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しとしとドラマ「無脳シリーズ」第4話〜ほうれん草とちりめんじゃこをあえたもの。〜

りこはお風呂でおしっこをする。お湯を止め、湯船に浸かった瞬間、今までこれっぽっちも無かった尿意が、一気にりこの頭を支配する。脳みその鎖を解いてやると、ジュワッと、黄色い粒子が扇状に広がり、「これがアンモニアか」と、気づいた時には、溶けてなくなる。「アンモニアは水に溶けやすい。」
りこは大人しい女の子だ。メイクはナチュラルに仕上げるし、服は白色がよく似合う。大学まで貞操を守っていたが、最初に付き合った男がまずかった。男と同棲を始めた時分に、男はりこにお風呂でおしっこをさせた。「なんか不思議な気持ち……。」男はりこのおしっこを手で受け止め、流し、そのままりこの穴へ指を入れた。りこの穴はキュッとしまったが、お構いなかった。結局男は別の女を作り、りこは二日ほどそれで泣いた。
「でも、アンモニアだけじゃなくて、尿素や、水分とか、老廃物とか、色々入ってるよなぁ。」
「人からアンモニアが生成されるなんて、不思議。」

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