給食の時間は何分あればよいのだろう。
2024年2月に福岡県の小学1年生が給食で提供されたうずらの卵をのどに詰まらせて亡くなった事故が発生しました。
食事中の窒息の要因については様々あると思いますが、早食いもその要因のひとつだと考えています。
給食の時間が短いと早く食べないといけなくなり、早食いになってしまうのではないかと思います。
小・中学校の給食の時間がどれくらいなのかは知りませんが、子ども達は食事にどれくらいの時間がかかるのかが分かれば、1つの目安になるのではないかと思います。
そこで日本の子ども達は食事にどれくらいの時間がかかるか調べた研究があったので紹介します。
●調査方法
調査期間:2016年11月~2018年9月
対象地域:32都道府県
対象者:1〜6歳は448名、7〜13歳は461名、14〜19歳は442名
食事調査:8日間の秤量記録(13歳未満の子どもについては、保護者が記録を記入した)
●食事に費やした時間の定義
食事の開始時刻と終了時刻の時間差
●1〜6歳の食事にかかる時間(平均)
朝食…25分
昼食…31分
夕食…35分
●7〜13歳の食事にかかる時間(平均)
朝食…19分
昼食…25分
夕食…31分
●14〜19歳の食事にかかる時間(平均)
朝食…15分
昼食…22分
夕食…29分
●感想
今回記載したのは平均の時間なので
食べるのが遅い子のことを考慮すると
保育園は30〜40分程度
小中学校は25〜30分程度
あってもよいのかなと思います。
食べるのが遅い子が
給食の時間で嫌な気持ちにならないように
配慮ができたら良いなー。
出典はこちら↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?