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Podcastとの出会いを生む『Podchaser』

主に米国のB2Cサービスリリースを見ていると、Podcast関連のものが多いように感じます。PodcastはApple社の造語でありあくまでもAppleのOSにおけるアプリケーションの一つですが、いまや「インターネットラジオ」として範囲を超えて使われていますよね。

自分自身、Podcastはここ5年くらいはPodcastで番組を聞くことは習慣化しており、とても慣れ親しんだサービスでもあります。

今回見つけたのは『Podchaser』。その名の通りPodcastの追跡、つまりタイムラインのUIでPodcastをフォロー・発見できるサービスです。

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サインアップするとTwitterを始めるときと同じようにいくつかの番組をフォローするようなオンボーディングが始まります。また、Podcastの発信者であるクリエイターのフォローもできます。ほぼアメリカのアカウントなので誰が誰だかわからないのは残念ですが...。

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自分のアカウントができると、フォローした番組やクリエイターをタイムラインに表示してくれます。定期的に聴きたいものを親しみやすいタイムラインのUIで閲覧できることは、実はApple純正アプリのように購読をする、というスタイルよりも自然に更新情報を確認できるかもしれません。

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新たに探そうとするなら、人気の番組を探したりカテゴリから探したりと、新たな出会いがありそうです。

また、番組をフォローすると同じ番組を聞いたユーザーのレビューも表示されるのも面白いところだなと思いました。

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Apple純正アプリだと、購読に特化しているのでシンプルがゆえにどうしても新しく探すという機能があんまり充実しておらず、ある程度有名どころしか探し出せないのはペインだなと感じていました。あくまでも購読している番組を聴く場所にとどめている感じがするため、同く番組を聞いているユーザーとのつながりやまだ見ぬ番組との出会いは弱いです。感覚的には、Podcastの世界には広い世界が広がっている気がするけど、接点を持てずに閉じた狭い世界に閉じこもっているような体験です。

一方でPodchaserのようなサービスは、TwitterライクなUIを採用することで、世界とのつながりを感じられ、Podcastが持つ閉鎖的なイメージとは逆でとても開放的な感覚を持てました。それによって、新しく探すことへのハードルを下げているんだと思います。

アメリカのPodcastばかりなので日常使いはしにくそうですが、いいPodcastを見つけられるサービスで日本向けに馴染みそうなものも色々使ってみたいです。


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