必要があると思います。

マイクロティーチングに対するフィードバック

15分のマイクロティーチングが終わった後に、私と講義を行った学生は別室に移動して、ルーブリックを見せながらフィードバックを行いました。受講生の多くは大学生向けに講義を行った経験はほとんどなく、またその講義に対するフィードバックを受けたこともないため、現状を知るとてもいい機会であったため、率直な意見を述べました。それぞれのマイクロティーチングで改善点があったので、講義で学んだことを生かして、最後に行うマイクロティーチングで改善していればいいなと思います。

まとめ

無事に終わってほっとしているのが正直な感想です笑。マイクロティーチングの評価、フィードバック、時間管理、録画のチェックなどやることが多くて頭をフルに使っていたらあっという間に終わってしまった気がします。

半年前に自分が受講した際に、できなさを思い知ったマイクロティーチングの評価をすることになるなんてその時は想像していませんでした。評価をする立場でありながら、色々な分野の学生の授業実践を見ることは、勉強になったと思います。

今回マイクロティーチングで1クラス分を任されたことで、「90分の授業を1人で担当すること」、「授業実践に対する評価」に関するスキルを向上させることができたと思います。これからのTF業務や学生とのコミュニケーションを通してよりこれらのスキルを高めて行けたら良いなと思います。次回は、オンデマンド教材の動画の作成なので、楽しんで作成したいと思います。


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