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日々クルアーンと預言者様の御家族と共に 3日目

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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって

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おぉ、アッラーよ!祝福くださいムハンマド様を
そして彼の御一門を
そして彼らの救済を近づけてください

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三日目

唯一神が唯一である理由

لَوْ كَانَ فِيهِمَا آلِهَةٌ إِلَّا اللَّهُ لَفَسَدَتَا فَسُبْحَانَ اللَّهِ رَبِّ الْعَرْشِ عَمَّا يَصِفُونَ

もし、その〔天地の〕間にアッラー(唯一神)以外の神々があったならば、それら(天地)はめちゃくちゃになったであろう。それで玉座の主、彼らが形容するものの上に〔高くいます〕アッラーを賛美します。

21.預言者章22節
※クルアーン日本語訳は「聖クルアーン日本語訳 澤田達一」より引用

説明:

上記の節と23.信者たち章91節の内容では、衝突における確証《بُرهان تَمانُع 》が提示されています。この確証は唯一神が唯一であることの最も重要な確証です。この確証が簡潔に示すこととは次の通りです:

1-もし、唯一である唯一神以外に、他の唯一神もしくは複数の唯一神らも存在するとなると、それらの各々が世界の統治において独立しなくてはならず、それと同時に他の唯一神を必要としてはいけません。

一方、明白なこととして、異なる2人の人物が行う統治や運営というのは、すべての事項において一致することは決してありません;ですからこの点において、他方の意志は必要ありません。

よって、複数の唯一神たちが存在するというのは、
世界の統治において彼ら同士が対立したり衝突する
or
他方の唯一神らに対して力が及ばない、無力である
のいずれかが必然なのです。

このことは、同時に世界の有り様を(注意深く)観察することで得られますが、存在世界のすべてのものは、明確で普遍的な法則に従っています。
ですから、世界における秩序を司る者は一人なのです。

ハディース

イマーム・サーディグ様(彼にサラーム)は仰いました:

正しい世界の統治や運営とそれへの結びつきが、統率者が一人である理由を示しているのです。
توحید صدوق، ص250

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